牛の餌の干し草、いい香りがします。

土曜の朝はいい天気。今日もゆかさんはサロンの仕事。私は子守りで～す。



ユーゴとの散歩道にある団地の一角。そこはいつも柔らかい草が青々と繁っている場所があります。

「あっ、干し草作りやってる～」



初めて見ました。

近所に牛が数頭いる酪農家の土地だったのでしょう。

おじさんが機械を動かしている所をしばし見ていました。


☆クルクル巻かれた干し草。

ビニールに包まれた干し草が転がっています。



今おじさんが作業している段階は、
☆刈り取られた草を機械で一列に並べます
☆又違った機械で、草を入れ込みます。暫くするとクルクル巻かれた草がポイと扉が開いて投げ出されます。






面白～い。

クルクルポイ！ あちこちに巻かれた干し草が転がっています。

干し草を全部巻いた後に白いビニールでサランラップみたいにクルクルと空気が入らない様に巻くのでしょうが、残念ながらビニールで巻く所は見れませんでした。

「おじさん、干し草のいい香りがしますね」

おじさん「１０日もすると、ビニールの中の干し草が発酵して、もっといい香りがするよ」

へ～、そうなんだ～。

酪農家の人でないとこの香りは嗅げない匂いなんでしょう。

牛さんにしては干し草はご飯と同じ主食。
生草より干し草。干し草より発酵草の方が美味しいのでしょう。

おじさん「牛は可愛いね。何歳になっても辞められないわ。３年前の口てい疫の時は大変やったけど、まだ続けておるわ」

宮崎全土を震撼させた口てい疫。這い上がった農家の人達は牛への愛着は私達が想像する以上に尊いものがあるのでしょう。
おじさんが作った干し草を食べて大きくなって欲しいものです。

ユーゴも初めての光景に見入ってました。