goo blog サービス終了のお知らせ 

Oyaji's Diary

商売の宣伝にと始めたのに、いつの間にやら日記的ブログに。
広島の小さな酒屋のオヤジのブログです。

30年以上経過良好

2013年10月04日 | ろーかる
数ヶ月前から右下の糸切り歯が割れかけてる感覚があり、なんとか誤魔化しながら来たんじゃけど、今日、行きつけの近所の歯医者さんに行って来た。
そんな訳で、今日のブログのカテゴリーは「ろーかる」にするか、お薦めの町の歯医者さんなんで「お店」にするかで迷うたんじゃけど、医院を「お店」とするには抵抗もあったんで、「ろーかる」としました。(もしかしたら、以前も書いたお話かも知れんけど、2600近い記事を書いとると、それすら記憶があやふや。)

わしが、まだ幼稚園児くらいの頃には、庭に大きな池のあった歯医者さんに行きよった思うんじゃけど、確か、親父が出よったゴルフの会で先生と知り合うて、大学入試直前で痛み出した時や、その他、何度か無理も聞いて戴いたりで、行きつけの歯医者さんになったような記憶があります。
じゃけぇ、40年近いお付き合いになるねぇ。
そんな長いお付き合いの家頭歯科医院じゃけど、訪ねる時は、今回のように何かが起きてから‥じゃね。
で、その時に、先生は必ず、わしの前歯のレントゲンを撮ってんじゃ。
それは、30年以上も前のこと。奥歯が痛んで、診察して貰いに行ったら、一応、怪しい箇所のレントゲンを撮ります言われ、お任せした。 
上がって来た写真を見た先生が魂消ちゃった。「こりゃあ、奥歯どころの話じゃないわ。まっ、一応、痛まんようにはしとくけど、それより、こっちの方がおーごとじゃあ。ホラ、見てみんさい。」
そのレントゲン写真は下の前歯のもので、先生の説明を聞きながら見たわしはビックリ!
前歯の根っこの先が病気になっとって、かなり深く顎の骨を溶かし、膿が溜まっとって、もうちょっとで顎の先に届くくらいのところまで筋が入っとった。
先生は、なるべく自分の歯を生かし、抜歯は最後の最後まで踏み切らん事を信条とされとって、この時も、「下手にこけどもしたら、顎の骨が折れとる」状態の根っこの治療をして、骨を再生させようと提案され、それから半年近うかけて根気良う治療。お蔭様で、すっかり再生したんじゃ。
その治療とその後について論文を書かれた先生は、こうして訪ねた時は、自分の仕事へのご褒美として、必ずレントゲンを撮ってんよね。
わしは、「自慢の患者」なんじゃと。(笑)

で、今回の治療も長いことかかるんなら、11月中旬くらいから時間が取れんようになるんで、それまでに治療が終わるものか、それが難しいなら、来年に延ばしてもいいものかを、先生にご相談すると、今回の糸切り歯は、以前、神経を取って詰め物をした箇所らしく、それが取れかけて、その周辺がちょっと虫歯になってる。幸い、浅いので今日1日で終わるとのお話じゃった。
かくして、無事、本日治療完了!良かった良かった‥なんじゃけど、わし、今回の歯がそんな治療した事のある歯じゃったとは、ついぞ思い出さんかった。(汗)

本文とは関係ありませんが、本日の夕焼けです。
画像クリックすると、BGM「それでも夕焼け」 うた 加川良(東京キッドブラザーズ 『十月は黄昏の国』 1975年上演)が流れますよ。

引地町内盆踊り大会お楽しみ抽選券

2013年08月06日 | ろーかる
我が町、船越。住居表示は、線路から山側が船越1~6丁目、海側が船越南1~5丁目ってなっとる。余談じゃけど、わしが宅配バイトを担当しとるんは、山側の船越1丁目から6丁目。以前は南も行っとりましたが、山側だけで手一杯が現状です。
ほじゃけど、今も町内の行事などがある時の分け方は、上記の“丁”じゃ無うて、昔からの“字名”。
ちなみに、わしの住んどる地区は荷場片山‥荷場とは、昔はすぐそこまで海があって荷物を下ろす場所じゃったとかで名付けられたらしい‥つまり、町民大運動会なんかでのチーム分けは、花都・竹浦。引地・荷場片山・西・請田・東古谷・西古谷・入川・北鴻治・南鴻治・松石・シャルマン※シャルマンは字名と言うより、新たにできたマンション名で、そこの住民だけの参加になったんじゃろうね。

