saeのブログ

いろいろと書いていきます。

東急東横線の「女性専用車」で、また男性客が不快な思いを・・

2010-07-16 | 女性専用車両のこと
ドクター差別さんのブログ「差別ネットワーク」の記事、
なぜ任意と言わないのか?」を拝見しました。

ドクター差別さんら、複数の男性が、昨日(7/15(木))、東急東横線の
「女性専用車」に乗車していたら、女性客から「女性“専用”ですから・・」などと
声掛けをされた、等々。

駅員も、例によって、「「女性“専用”車」は乗客の任意の協力で成り立っている」
という説明は、(その場の一般客へは)明確には説明しなかったようです。

もし、一般客に、きちんと「任意性」が周知されていれば、
一般客の中で、男性客に余計な声掛けする人は少ないはずですが・・。


だいたい、このような時は、駅員や車掌の矛先(ほこさき)は、
余計な声掛けをした女性客でなく、男性客の方に向きますね。
おかしいですね・・あくまで「任意協力」の車両で誰が乗っても
構わないですのに・・。

記事中には、録音(You Tubeへのリンク)も4件ありますので、
皆さん、お聞きになるといいでしょう。

普通に乗っているだけの乗客どうしが、
このように口論になるなんて・・おかしいですね。

今の日本の憲法・法律の下では、同じ運賃を払っている乗客を
性別だけで排除することはできないのです。
ですので、厳密な意味での「女性“専用”車」のような「専用車両」は、
日本では、作れないのです・・。
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4 コメント

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メロスタヒロミさん、コメントありがとうございます (sae)
2010-08-03 19:06:51
メロスタヒロミさん、コメントありがとうございます。
「任意性」については、鉄道会社が一般客にきちんと周知すればいいのです。

>女性専用車両があることで、助かっている、安心している人もいると思います。
一部の犯罪者のせいで、不快な思いをする乗客がいるのも事実ですね。
ただ、その対策をどうするか。

単純隔離(善良な一般客を含めて隔離=排除してしまう)が妥当かどうか、は明らかです。
法制度上も実施できないのが「専用車両」ですので。

1995年の地下鉄サリン事件の被害者の女性で、裁判員候補になった方がいましたが、
駅や霞ヶ関の建物を見ると足がすくむ、等と話していましたね。
その被害者の心情を汲み取るのは難しいのですが、
では、その心情に沿って、例えば、「自分(被害者)は、人混みの地下鉄に
乗るのは耐えられない。自分が乗る時には、多くのお客さんを乗せないで…」
という要望(がもしあったら、それに)に応えることが、はたして可能でしょうか?。
できることと、できないことが、どうしてもあるでしょうね。
返信する
Unknown (メロスタヒロミ)
2010-08-03 09:16:18
コメントありがとうございました。

正直言って、自分の立場でしか見ていませんでしたし、女性専用であることが任意であることの認識もありませんでした。

良い勉強になりました。

どれだけの効果があるのか分かりませんが、女性専用車両があることで、助かっている、安心している人もいると思います。

いろんな立場の方がいることを知り、譲りあう気持ちを持てば不必要な嫌な思いをすることもなくなるのだと思います。
考えるきっかけをいただきありがとうございました。
返信する
mickeyみきおさん、コメントありがとうございます (sae)
2010-07-22 22:05:36
mickeyみきおさん、コメントありがとうございます。

このブログは、気がついたことを、書きたいときに書いているだけですので、
疲れなどありませんよ(苦笑)。

mickeyみきおさんは、JALにお勤めだったのですか?。
「JAL崩壊」は、一部ですが、読みました。
(5/14の記事「「JAL崩壊」という本を読んで」
http://blog.goo.ne.jp/sae8100/e/357ed7c4273b4e73db26773fc874c8c0

後半の章は、上記記事にも書きましたが、「2ちゃんねる」並みの印象ですね。
最初の方、JASとの合併の部分は、それなりに読む価値はありそうでした。

>ボクが思うJALの最大の問題は労使対立であり、・・
JAL労組に関する、いわゆる「悪評」は多々あるようですね。
ですので、労組問題も、崩壊の一因かもしれません。
が、問題点は、必ずしも1点には集約できないと思いますね(一般論としては)。

また何か、お気づきの記事がありましたら、お越し下さい。

(追伸)
コメントを書かれる時に、ご自身のブログのURLも
書いていただけると助かります。
返信する
コメントのお礼 (mickeyみきお)
2010-07-17 17:41:51
コメントありがとうございました。
こんなにまじめに意見してくれるのは初めてだったので、感動しました。
とはいえ、今後は堂々と女性専用車に乗るつもりは、さらさらありませんが。(笑) 現実として、乗ってて快適ではないですからね。

本来は、お互いのモラルによって、あえてシバリを設けずとも快適な社会生活が行われるべきところ、やはりオカシイ人はいるわけで、そのために時には法という名のルールで線引きする場合があり、あるいは今回のように、公的機関が自ら勇み足的な対応をする、ということでしょうか。

貴方のブログ、拝見させていただきました。
世の中でオカシイと思ったことを「オカシイではないか!」という姿勢は大切で、特に公的権力に対してはちゃんと言っていかなきゃならない。
ボクも、独断と偏見ですがそういう思いがあった時は、電話なり文書にて相手に意見することもありますし、皮肉とユーモアをこめてブログで紹介することもあります。
そんな意味で、貴方のスタンスは好きですし応援します。

それにしても、この手の話を仕事として扱っている人ならともかく、これらばかりのブログって疲れませんか?(笑)

ちなみに、昨年までボクはJALの社員でした。最後は空港で接客の責任者をやってました。
最前線にいて、さまざまな文句をつけられる立場にいた者としては、「JAL崩壊」は麻薬のようにスッキリする本でした。
貴方がお読みになったかどうかは分かりませんが、ボクが思うJALの最大の問題は労使対立であり、特に先鋭的な複数の乗員組合によるストライキ等の問題行動には、直接仕事において被害をこうむる立場として、もはや感情的な怒りを覚えていました。
この本も、おそらくそのような感情をもって書かれたんだろうなぁと、共感をもって見ております。それなりに売れている本ですが、おそらく内部の人間が多数買っているのではないかと想像します。
第三者からみれば、語るに落ちる内容かもしれませんが、いろんな立場があるというわけです。

今後も、貴方のブログを興味をもって読ませていただきます。
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