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七尾城 (石川県七尾市)

2016-02-17 20:31:33 | 日本100名城めぐり

 標高300mほどの山頂から七つの尾根に 大小無数の曲輪を配置した山城で
 山頂にそびえる七尾城の威容は「天宮」とまで称されたという
 日本五大山城のひとつに数えられるほど巨大な城です


 「七尾城跡の説明」 です クリックすると大きな写真が出てきます
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能登国守護の畠山満慶が正長年間(1428年~29年)に築いたとされていますが
以後約150年間にわたって領国支配の本拠となり 戦乱が継続とともに増築され
五代当主である畠山氏の頃に最大の縄張りとなったといわれています



 「七尾城跡中心部復元イラスト」 です クリックすると大きな写真が出てきます
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山麓には一里余りも 城下町「千門万戸」が広がっていたそうです



戦国時代真っ盛りにつくられた山城ですが 主郭部分まで車で行けます
(七尾城資料館から徒歩で行くこともできるようです)



七尾城の中心部入口です ここから散策スタートです



今回はB.中心部コースを回ります



七尾城のふたつの散策コースの案内図です



A.制覇コースは沓掛から番所跡を通り七尾城資料館に至ります(健脚向きかも
ちなみに麓にある七尾城史資料館は 日本100名城スタンプ設置場所になっています



まずは調度丸をめざします



「調度丸」です 数段に積み上げられた高石垣に圧倒されます
 七尾城は本丸の石垣のほか 各曲輪の石垣のほとんどが現存しているそうです



 開発や災害などによる破損を逃れたために 遺構が良好な状態で残っており
 山城の歴史上重要な遺跡として 昭和9年に国指定史跡になっています





本丸までは石垣を横にみながら山頂を目指して登っていきます




「本丸の石垣」です 高石垣を積み上げる技法がなかったため
 低い石垣を数段に積み重ねたものと考えられています



「本丸跡」です 言うまでもなく七尾城の中心となるところ・・



本丸の説明です



本丸跡には神社(城山神社)がありました



城山神社からみた七尾市街地・七尾湾方向です




本丸跡 標高約300メートルからの眺めです



つぎの桜馬場跡に向かいます



駐車場から調度丸・本丸までは歩きやすかったのですが・・




山城ですからね~ でもこれくらいは想定内です




「桜馬場跡」です 軍馬の調練を行ったところとか



桜馬場跡の説明です



下に調度丸が見えています あの高石垣の上に立っています



「温井屋敷跡」です 



温井屋敷跡の説明です
そういえば遊佐・温井ら重臣の内応によって七尾城は落城したのでした



二の丸に行く前にちょっと寄り道を・・



「九尺石」です



 九尺石は七尾城で最大の石材で その大きさがそのまま名前となっています



「二の丸跡」です



とても重要な曲輪であったことがわかります



続いて三の丸に行ってみましょう~



山城というだけあって・・



とても急なルートがつづきます・・



途中に深い空堀も・・



天気がよくないときの訪城は考えものです・・



この二の丸から三の丸へのルートが一番大変でした・・



もう少しで三の丸です



「三の丸跡」です



 三の丸の説明です 七尾城で最大級の曲輪とか



つづいて安寧寺跡へ行ってみましょう~



また・・ 急な階段・・



「安寧寺跡」です



 安寧寺の説明です



 安寧寺跡に建つ畠山氏墓碑 すぐ脇には七尾城攻防戦の慰霊碑も建っています



これで七尾城の主郭部はほぼ回ることができました



本丸北駐車場にもどります・・




下山コース(七尾城史資料館へ)    本丸・駐車場へ



 空堀です 往時はもっと深かったことでしょう




本丸・駐車場へは 軽い登り散策路となります



調度丸の石垣が見えてきました



下山コースとの分岐から10分くらいで本丸北駐車場に到着です
 中心部コースをみてきましたが さすが最大級の山城1時間以上かかったと思います
  夏場でも雑草などを気にせず 散策することができましたが
   スニーカーなどの歩きやすい履物で訪れたいところです
次回は 「 城山展望台(七尾市) 」 をUPします 

【石川県七尾市】七尾城CGで復元




 



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