足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

大晦日に

2008年12月31日 | 日常
 今年も多くの皆さまにお世話になりました。自分がやりたいことは、家族も自分も健康で、できるときにやっておかないとと古くからの友人がメールで助言をしてくれた。ほんとうにそうだと思う。
 そう思って一年を振り返るともっとできるはずの環境があるのに、何だか努力が足りなかった。1、2月はほとんど遊んだ。3月に「視点」にでも作品を出品しようかと腰をあげ、4月はカンボジア正月を狙ってカンボジアへ出かけた。5月は視点作品のプリント、半切を焼いた。そうこうしているうちに6月、写真協会の「写真の日」行事が入ってきた。7、8月は出版社探し、9月10月は原稿を書いては直し、書いては直しをくりかえて大変だった。11月は校正して12月ようやく写真集が完成。写真はほとんど撮れなかった。
しかし、皆さんのおかげで等身大の私なりの写真人生に入れたのかなと感謝している。ほんとうにありがとうございました。
そして、良い御年をお迎えください。来年も相変わらずのご指導をよろしくお願い申し上げます。
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カンボジア写真集完成

2008年12月22日 | 出版写真集
 写真集「カンボジア はたらく子どもたち」が連合出版より発売されます。
完成した写真集を早々といただいてきました。皆様 どうぞよろしくお願い申し上げます。

1月15日発売 税込2310円
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安曇野へ

2008年12月18日 | 日常
 今年もあと2週間となった。冬はもう安曇野へ行けないので、早めに夫と冬支度にでかけた。1月~2月は安曇野はー15度と温度が下がる。雪はあまり降らないのだがとにかく寒い。山おろしの風が春先まで吹き降りる。撮影は今は収穫されない柿を中心に撮影しているが、今年も赤くはなやかに輝いていた。柿は私の好きな被写体のひとつだが、不思議なもので今までと同じ写真では満足できない。そこに生活があり、見てくれる人が暮らしを思い浮かべられる何かがほしい。この木は何年経っていて、なぜ収穫されないのか、どんな人が住んでいるのか、お年寄りが一人で暮らしているのではと考えてしまう。いろんな事が知りたい。今年は安曇野の知り合いの皆さんにすっかりご無沙汰してしまったので、挨拶しながらあちこちに寄り道して、「やっぱり山はいいねえ」と話しながら3日間で帰ってきた。
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写真協会表彰式

2008年12月14日 | 日常
 今年も写真界での写真活動や関連団体の表彰式が行われた。すでに春の叙勲のときに表彰された新人賞の方なども含まれている。私はいつものように受付で会費を徴収する係りなのだが、各写真関係のメーカーの重役などが集まるが、とくにそこで懇談できるわけではないので、お顔は少しづつ覚えるが仕事につながるようなコンタクトはとれない。それよりも多額のお金をまちがいなく徴収できているかが大事で慣れてきたから3年も続いて受付をしている。
 しかしながら、来年も「写真の日」の行事の予定が決まってきた。今年の「写真の日コンテスト」の審査員は織作峰子、斎藤康一、高砂淳二氏の方々なので楽しみだ。それから1000人の写真展には、たくさんのプロの写真家が出展するし、グループでの作品も展示される。ぜひ皆様もグループで展示してみてはいかがですか。ちなみに昨年はピンホールカメラのグループやモノクロのグループの展示がありました。
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忘年会二つ

2008年12月13日 | 日常
 12月に入り、まるでやらなければならないように忘年会が入ってくる。ひとつは、いつもの荻窪の仲間たちと東信閣の中華料理。新メンバーは最近会社を退職した独身女性が加わった。彼女はゴルフの友達であったのだが荻窪界隈で遊んでいるひとりである。もうひとつは、私が働いていた会社のメンバーだが必ず暮れには集まっている。話題は二つとも健康と景気の話が中心。話すことは認知症への予防になるとか、ならないとか・・・。とにかく我先に話さなければならないように言葉が飛び交う。みんなほんとうに元気だなあ~。最近の私はなんか、身体に自信がないんだよね。寒いからかな・・・。
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クリスマスコンサート

