今日の日経を見たら、こんな記事が。
『カネボウ粉飾決算事件で、同社の監査を担当した中央青山監査法人の公認会計士が粉飾に関与していた疑いがあることが十日、わかった。債務超過だった2002年3月期から二期の財務状況が健全であるかのように装った連結決算書の作成を承認したという。
(中略)
決算前に旧経営陣が、会計士と複数回面会し、債務超過を回避する方針を伝達。会計士はこの方針に沿い、黒字額を圧縮する微調整を施しただけで、資産超過に装ったウソの決算書の作成に協力。最終的には、虚偽の報告書という認識を持ちながら「適正意見」を出した・・・』
Σ(・ω・`|||)!!
日経の記事が、絶対だとは思わないのですが、
監査法人が「経営者不正を見抜けなかった」のではなく、「経営者不正に加担していた」とすると、
監査法人の存続自体が危うくなる可能性があるのではないでしょうか。
(監査法人からの日経記事へのコメントはまだ無いです。)
資本市場の会計士監査に対する疑念を払拭するため、当該監査法人がスケープゴートにされる(まぁ、監査が失敗したので身から出た何とかですが)事態もありえるのでは?と思いつつ、
中央青山監査法人が消滅して、上場会社クライアントが大移動したら
ウェブコンテンツを更新するのが面倒くさいな~と個人的には思ったり。
せめて三次試験が終わってからにしてくれないですか?
(´Д⊂
監査法人採用準備室
管理人 あかさか
『カネボウ粉飾決算事件で、同社の監査を担当した中央青山監査法人の公認会計士が粉飾に関与していた疑いがあることが十日、わかった。債務超過だった2002年3月期から二期の財務状況が健全であるかのように装った連結決算書の作成を承認したという。
(中略)
決算前に旧経営陣が、会計士と複数回面会し、債務超過を回避する方針を伝達。会計士はこの方針に沿い、黒字額を圧縮する微調整を施しただけで、資産超過に装ったウソの決算書の作成に協力。最終的には、虚偽の報告書という認識を持ちながら「適正意見」を出した・・・』
Σ(・ω・`|||)!!
日経の記事が、絶対だとは思わないのですが、
監査法人が「経営者不正を見抜けなかった」のではなく、「経営者不正に加担していた」とすると、
監査法人の存続自体が危うくなる可能性があるのではないでしょうか。
(監査法人からの日経記事へのコメントはまだ無いです。)
資本市場の会計士監査に対する疑念を払拭するため、当該監査法人がスケープゴートにされる(まぁ、監査が失敗したので身から出た何とかですが)事態もありえるのでは?と思いつつ、
中央青山監査法人が消滅して、上場会社クライアントが大移動したら
ウェブコンテンツを更新するのが面倒くさいな~と個人的には思ったり。
せめて三次試験が終わってからにしてくれないですか?
(´Д⊂
監査法人採用準備室
管理人 あかさか
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d2m2800428&date=20050828
監査報告書の利用者からすれば、「監査の限界」ではなく、「監査の失敗」以外の何者でもありませんね。
中央青山は法人としての関与を否定しているようですが、個々の監査を法人内で審査しているのだから、審査体制の不備を認めなきゃあかんでしょう。三菱東京FGとUFJの監査もトーマツに統一されるのかな。問題なのは監査ってやっているとき、何も起きないときには監査報告書の利用者は評価のしようがないけど、粉飾などで経営破綻などに至って初めて、「監査が悪かった=監査の失敗」が明らかになりますね。
プレスリリースhttp://www.chuoaoyama.or.jp/pr/press/prpre050912_0101.html
他の監査法人はココゾとばかりに営業攻勢を仕掛けていると聞きましたが、対岸の火事では済まされない事態という事を理解されているのでしょうか。
会計士協会: http://www.jicpa.or.jp/about_the_jicpa/jicpa-topics/20050916-kaicho.html