四半期配当（新会社法Vol.3）

日興コーディアルグループが、来年度から四半期毎に配当金を支払う制度に移行すると発表しました。
これは来春施行される会社法にて、配当回数の制限が無くなることを受けたもので、国内では初めての正式決定だそうです。
新会社法では、株主総会の決議によって何度でも剰余金の配当が可能となりました。簿記で習う配当可能限度額の計算方法も変更されていますね。

四半期配当はアメリカでは広く普及しているみたいですが、日本でも四半期報告の法制化が金融庁で検討されていますし、今後四半期配当制度が今後一気に広まってくると“四半期”の重要度がより高まってくるわけですね。
会計士にとっては、忙しい時期が途切れなくやってくる反面、会計士の求人需要がまた大きくなる要素の一つであると思います。
四半期報告が義務化されてくれば、それに伴う労力に応じ、監査報酬も上げないといけないんでしょうね。
ヾ(`д´)ノ"・∵

監査法人採用準備室
管理人　あかさか