足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

久しぶりの安曇野

2023年10月11日 | 安曇野
9月にはいり後半になってしまったが、安曇野の知り合いの農家を訪ねた。

田んぼの稲がほとんど刈り取られ、根元から新しい芽が出ている。季節が変わっていることを感じることができる。
それはアルプスからの山卸しの風を感じるからだ。
農家の庭先には、コスモス、休耕田の雑多な草花、畑のほうずき等、端境期に見られる風勢を感じることができる。

 

  

  

 
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雷のあと

2023年08月04日 | 安曇野
松林の中の我が家では雷が落ちるのではと心配が多い。

すぐそばで聞こえる雷鳴はどこかに落ちたのではないかと思うほど怒涛のような響きだ。

  どこから飛んできたのか、山百合の花。

  
  少し涼しくなった空は不思議なほど赤く燃える。有明山を前の道路から撮る。
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元気な安曇野

2023年08月03日 | 安曇野
余りの暑さにパターゴルフの林の中を歩いてきたら、向こうから元気なお年寄りの皆さんの姿が見えた。
「こんにちは」
「元気ですねえ」 お一人づつ写真を撮らせていただいたが、私はすでに熱中症の症状が出て、目が痛くふらふら・・・。

しばらく行くと歓声とともに賑やかなアナウンスが聞こえ、近隣の地方の中学生による野球の試合をしているところに出た。
「安曇野TVカップ」の試合だそうで、テレビの報道陣もちらほら見える。
この34度の暑さの中、中学生も元気いっぱいだ。
今は中学生も少なくなり、安曇野と松本と合同のチームになったという。
10年くらい前は、穂高の人口が増え続けて、中学校も増やしたという話もちらほら聞こえてきたが、今は野球をする子どもたちも減ってきているのかと思った。

  

  

 
 日陰で涼んでいた子どもたちが可愛い。暑いから熱中症に気を付けて!
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猛暑の夏

2023年08月03日 | 安曇野
今年に入って、久しぶりに安曇野に行ってきました。
朝は少し涼しくなりますが、日中は34度で東京とあまり変わらない。

農家の皆さんは、どんなに暑くても野菜畑の土を掘り起こしていた。
汗だくになりながら、こんがりと日焼けした顔が逞しくみえて、惚れ惚れとする。

いつもの知り合いの家に行くと、旦那さんが庭の梯子から落ちで大怪我をしたとのこと、そんな危険もあり本当に大変です。

熱中症に気を付けて早めに帰ってきた。

青田の中に入ると虫も見当たらないほど、暑い。
田んぼの水口からは、水がどんどん流れている。

  

  
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あの頃は

2022年10月28日 | 安曇野
思えば40年位前になるだろうか。
山好きで当時は山の会で楽しんでいた同居人が、借金をして安曇野に小さなログハウスを建てた。
手造りのログハウスは、当時はまだ作る人も少なかったようで、校倉式という作り方は建築許可が下りなかった。
色々と工夫して、5年半かかり出来上がった家が、私の今の撮影基地になっている。

当時とは大分変って、知り合いになった方や、写真集「安曇野歩歩記」に登場していただいた方は、ご無沙汰の間にあの世へ旅立ってしまった。
寂しいが月日がたったことを今回の安曇野で感じている。

歩き疲れてコーヒーをいただいた「有明美術館」が閉館になっていた。
雑木林の中にひっそりと建ち、ちょうどよい場所にあり近くに細い川が林の中を流れていた。
100点ほどの彫刻や作品の中には「ロダン」の作品もあった。
オーナーの松村 英さんは、かなりのお歳になったと思うけれど、とても素敵な女性だった。
名前は忘れたが大きな劇団の俳優さんだったと聞いた気がする。
行くたびに写真の話をした。アンリ・ジャコメッリの話では、辺見庸さんの日曜美術館でのお話が良かったとか。
写真家の林 忠彦さんのツーショットの写真を見せていただいたり、沢山の写真家との交流の話を聞いた。

今は多分暖かい伊豆の家の方でゆっくりと過ごされているだろう。
お元気でいることは確かだが、このコロナ禍で客足も遠のき寒い地域なので大変だったことでしょう。

安曇野でまた一人お友達に会えなくなった。

 
 
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10月の安曇野

2022年10月19日 | 安曇野
10月の入り天気が安定しない日が続いていたが、晴れが続いていたので秋の安曇野へひとっ走り・・・。

紅葉にはまだ早い時期ですが、野菜畑には青菜や野沢菜、キャベツ、白菜がいつものように丸く葉を閉じていた。
コスモスはすでに遅れ花。空はすっかり秋模様。

今年は柿が当たり年のようで、鈴なりのところが多い。
柿のすだれも先ず剥くのが大変な仕事だが、それを食すことが出来るようにするのは更に大変。
せっかく、吊るしても天気が不安定で雨が多かったりするとカビが生えてくる。
ある農家の人は、60度のお湯に通してから、吊るしているとか聞いたことがある。
ヘタに吊るす道具も、今は代用できる小道具があるようで便利に吊るしていた。

  

キノコもあちこちで見かける。当たり年のようだが毒キノコもあるので、素人は手が出せない。
そんなことが楽しみで、毎年の秋は楽しみにしている。

  

 秋の夕暮れも早い。
 
 
 

