頑固爺の言いたい放題

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「武漢ウイルスと呼ぶべき訳」

2020-03-20 13:12:15 | メモ帳

19日の産経新聞に掲載された阿比留瑠比氏の「武漢ウイルスと呼ぶべき訳」という見出しのコラム記事を部分的に引用する(赤字)。

「『武漢熱』などと差別的な表現をする自民党議員がいる」立憲民主党の蓮舫副代表は2月15日、ツイッターでこう指摘した。特定の地名と結びつけることは、風評被害や差別を助長しかねないとの懸念からだろう。とはいえ責任回避をもくろむ中国の姿勢を見ると、地名や国名を外すことはむしろ弊害を生むのではないか。

米国では、政府高官がこのウイルスについて「中国ウイルス」(トランプ大統領)、「武漢ウイルス」(ポンぺオ国務長官)とはっきり呼んでいる。・・・・

中国外務省の耿爽報道官は、トランプ氏の「中国ウイルス」発言に対し、「強烈な憤り」を表明している。まるで、ウイルスが中国とは無関係だと言わんばかりである。・・・

日本では麻生太郎副首相兼財務相が10日、「武漢ウイルス」と発言したことがマスコミに批判的に伝えられていた。だが、呼称を曖昧にして中国をかばい、その宣伝戦を野放しにするのは、世界の一員として無責任だといえる。


(注)トランプ大統領のツィッターを確認したところ、China VirusまたはChinese Virus と呼んだことを確認した。また武漢の英語表記はWuhanである。

中国の習近平国家主席は16日発行の中国共産党理論誌「求是」への寄稿で、「新型コロナウイルスがどこから来て、どこへ向かったのかをはっきりさせえなければならない」と主張した(新華社通信―読売新聞3月17日)。

新型コロナウイルスが武漢から始まり、その蔓延は中国政府が情報隠蔽したことが原因であることは明白である。それにもかかわらず、中国政府が責任逃れの発言を繰り返し、あまつさえ「米国が持ち込んだ」に及んでは、よくまぁ臆面もなく言えるものだと呆れるばかりである。つくづく中国人の思考回路は異常であると思わざるをえない。少なくとも、日本人には出来ない芸当である。

言い争いしている米国と中国の喧嘩は幼稚にも感じられるが、放置するといつのまにか本当になるプロパガンダの怖ろしさを知っているからこそ、米国は躍起になっているのだろう。そして、トランプ大統領は中国の体面を傷つけ、中国への嫌悪感を煽ることで、世界制覇を目論む中国の野望を打ち砕こうとしているのだと推測する。

嘘を放置すると、いつのまにかそれが真実として認識されるにいたることは、「南京大虐殺」の大嘘とよく似ている。人口よりも多くの人が殺されるなどマンガチックな言説だが、それが信じられてしまうから怖い。贖罪意識で大嘘に反論しない日本は、“とんでもないことをする異質な国だ”という印象を国際社会に植え付けられた。

もし、新型コロナウイルスが日本から始まっていたらどうなったか。多分、日本政府は国際社会に不始末を謝罪するだろう。そして、とてつもない巨額の損害倍種を請求され、国家破産を宣言するのではないか。(笑)

 

 

 

 

 



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5 コメント

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Unknown (草莽崛起 武漢肺炎)
2020-03-20 18:26:10
頑固爺さんのコメントに同意です。私は当初から【武漢肺炎】と呼んでいますし、これからもそう呼びます。

WHOがその命名ルールとして特定の国名、地名を
つけないのは理解はできます。私の知人である中国人は、皆 中国に住んでいますが、誠に申し訳ないと恐縮していますが、かの国の為政者はこれっぽっちもそんな気持ちはなさそうです。

1:昨年11月には、これまでとは違う肺炎らしいとの発言がツィートされたが、習近平が参加する会議を控えていたゆえ、それを意図的に秘匿し、その医師を為にする発信をしているとして糾弾。その医師は感染して'亡くなりました。残念です。今頃、英雄扱いだって。

2:武漢市のマーケットが発祥地らしいと、高い確度で推測されていながら、その閉鎖迄 考えられない時間を要した。

3:初期対応をしくじった中国共産党は、その独裁的強権でもって、都合の悪いことに封印しまくった。

4:タイミング的に春節が被ったことで、中国人が国内外にいわば民族大移動することで、世界中に感染が拡がることのリスクを知りながら、出国を野放しにした。

何も中国、中国共産党、中国に土下座してくれなどとは
求めないが、中国発の原因不明、治療法が未だ分からない、厄介な感染症である事に違いないのだから、謙虚な対応が当たり前。これって中国共産党には全く無理な事は百も承知だけど、既に中国、中国人バッシングは世界中で起きている。

先日訪れたLAでは、知人の知識層に属するアメリカ人が押し並べて中国の対応を非難していたが、未だ米国ではインフルエンザ騒動の最中であったので、今頃は
もっと激しくなっているに違いない。

死者の数でイタリアが中国を抜いた由、いずれ中国共産党はその巧妙な手口でもって、イタリア・ウィルスとか
マカロニ或いはパスタ肺炎とか呼称しかねない。

我が日本は、一連のクルーズ船対応、習近平に忖度しての中国人入国規制の遅れ等々、今後きちんと総括しなければならないが、中国と言い、韓国と云い、何とも難儀な隣人を持ったことか。

正直者(国)が馬鹿な目に遭わない様に、出鱈目な定説が根付かない様に、まなじりをきりりとして臨まねばならないと切に思う今日この頃。
Unknown (櫻井猛夫)
2020-03-21 20:32:45
ぼくも、頑固爺さんの御意見に賛成です。

この度の新型肺炎は【武漢肺炎】と呼ぶべきです。
あるいは、チャイナ肺炎、中共肺炎と読んでもかまいません。

別に差別ではありません。
武漢から蔓延し始めたのは事実ですから、武漢肺炎と呼ぶしかありません。

事実は事実なんですから、しかたがないでしょう。

安倍総理も、はっきりと武漢肺炎と呼んでいただきたいです。
武漢肺炎 (頑固爺)
2020-03-21 21:14:31
草莽崛起様
桜井猛夫様
毎度コメントを頂き有難うございます。意見が同じ方がいると、気分が高揚します。今晩は良く眠れることでしょう(笑)。
Unknown (Unknown)
2020-04-23 22:00:46
おい、聞きたいことがある。もし日本で発生したら安倍が謝ると思ってんのか?ちゃんと政治は見ているのか?まさか習近平に安倍が忖度したからこの結果になったとはまだわからないのか?

あと地名+ウイルス名は差別だよ。水俣病とか四日市ぜんそくという名前のせいで水俣や四日市の人達がどんな思いをしたか分かるか?それも分からんあんたら3人が日本を傷つけていることを自覚しろよ。ちゃんと政治見ろよ!何も分かっとらんやないか!
武漢ウイルス (頑固爺)
2020-04-25 13:45:32
Unknown様
前半:冗談までイチャモンつけられるのは心外です。
後半:中国の情報隠蔽でこうなったのだから、犯人を忘れないように、永久に「China Virus」とか「武漢ウイルス」と呼ぶべきです。日本では「新型コロナウイルス」という呼び名が定着したのは残念至極。

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