粟島浦漁業協同組合gooブログ

新潟県の日本海に浮かぶ周囲23kmの小さな漁業と観光の島、<粟島>粟島浦漁協から旬の情報をつづります。

使い捨てカイロで藻場再生 研修

2012-09-18 15:47:50 | 環境・教育
使い捨てカイロの活用で藻場再生の取り組みに

村上の「イオン村上東店:チアーズクラブ」の子どもたち、スタフ30名近く

粟島に来島し、ボランティア+研修を行いました。

粟島到着からお昼までは、自然観察かねて穴釣りに挑戦しました。

大物を釣り逃がしたりしました。



お昼はお弁当をいただきました。


午後からは 本題 使い捨てカイロを活用して藻場再生の取り組みについて

漁協のコワオモテのおじさんたちの説明を受けて実技も実施しました。

お魚つれましたーーーか? 釣れた、釣り逃がした、などなど  
お魚が隠れる藻場少なくなっているんだ
海藻を増やしてやれば、魚も多くなり、釣れるんだ

・カイロによる藻場再生の原理 ⇒ 鉄イオンが必要、海が貧血
・カイロの開封作業 ⇒ 単純作業、飽きちゃう、大変
・キレート液の作成 ⇒ 鉄イオン
・鉄炭団子づくり ⇒ 鉄イオンが徐々に溶け出す
・鉄炭団子の海に設置 ⇒ 実験結果の観察も必要

みんな、真剣に聞き入り、質問もでました。
作業も一生懸命やりました。

カイロの開封 大変だ、あきちゃう


キレート液の作成


鉄炭団子づくり


つよくにぎって、かたちをととのえて


ならべてかんそう


てつすみだんご うみに せっち


かんさつがひつようだ


きねんかーど ちょうだい




記念のカードにご満悦。

今日の学習を家に帰り、おとうさん、お母さん、お兄ちゃん、友達に 話そうね。
また、自分たちの住んでいる地域の水質浄化などに使ってみよう。


※ご注意:この技術は、無有産研究所 杉本幹生さんの知的所有権に帰属します。※



帰りのカーフェリー、大漁旗のお見送り。

ご来島ありがとうございました。ボランティア+研修お疲れ様でした。


一日、一力、一心。     合掌













粟島サザエ・シタダミ(巻貝)捕獲大作戦 開催

2012-08-07 13:27:24 | 環境・教育
粟島では

環境・生態系保全活動支援事業として「粟島サザエ・シタダミ(巻貝)捕獲大作戦」が実施されます。
粟島の磯焼け問題解決のためにご協力をお願いいたします。

海の森を一緒に育てていただけませんか?



日程:8月26日(日) 9:30~12:00

参加費:大人500円、子ども200円 ※10歳以上

定員:30名(先着順)

主催:粟島藻場保全活動の会

締切:8月20日(月)

お申し込み・お問合せ先:粟島浦漁業協同組合 担当:渡辺
               TEL 0254-55-2121 FAX 0254-55-2109
               E-mail a.gyokyo@jf-awashimaura.com

★詳細、チラシ「粟島観光協会HP」




使い捨てカイロで藻場再生  国際的に・・・

2012-07-15 16:33:19 | 環境・教育
昨日、韓国の留学生が先生と粟島に来島しました。

観光のみでなく、島の暮らしに役立ちたいと

島での労働をかって出てくれました。

今日、じゃが芋堀りの手伝いを想定していたのですが、あいにく応募もなく天気も雨



そこで、使い捨てカイロで藻場再生のお手伝いをしてくれることになりました。

先ずは、この作業は何のために行っているのか、などの説明から始まりました。

続いて作業の説明を受けて作業開始。

総勢28名で行っていただきました。本当に助かります。感謝です。
ありがとうございました。
地球規模で磯焼けは起きているのです。点から面への展開が必要なのです。







一日、一力、一心。            合掌


















干物づくり体験

2012-07-10 09:22:23 | 環境・教育
先日の土日(7日、8日)

「粟島こども体験プログラム・モニターツアー」
村上地域振興局主催・運営 都岐沙羅パートナーズセンター

が開催されました。

干物づくり体験、芋の花餅づくり体験、穴釣り体験、じゃが芋堀り体験

あいにく7日が雨になり、じゃが芋掘り体験はできいなかったみたいですが、

みなさん楽しまられた様子。

当粟島浦漁協では福島のニイダヤ水産と干物づくりを行っています。

今回のツアーの「干物づくり体験」を担当させていただきました。

初めての試みでしたが、何とか成功しました。

このようなツアーが本格的に稼働し粟島の活性につながればと願います。

参加者の皆様、スタッフの皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

またのご来島を心からお待ち申し上げます。



一日、一力、一心。     合掌

地域循環ネットワーク様 視察

2012-07-02 16:42:48 | 環境・教育
6月30日
長岡から地域循環ネットワーク様スタッフ一行が使い捨てカイロで藻場再生活動の

視察にみえました。スタッフの慰安旅行を兼ねてこられました。

10時25分粟島着の高速船で来られました。

いったん昼食の宿に案内し荷物を置いて、現場へ徒歩で向かいました。

地域循環ネットワーク様は今シーズン4.2トンを回収していただきました。

ありがとうございます。

現場では、全国からの回収されたカイロの保管状況を見ていただき、原理や効果

活動内容が説明されました。

粟島では主にクエン酸+カイロの溶液を沢に流していることが話されました。

他にクエン酸+カイロ+残りごはん(もしくは粘土)で鉄炭団子づくり、カイロそのまま網に入れて設置。

なども説明された。

また、粟島のみでなく地域地域で活動してほしい旨も、川から海をきれいにすることも必要です。





視察の後は昼食の宿へ、その前に漁協へプレゼントの贈呈式をしていただきました。

恵和保育園の園児たちが手作りで

・ポスター:うみはともだち きれいにしてくれてありがとう、
・メダル(首掛け):おしごとがんばってくださいね
・小ポスター:あわしまのりょうしさん うみをきれいにしてくれてありがとう
・6月17日に行われたカイロ開封イベントの様子

感動の涙が出ました。こころをいただきました。

他に、食物残差の飼料で育てた豚のポーク肉などたくさんのお土産をいただきました。



午後からは「粟島竹取物語」イベントがあるので
お昼前にそちらへまわり失礼しました。





一日、一力、一心。      合掌