PRESSな時間

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2012-11-02 22:01:16 | 社会

11/2「核廃棄の未来」


今日自由報道協会で核廃棄物他、原発の未来像に付いての記者会見があった(配信はIWJ他で見て下さい)


核廃棄物の将来像については様々な議論がある。


しかし、この論議について一定の結論を出さないと原発を稼働するに当たっての未来はない。


今日の登壇者(田坂氏)の発言内容では具体的な発言は無かったものの,具体的な内容以前の論議に付いてとても興味深いものがあった。

私自身日本の原子力政策の決定的な問題の一つとしてこの、「人的、文化的論議」が欠如しているという点で田坂氏と一致していると思った。


核廃棄物の処分問題は今緊急の課題だ。

「核廃棄物の未来」というより、今どのようにしなければならないかと言う問題を国会や政治が与を徹して話し合わなければならない。

田坂氏も言っていたが「子孫が考える事」という発言(民主:江田五月氏他)は余りにも無責任すぎるのではないか。

ドイツでは原子力政策において倫理委員会があり、倫理故の「脱原発」を政策とした。

ドイツは化石燃料が自前で生産されるのでこのような政策が出来るのだと言う指摘もあるが、

それよりも人的な要素による決議がなされている事に日本の政府も注目した方が良いと思う。


宗教界も最近脱原発を表明している所もある

政府もこのような人道的な立場からも原発政策を模索してはどうだろうかと思う。