そんな地区の中で、この1年くらいで言うたら、最も元気のある地区じゃとわしは思うとるんが、引地地区。
どこら?って訊かれると、岩瀧神社の下から小学校の裏門の‥あっ、今は北門とでも呼ぶんじゃろうか‥山側の地区。境界線はいちいち微妙なんで、いかに“ろーかる”記事でも表現が難しいんで勘弁。(苦笑)
勢いの一端は、その小学校北門から出てスグんとこの集会所の外に、各行事ごとに地区民の写真展かと思われるように、参加者の写真が貼り出される。
顔なじみの皆さんや、若い人たちの楽しそうな笑顔がいっぱいの写真展示。ここに、地区の勢いを感じるんよね。(近くを通られた方は、是非ご覧になってみて下さい。)
確か、昨年は「亥の子」も復活されたんじゃないでしょうか。
お世話される方のご苦労は大変じゃろうとは思いますが、だんだんと地域の付き合いが廃れて行く現状を思うと、素晴らしいなと思うとります。
そんな引地地区の世話人さんから今夜、「頼みがあるんじゃが‥」と、わざわざ当店まで足を運ばれてお聞かせ戴いたんは、右の《引地町内盆踊り大会お楽しみ抽選券》を、「ウチの地区以外の町民の方にも参加して貰いたいけぇ、丸本さんとこで配って貰えんかね?」と言うお話。

毎年、3日くらいの盆休みは姉貴んとこが来たり、実家に行ったり、それでも店は開けとったりするんで、商売家の宿命とは言え、盆踊りに出向くことも無かったもんで、どんなことをしよってんか、詳しい事はワカランのじゃけど、8月14日、公民館で開催 引地町内盆踊り大会に、戴いた抽選券を持参し、会場でいろいろ楽しみよったら、午後9時くらいから空クジなしの抽選会が始まる。その時の、抽選券なんです。
※雨天の場合、盆踊りは公民館ホールでするんじゃそうです。

同地区では、盆踊りの本筋を守って、毎年14日にしよってじゃけぇ、前述の我が家じゃないけど、実家に帰られる人も居られるらしいんじゃけど、せっかく楽しい事しよるんじゃけぇ、ちぃとでも賑やかに開催したいと思うて、わしみたいなボンクラ酒屋(笑)にも頼みに来ちゃったんじゃろうね。ほうじゃ、船越の実家に帰って来ちゃった人らにはチャンスじゃね。
‥と言うことで、8月14日に船越に居られるアナタ、当店にて抽選券をお分けしますので、お申し出下さい。、
子供さんの喜ばれる店とかも出してらしいんで、是非、ご利用下さい!

微妙な段差

2013年07月11日 | ろーかる
「10日以降出荷荷物」の大波で、昨夜はクタクタ。ブログに書かにゃいけんこともあったのに、結局、書きかけで、いつの間にやら寝てしもうとった。左膝がズキズキチリチリ痛んだのにね‥。
実は、配達途中、けつまづいて、見事なまでの転倒!現場は、小学校へ続く歩道なんじゃけど、ここは、わしらが通いよる頃は川じゃったとこ。

その川をコンクリート板でこのようにフタをしたんよね。
わしらが小学生の頃、こんとにフタする言うたら、きっと“船越町立船小牛乳瓶のフタレース愛好会”が黙っとらんかったじゃろうね(苦笑)。
正門の所から牛乳瓶のフタや、木屑のこまいのを投げ込んで、写真の手前付近のゴールまで競争しよったもんよ。
そうそう、正門出て、今の踏切側に向かう道端には、時々、型取り金粉粘土細工や色付きひよこの的屋さんが店出しよっちゃった。
おっと、思い出に浸っとる場合じゃない。今日はもう1つ大切なブログ書かんといけんけんね。
とにかく、長年敷かれとる、このコンクリート板が微妙な段差を生んどるんは確かで、その段差に引っかかって転んだわしは、Gパンの膝を破き、膝頭のちょいと下を擦りむく重傷?(苦笑)を負いながらも、荷物は身を挺してほぼ無傷。しかも!その、不自然な“商売人受け身”を誰にも見られとらんかったと言う幸運。転ぶ時は、こうでないと。(笑)
昨夜のソフトボール練習時に、この前まで、この近くに住んどったS田クンに、きっと笑われるよなと苦笑いしながら事の顛末を話すと、息子もこけて、顎を切ったらしい。
そう、急いで駆けるも、足が上がっとらんかった年寄りだけがけつまづくんじゃないんです(笑)。皆さんもお気を付け下さい。

