11/1「市民運動の今」
昨日私が事務局をしている市民団体の定例会があった。
その団体は憲法9条の死守を重点目標にしている団体で主催者は70歳を超える男性だ。
かつて憲法9条を守ると言う目的の市民団体は60年安保を契機としてかなり作られたようだが、現在は9条だけでなく反原発運動の中心になっていると思う。
しかし、参加者の多くが中年と言うより高齢になって来ている。
私の所属する団体も20代らしき若者が1人いるだけで若年層は余り見かけない。
昨日の会の中で来年の総会の内容を決めなくてはけなかったのだが講師の人選を巡ってなかなか折り合いがつかない。
時間の制約があるので早く決めなければならないのだが
話は会の根本にまで及んでしまい、
老会員は怒って帰ってしまった。
話は違うが今、国会では改憲論議が着々と進んでいる。
日常生活において私たちは憲法はあまり必要と感じてはいない。
しかし、除染事業や東電福島1-4号炉の収束作業が遅々として進んでいない状態において、
もし、人員不足という事態になった時、
9条を改憲し徴兵制を引いて
若者を除染活動や収束作業に送り込むという状況になった時、
この「9条を守る」というかすかな動きが重要な運動の一つになるのではないかと思った。
その時が来なければ良いが,,と思うのだが、
、市民運動は民衆の叫びから湧いて来るものだ。
若者も、
高齢者も
9条を守ろう。