レンスト解体新書~PRIMARYCOLOR SACRIFICE

レンジャーズストライクの考察、デッキレシピ、大会レポなどを載せていきます。
TCG初心者さん歓迎。

第百四十七回 「振り向くな!」

2007-10-16 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。最近涼しいを通り越して寒くなってきました。

まあ、そんなことはおいといて、今回は前回予告したデンジマンです。といっても全員を詳しく書いてしまうと長くなるので、今回はレッド、イエロー、ピンクの三人について書いていきます。


デンジレッドはSRの割りに地味な能力。NC3は協力カードデカグリーンと被るため、いまいち使いづらいというのが第一印象。
しかし、能力は実は案外有用なものです。といっても万能、ではなく局地的なメタでの意味。
一時期アバレンジャーのアバレモード、特にアバレッドAMが流行った時期がありましたが、それらのカードを撃破、ではなくパワーに送って除去できるというのは、相手が序盤に出した強化ユニットのアドバンテージをひっくり返すことになるわけです。強化前のユニットが捨て札から戻ってこないためです。つまり、現状ではほぼ強化ユニット対策カードというわけです。
しかし、下記で紹介するデンジイエローでロックするデッキなどは強化ユニットが弱点な部分があるので、いつか活躍の日が来るかもしれません。……くるかなぁ。


続いてデンジイエロー。
巷ではデンジイエローを使ったロックデッキが流行っているようです。これは早い段階でデンジイエローのNC能力を発動させ、安全に序盤のダメージを与えてそのまま押し切る、というもの。
このタイプのデッキは対策が出来ていないデッキに大いに有効で、対策を施されると以外にもろい、といったデッキの典型だと思います。メタの一旦として機能するまでに流行しているようなので、対策を講じておくと良いかもしれません。
デンジイエローの能力は必要パワー4以上のユニットに効かないわけですが、だからといって必要パワー4以上のユニットばかりを入れたデッキが有効、という訳でもありません。一番有効なのは、最速2ターン目にラッシュされる必要パワー7のユニット、つまり強化ユニットです。

最後にデンジピンク。
NC1でアイテノユニットをバトルエリアに引きずり出す効果は、序盤で使えればかなり有効です。特に、上記のデンジイエローでロックするデッキには早い段階でラッシュできるナンバー稼ぎとしても使えます。デカレッドとはナンバーが被って相性が悪いので、併用は避けたほうが無難でしょう。


そろそろ千文字なので、今回はこのへんで。次回、「銀河魔境の女隊長」はリクエストいただきましたバルイーグル2ndを考察します。

第百四十六回 「愛ある者に魔力は宿る」

2007-10-13 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。ブログの内容考えているうちにまた更新が滞りました。


というわけで、今回から六弾の有用カードを考察していきます。
今回は私の一押し、冥府神スレイプニルです。



コマンドを捨て札するという追加条件はあるものの、必要パワー3でラッシュできるのは強みです。常駐置き場のカード枚数でBPがあがり、ストライクも可能になる万能さ。当然、複数枚のカードが置かれる常駐オペレーションと組み合わせて使うのが定石です。
スレイプニルと同じ黒のオペレーションである闇の戒律と相性がいいのは勿論ですが、青のライダーパス、赤のミラーワールドもスレイプニルを強化するのには適しています。巷の流行は前者で、序盤にBP9000のストライカーをラッシュできる仕様になっているようです。

BP9000SP1という数値は、パワー6前後の合体Lユニットとどうレベル。これが序盤に出てくるというのはいささかバランスブレイカーになりえるような気もしますが、当然弱点もあります。大きいのは、必要パワーが3だということです。
必要パワーが低いということは、ガオバイソンや、メタルゲラスからコンビネーションした仮面ライダーガイ、ゲキジャガーなどの効果の対象になりやすいとも考えられます。
また、デンジイエローの効果の対象になる、レッドワンで常駐オペレーションを除去されると厳しい、仮面ライダー轟鬼斬鬼コンビの効果も受けやすく、裁鬼の効果で相打ちを取られる、バルシャーク2ndでコマンド送り。などなど、各色に対処法があるユニットではあるのです。

前述の、ライダーパスを使った青黒でスレイプニルを使うデッキはスレイプニルを守る手段が他の冥府神しかありません。スレイプニル以外のストライク手段も講じて脇を固めたデッキ構築がよいと私は思います。
大して赤黒のミラーワールドを使ったタイプは、ダイノガッツなどでスレイプニルを守ることが出来ますが、パワー帯が低くなりがちなのでデンジイエロー対策を念頭に置いてデッキを構築すると吉です。


とまあ、こんな感じで。次回「振り向くな!」ではデンジマンの面々を考察していきます。

第百四十五回 「1たす2たすサンバルカン」

2007-10-01 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。六弾って、スーパーレアよりレアやノーマルレアが集まりにくいと思いません?

というわけで、スーパーレア、シークレットレア全種を簡単にレビューしていきます。

ギンガレッド
デッキを選ぶカードですが、強い。ナンバーを持たないSユニットなんて山ほどいます。


アカレンジャー
1stに比べて、半分のパワーでラッシュできる2nd。ゴレンジャーハリケーンに使うだけでなく、コマンドいじめにも。ラッシュしたターンにバトルエリアにでられないデメリットもありますが、そこに目をつぶれるか否かはデッキ次第。


バルイーグル
赤と組み合わせれば単純に打点アップ。バルシャーク、バルパンサーと使うなら、1stで問題ない。そこで導き出される答えは一つ。ロボタフと一緒にどうぞ。爆竜トリケラで守ることも出来ます。


デンジレッド
こいつの役目は、主に強化の除去。激はしないので、復活することが出来ません。ただ、そのためだけにいれるのか、と聞かれると微妙。巷ではやりのバルパンサー&ピンクレーサー&デンジイエローなデッキの御守りになりうるか。


タイムロボα
BPが高い。でもSPが1。安全にストライク出来るけど、五体合体までの時間を巻き返せるかと言われると……。


デカブレイク
ナンバー6は珍しい。ライドオフでダメージを与えられるのは強いのですが、乗れるビークルは今のところマシンボクサーのみ。ただ、NC効果がダメージを与える、なのでその後アタックすることも出来る。これが強い。今回の私の一押しSRです。


ヘドリアン女王(1st)
こいつが出てくると、各種ロックが辛くなります。そうでなくとも、必要パワー4でBP6000と、バッカスフンドと同じスペック。単純にアタッカーになります。


デカレッドバトライザー
デカレッドとマーフィーが入っているデッキに、御守りとして入れておいてもいいかも。能力も面白いのですが、単純にストライカーとして活躍してもらいましょう。


ヘドリアン女王(2nd)
緑と青をそんなに苛めないで下さい女王様。ゴーゴンと一緒に使われると泣きたくなります。青緑デッキに死ねと仰るのですか。



ということで、レビュー終了。次回、「愛あるものに魔力は宿る」からは、有用カードを一枚ずつ考察していきます。