雑賀孫市(まごーん)の中の人ブログ

まごーん(中の人)が独りでぼちぼち呟く。

収集品をネット展示してみる(早雲寺殿廿一箇条)

2014年02月22日 22時53分45秒 | 収集品
こんばんはーん。まごーんやー。
今日も収集品をあげます。
今回は室町期から戦国草創にあたるもの。

早雲寺殿廿一箇条(復刻・原本は国立公文書館所蔵)です。
この書状は江戸時代の盲人学者、塙保己一が編纂した国書の叢書である「群書類従」に記してあったものです。
北条早雲(伊勢宗瑞)が伊豆を手中にした頃に作成し、子孫が手を加え完成したもので、戦国大名が残した家訓の代表格として知られます。
内容は早寝早起き、倹約の推奨のほか「廊下で噂話する者の周りにいないように。そのような雑談で笑っていると同輩などに見限られるぞ」と、現代でも役に立つことが書いてあります。
早雲の死後。子孫たちはこの家訓を守りながら、北条五代百年の繁栄を築いていったのです。