雑賀孫市(まごーん)の中の人ブログ

まごーん(中の人)が独りでぼちぼち呟く。

國民政府の重職を歴任した汪精衛

2014年02月24日 13時40分49秒 | 中華民国南京政府
こんにちはまごーんです。お昼はラーメンでした。
今日も昨日に引き続き、南京政府について話します。
まず、南京政府の中心となる

汪精衛についてですね。イケメンです。汪は南京政府主席として、戦後は漢奸とされてますが、彼は中国建国の父である孫文の愛弟子で彼の遺言などを起草するなど、大変な信頼を得ていました。
1925年に孫文が亡くなると広東で国民政府常務委員会主席・軍事委員会主席を兼任します(広東國民政府)。つまりNo.1です。余談ですが毛沢東(マォツォトン・もうたくとう)もこの政府に参加してました。
1926年にはいわゆる北伐が開始され、政府が武漢(ウーハン)へと移りますが、ここでも汪は主席となっています(武漢國民政府)。しかし、次第に蒋介石と衝突し汪はフランスへ亡命します(翌年に蒋介石の招電で帰国し中央常務委員、組織部長に就任)。
1932年に蒋と汪を中心とする南京國民政府(汪の南京政府とは違います。ややこしいですね)が発足し、汪は行政院長、鉄道部長などを務めます。

本日はここまで