 
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安曇野の野菜畑

2022年08月04日 | 安曇野
猛暑の夏。今年は天候が不順だったので、野菜たちの大きくなりすぎたりしているようだ。
以前お会いした飯沼さんちの野菜畑を訪ね、奥様に菊芋の畑を見せていただいた。菊芋は生姜の様な形だという。
初めて知ったが茎の高さが1メートルもあった。またひとつ教えていただいた。
「キュウリが豊作で捨てるほどなので持って行ってください」と沢山いただいた。
食べきれないほどでやっと背負って帰る。
漬物にしたりサラダにしたり、ステックで食べたりと色々だが、とにかく東京で食べるものとは比べ物にならないくらい味が違う。
やはり、野菜は新鮮がいちばんだ・・・。
 
  

 

  

安曇野の夏。もうコスモスも咲いていた。
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夕方4時ごろ

2022年07月25日 | 安曇野
 安曇野に来て、撮影に出かけるのを止めようと思ったのは初めてかもしれない。
と言いつつ、せっかく来たのだからと、夕方4時ごろからちょっと近くを散策した。
昨日蕾だったオレンジ色の鬼百合が、今日は花弁を広げていた。
 
 
田んぼ道を歩く楽しさはまた格別で、以前「安曇野の田んぼ」の写真展を計画したが、冬の田んぼが撮れず年々寒さも増して中断している。
まだまだ深く知ることが出来てないし、知らないことも多すぎる。

休耕田が太陽光発電になり、その傍の畦にいつも会いに行く馬頭観音がある。雑草が刈り取られて剥き出しになっているのを見ると、なぜか悲しくなる。
 
  

滔々と流れる水路を見て、私が「今年は水量が多いですね」と近隣の人に聞くと、「いや、少ないんだよ」と言われる。
中房川からの分流で途中でいくつかに流れが分かれるが、「水域権」というのがあって、使う田んぼの持ち主は国にお金を払っているとの事。
  
田んぼに入る手前で、林の中を通ってきた流れが二つに分かれている。水は飲めるのではないかと思うほど透明な流れだ。

 
今日はあまり赤くはならない。
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夏の花

2022年07月24日 | 安曇野
 蒸し暑さと日中の炎天下。この頃は車で移動しないと長くは外を歩くことは出来ないと愚痴をこぼしている。
コロナ前までは夜は涼しかったし、風もあったが今年は暑いまま夜になり、太陽がなかなか沈まないので余計気温が下がらない。
外出できなくても、当たり前に自然は巡り日常は続いていく。
ここで見かける花はヒメジオン、アカツメグサ、ホタルブクロ、カンゾウ、ひまわりなどがいっぺんにいつまでも咲いている。
家々の庭や垣根にはオレンジ色のノーゼンカズラ、ムクゲ、紫陽花が鮮やかだ。
野菜の花たちも「はなまめ」の花が、改めて見直すと何と可愛いのでしょうか。

  
 
 こむらさきの可愛い花たち。 

せっかく来たのだから、半日は歩こうと松川村方面へ行くことにした。
以前写真を撮った田んぼ道は、草が刈られて置き去りにされた車がそのまま残っていた。
昔と随分変わってしまった。休耕田が増えて、そこには太陽光発電の大掛かりな装置が作られたり、材木置き場になっていたり・・・。
途中の中房川はここ数年、すっかり水量が少なくなって川のそばにあったゴルフの練習場は、空き地になっている。

  近くの人に伺うと中房川の水量は前から少ないと・・・。
  
 田んぼに捨てられた車。   中房川と合流する穂高川の川沿い、こんな道を歩くのが好きだ。
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久しぶりの安曇野

2022年07月22日 | 安曇野
コロナ対策でしばらくおとなしくしていようかと思いましたが、特急あずさに乗りました。
列車の中で読む本は、今回は写真家 大石芳野さんの「わたしの心のレンズ」 発行 集英社インターナショナル 定価900+税
旅の行き帰りに読むにはちょうど良い大きさと内容です。

本の内容は別にして、今回はしばらく行くことができなかったので、昨年の写真を届けたり家がどうなっているかの心配もあり出かける事にした。
昨年11月に行って約8カ月も留守にしたので、庭の草が伸び放題でクヌギの樹や漆らしい木もはびこっている。
直ぐに窓を全開にして、掃除からはじめた。
庭の小枝を伐っていたら、咲き終わったチゴチゴの大きな株を見つけた。
4時近く少し風も出て涼しくなったので、近くを探索してきた。
小さい花がそこ此処に咲き乱れて、ひまわりも笑っているようだ。
白いヒメジオンにアカツメ草、オレンジの鬼百合、ほたるぶくろに名もわからない花々。
コスモスももう咲いている。

  

 「田んぼの稲の開花が見たくて田んぼに行った。・・・
  光のおとずれを待っていたかのように稲が揺れ始め、花が咲き始め緑色の頴といういう核が開き、やがて雄蕊と雌蕊が出てきて受粉が行われる。
  稲の穂を見つめながら夢中でシャッターを切った。 受粉から45日後に米に成熟するという。
  汗ばんだ頬に青田を渡る風が心地よかった。」

写真集、「安曇野歩歩記」より夏の文

  

蒸し暑く雲もでてきたが、「暑い」を連発しながら夕方7時近くまで歩く。

 
夏の陽は夕方になっても、なかなか沈まない。夕焼けもない。
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