2008年12月08日 | 日常
 ケイコ・ボルジェソンさんのクリスマスジャズコンサートが開かれた。前にもお知らせしたかもしれないがケイコさんはジャズボーカリストでピアノ演奏はみごとな腕前で作曲もしている。今年はサントリーホールのブルールームでしたが、500人の席は満員になり、各方面からのお客様ではなやかな雰囲気であった。トランペット・ドラム・チェロ・の演奏者とご主人はスエーデンの方で民族楽器を奏でる音楽家たちが演奏した。舞台を彩る花のクリスマスツリーはお友達の華道家でケイコさんが時々声をかけながら、なごやかに飾り付ける。合間のお話はすべて毎回、アドリブでそれがまた楽しい。久しぶりに楽しい音楽会であった。
そして、彼女はミャンマーの子供たちの歌をつくり、今はカンボジアの子供たちへという歌を作っている。出来上がりがたのしみだ。
 終了したのが9時だから、そのあとケイコさんの自宅に15人ほど集まり、打ち上げをして帰宅。12時を回ってしまった。
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日本写真芸術専門学校へ

2008年12月07日 | 日常
 渋谷にある日本写真芸術専門学校へ行った。今年も生徒さんがカンボジアへ研修に行くことになったらしい。昨年の私の写真展「カンボジアの子ども」を見てくださったこの学校の校長先生、藤井秀樹氏が、またカンボジアの話をしてほしいとのことであった。日カンボジア友好55周年の写真展をカンボジアで開催し、その時に生徒さんに写真を運んでいただいた。お礼かたがた久しぶりに先生にもお会いすることができてうれしかった。そこではほんの数分、カンボジアの話をしただけであったが収穫があった。それは
 後で藤井先生から珍しい写真集を見せていただきお借りすることができたことであった。先生が書棚を整理した時に出てきたという写真集でベトナム戦争を取材し、カンボジアのプノンペン郊外で亡くなったフォトジャーナリスト、沢田教一氏の「戦場」という写真集であった。彼はこの取材で多くの賞をもらったが、中でも1966年、「安全への逃避」でピュリツアー賞に輝いたことが有名である。あとがきの中で自分が撮った親子の写真を手がかりに2年もかけて村をさがしまわり、賞金の一部36万円の中から6万円をその家族に渡したと書いてあった。当時のお金ではベトナムの家族にとって大きかっただろうと思う。
 もう一冊は1964年にカンボジアの遺跡を撮影した岩宮武二氏の「アンコール」という写真集だ。これは岩波書店から出版の30センチ四方の大きな写真集である。まだ内戦が始まる前の遺跡だが、素晴らしいのひとことです。
岩宮先生は林忠彦先生や秋山正太郎先生とともに写真の時代を築いた人だ。
こんなにきれいなモノクロはいままでに見たことがありません。
見たい人は連絡くださいね。
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舞台の写真

2008年12月02日 | 日常
 先日、大きな舞台の写真を依頼された。当日は早くから三脚とカメラ2台レンズ3種類持って会場に向かう。舞台で講演したり、演奏したり、会場の様子などを撮影したのだが、スポットライトの光源で肌が白くなり、周りはほとんど真っ暗な状態だ。こんなときはデジタルカメラが最高だということが遅ればせながら自分で確認することができたような気がする。
ISOを400.800.1600と変えて肌をスポットで測光する。周りとの兼ね合いで中間の露出を取ったが、やはりスポットが強すぎたので、AFにして露出をアンダーにした。3分の2でも充分で出来上がりはまあまあかな。喜んでいただけたのがうれしかった。それにしても実際には三脚は使用せず、ストロボも使わないで撮りまくった成果かもしれない。
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