粟島浦漁業協同組合gooブログ

新潟県の日本海に浮かぶ周囲23kmの小さな漁業と観光の島、<粟島>粟島浦漁協から旬の情報をつづります。

先日「使い捨てカイロを活用した藻場再生」の研修

2011-09-30 17:03:01 | 藻場再生
先日、粟島週末キッズ教室で「使い捨てカイロを活用した藻場再生」として~海を元気にしよう~鉄炭団子づくりを行いました。



なぜ山に木が必要なのか、なぜ森が必要なのか、なぜ磯焼け(海藻がなくなる)がおきているのか、・・・・

なぜ鉄が必要なのか、なぜ使い捨てカイロなのか・・・・カイロの中身は鉄粉と活性炭=鉄と炭

等々、前半イラストを使ったりの説明がありました。



次に後半実技として「鉄炭団子づくり」に挑戦しました。

◆理論編
カイロ=鉄と炭がなぜ⇒電池の原理 鉄が溶け鉄イオンと電子が発生

では、身近にあるもので実験開始。

粟島の 竹炭+アルミホイル(鉄の代わりの金属)+塩水(海水)+ペーパータオル を使って メロディーホン を鳴らしてみました。

結果は、ハピーバスデー・・・・♪♪♪♪♪と見事になりました。


①ペーパータオルに飽和食塩水(これ以上溶けない)を浸す。
②①を竹炭に巻く。(竹炭の両端が出るように)
③巻いたペーパータオルの上からアルミホイルを巻く。(ペーパーの両端と同じか少し出るくらい)
④メロディーホンの端子線のプラス(+):赤い線を竹炭に、マイナス(-)を反対側のアルミホイルに当てる。
⑤見事にメロディーが流れだす。

電子差からアルミが溶けイオンが発生し電子が炭素(炭)へ流れている証拠です。


◆実技編
さて、カイロの開封、粘土とクエン酸を混ぜこねる。

団子づくり、各々好きな形 ○ △ 団子? おにぎり? を作りました。

全部で129個の団子が完成しました。

乾燥させました。

粟島漁業集落 では、このように海 藻場の再生にも取り組んでいます。

イラストを使った講義  電池の実験 

 本題の団子づくり  見事な団子 129個完成

振り返りを行い本日の研修終了。お疲れ様でした。


一日、一力、一心。          合掌










今日のアマダイ

2011-09-28 14:23:09 | 漁獲
今日の

14:00過ぎにアマダイ漁船が揚ってきました。

新鮮なアマダイが出荷されていきます。

   

アマダイ:スズキ目>キツネアマダイ科>アマダイ属>アマダイ
日本では高級食材として扱われる。焼き魚、干物、鱗焼き、粕漬け、西京焼き等々さまざまな料理で食べられています。

一日、一力、一心。    合掌 

粟島産 えご 健康の島=粟島

2011-09-20 09:12:53 | 営業
えご練 を作ってみました。初心者ですので大目に見てください。

1.えご草を水に戻して洗いゴミ、他の海藻を取り除きます。

2.鍋に入れヒタヒタになるくらいに水を入れ中火にかけます。(水の量目安⇒乾燥えご40g+水2ℓ)

3.沸騰したら火を弱くしてコトコト20分~30分煮詰めます。この時、焦げないように木べら等でかき混ぜます。

4.途中で浮いてくるゴミ、他の海藻を丹念に取り除きます。手を抜くと食べるとき舌触りがよくないです。(我慢のしどき)

5.木べらで持ち上げボタボタと落ちる感じになったら火を止めます。

6.タッパーなどの型に流し込み冷まします。

7.荒熱をとったら冷蔵庫に入れ冷やし固めます。

8.固まったら適当な大きさ(1cm位の厚さ)に切り皿に盛りつけます。

9.お好みのタレをかけて召し上がります。

ポン酢


酢味噌


10.①刻み葱に鰹節を載せ生醤油を掛ける。②辛子味噌。③酢味噌。④ポン酢など、各種お試しでお好みをお探しください。

素人なりに挑戦しました。

なかなかの出来でした。出身の佐渡の「いごねり」は大好物です。似た味に出来上がりました。手作りで磯の香りが強いでした。

佐渡の「いごねり」は薄く延ばしたものを巻いた製品です。小口に切り刻み葱に生醤油でどんぶりいっぱい食べます。

食物繊維、ミネラルが豊富でダイエットに如何でしょう。生活習慣病予防にも如何でしょうか。

ぜひ一度、お試しください。 粟島浦漁業協同組合へお問い合わせください。0254-55-2121


健康に感謝、一日、一力、一心。       合掌
















サザエ

2011-09-16 17:10:47 | 日記
先日、サザエ駆除に行ってきました。

いるいる、まだまだ資源は豊富なのか?」

いやいや、磯焼け海藻が全くない。

エサがない、かろうじて生きている。生きています、ウンコしてます。

人間から見れば、身が痩せている、良くない。

磯焼けの要員には食概説=ダマ、サザエが海藻を食い尽くしてしまった。

そのための駆除実験です。

回収してきたサザエは大き目を選り出荷しました。

小さいものは、割と海藻のあるところへ放流してみました。
大きくなって帰ってきてほしいものです。
これも、管理漁業の一つですかね。

自然界の営みをまだまだ、人間は把握できない。


       

一日、一力、一心。            合掌