またひとつ‥

2013年06月24日 | ろーかる
1週間くらい前からじゃったか、ウチの店の通りにあった本屋さん跡の家屋が解体作業に入った。今日通ったら、土の匂いを残しながらも、家屋は跡形も無く、すっかりきれいになっとった。
ウチの前から郵便局方向に続く通りは、わしがガキん頃は賑やかな商店街じゃった。
いわゆる、「~屋さん」と呼ばれる商店が並んどったんよ。今でこそ、皆、シャッターが下りたり、住宅に建て替えられたりの通りじゃけど、ウチの横には派出所があって、その南側には畳屋さん。交差点越えた所から、八百屋さん、薬屋さん、駄菓子屋さん、金物屋さん、履物屋さん、呉服屋さん、手芸・洋品屋さん、ほって、今回更地になった本屋さん、米・酒屋さん、道路隔てて文具屋さん、その裏が綿屋さん。
今もある郵便局の隣はパン屋さん、散髪屋さん、ガス屋さん、お好み焼き屋さん、カメラ屋さん、歯医者さん、下駄屋さん。
こっから道路向かいに渡り引換します。食堂、肉屋さん、魚屋さん、八百屋さん、新聞屋さん、風呂屋さん、クリーニング屋さん、宝石店、クリーニング屋さん、散髪屋さん、たこやき屋さん、山側へ右折しちょっと歩くと、貸本屋さん。引き返して、ウチの前の薬屋さん、峠に向かって洋服仕立て屋さん。その前が駄菓子屋さんで、最後はウチの隣のクリーニング屋さん。
他にも、造り酒屋さん、釣り堀屋さん、電気屋さん‥などなど。

今から復活はせんじゃろう商店街。そんな場所で、店舗こそ建て替えたけど、今もこれしかできんけぇ、酒屋を営んどる当店。どこまで頑張れるじゃろうかねぇ。(笑)

今じゃ想像もできんじゃろうけど、あの賑やかじゃった昭和の懐かしき情景が思い出されました。


2013どきどきわくわく町たんけん

2013年06月05日 | ろーかる
今日は、地元の小学2年生の「どきどきわくわく町たんけん」。
当店にもワイワイガヤガヤと子供達がやって来ました。
店内をグルッと一周して、質問タイム。
子「お店で一番売れるものはなんですか?」
お袋が、「よその店にあんまり置いてないような日本酒やワインです。」と答える。
続いて傍に居ったわしを指差し、「このおじちゃんはね、ワインのソムリエ(正確にはワインアドバイザー)の資格を持ってるから、ワインもよう売れるんよ。」って、子供にはワカランじゃろ~
追い討ちをかけるわし。
「子供はお酒飲んじゃいけんの知っとる?」‥頷く子供達。
「なんで飲んだらいけんか分かる?」
子供「あのねぇ、酔って運転したりしたら、事故起こしたりするけぇ。」
わし「ウン。それも正解じゃね。あのね、なんでみんながお酒飲んじゃいけんか言うたら、みんなの身体がまだぐんぐんと成長しよる途中じゃけぇなんよ。脳みそも成長しよる。そんな時にお酒飲んだら、その成長止めたり、脳みそを壊すけんなんじゃ。で、飲んでも大丈夫な身体になるんが、20歳ぐらいじゃろうってことなんよ。じゃけぇ、それまでに誰かに飲んでみんさい言われても、絶対飲んじゃいけんよ。お父さん、お母さんに勧められても断るんで。まだ、みんなに話すには難しい話じゃけど、憶えとってね。」
いやはや、KYな酒屋親子でした。

暑い中、子供達はこの地区のお店3軒を回ってテクテクと帰って行きましたとさ。