足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

新春コンサート

2013年01月14日 | 日常
 世界的に活躍するジャズボーカリスト、ケイコ・ボルジェソンさんのコンサートが開かれた。
彼女はもともと「ラトビア」という国を支援していて、学校建設などの資金集めで協力してきた人だ。
前回は中国を旅して、「石の扉を開く」という企画でしたが、その後、福島支援のコンサートを続け、昨年は世界各地でコンサートをしながら支援を訴えて来た。

 「今年は母なる海を汚してはならない」という力強いメッセージと同時に、やはり企画が素晴らしかった。

 海は私たちが見ているより、もっと大きくて広い。
 海は酸素をもたらし、魚を生息させ、幼子を成長させる。
 母なる海、私たちは海とのうつくしいハーモニーを 見つけなくては
 そうしないと、私たちも海も生き残れなくなってしまう。

というような曲だったと思う。
 
ジャズとコラボしたのは、邦楽、アコーディオン、パーカッション、トランペット、それから、夫君のスエーデェンの楽器演奏だが、作詞作曲はほとんどケイコさんだ。

張りのある声と、舞台からの挨拶に、いつも感嘆する・・・。
サントリーホールは満席の賑わいでした。
そして、最後はお客様まで巻き込んで、「元気でいこう、2013年」と、ほんとにその通りの元気な終曲になった。

 
 こららのスエーデェンの伝統グッズは、福島支援に使われる。
 私もエコバックと、可愛いダーラヘストという馬の民芸品をゲット・・・。
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2013新年の写真展

2013年01月14日 | 日常
 (公)日本写真協会の新年会に、今年も新年の挨拶をと出かけることにした。

今年は写真の日に向けての行事で、「アジアの写真家たち」では、カンボジアの写真家たちの作品展示の予定でした。
でも残念ですが、予定が変更になったようで、まだ少し無理かもしれません。
昨年のカンボジアでの「フォトフェステバル」では、ほとんどが海外の写真家たちの展示で、企画もフランス人のようでした。
写真家として個展を開くようになることは、雰囲気的にも、文化的にも国全体が映像や写真文化に目が向けられるようになることが必要です。
カンボジアでは、良く結婚式の写真を撮る人を見かけますが、写真家として独自の作品を作ることが必要かもしれない。
昨年、日本国際映画祭に於いて、ダビィ・チュウ監督のドキュメンタリー映画をみたが、失われた文化の復興がいかに難しいかを考えさせられた。


新年の写真展は、写真家「林 義勝」さんの18代
「中村 勘三郎ー1975~1982」 モノクロの素晴らしい作品群であった。
オープニングパーティでは、最近また交流が復活して、京都、南座の舞台を撮るはずだったとか・・・。

場所は JCIIフォトサロン 2月3日(日)まで。
長い年月、舞台だけでなく、ちゃめっけたっぷりの若き日の勘九郎時代の私生活の写真もたくさんあり、写真の本来のあり方に触れたような気がした。

写真は「この人がこの時代に、こんな風に生きてきた証しなのだ」と。
このように後世に伝えることできる写真家の仕事は素晴らしい・・・と。

まだ見てない方は、是非に・・・。
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