レンスト解体新書~PRIMARYCOLOR SACRIFICE

レンジャーズストライクの考察、デッキレシピ、大会レポなどを載せていきます。
TCG初心者さん歓迎。

第八十八回 「妖力だァァァッ!」

2006-11-29 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。タイトル、伏せといてこれかよっていうツッコミはいらないぜ旦那。

本日のテーマは、前回の気力を引きずりゴーマ16世です。名付けてゴーマノ宮様。ウルデメリットと共に流行らせたいです。

前回の考察で、ゴーマ様(さっそく普通に呼んでるのはお察しください)が気力キラーとして存分に効果を発揮することはわかっていただけたかと思いますが、ゴーマ様の能力はそれだけに留まりません。単純にBPに+する効果に刺さるので、ガオブルーやガオブラックが単なるBP3000のユニットになってしまいますし、ガオソウル、オーラパワー、超力など攻撃補助のオペレーションも使いづらくなります。これは地味に大きい効果です。私が愛用するカレーデッキも、ゴーマ様一枚で壊滅状態になってしまうわけですが、それはとりあえず置いておきましょう。

さて、ゴーマ様が以下にいやらしい能力を持っているかはわかっていただけたかと思いますが、ゴーマ様一枚のためにそれらを入れないデッキを組む必要があるでしょうか?
実際ゴーマ様をデッキに入れて使用していても、気力が少ない環境ではゴーマ様が無用の長物になりかねない可能性があります。ではゴーマ様を意識した環境下で、敢えてゴーマ様をデッキに入れない選択肢をとった場合はどうでしょう。当然デッキのスペースが空き、他の有用カードを入れて勝負を有利に進められるかもしれません。

つまり、これがメタゲームと呼ばれるものなのです。自分が対戦するデッキの可能性を見極め、それに沿ったデッキ構築ができるようになると、それが勝利への第一歩となるのですね。
貴方はデッキにゴーマ様を入れますか? 入れませんか? また、ゴーマ様を意識してデッキを組みますか? はたまた完全に無視してコンセプトを貫きますか?
どれを選ぶのも自由です。だからカードゲームは面白い。

では次回、「時空を超えて」でお会いしましょう。

第八十七回 「気力だァァァッ!」

2006-11-27 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。昨日の大会の余韻を残しつつ、本日もはりきって考察していきましょう。

今回のテーマは、今更ながら気力です。何故今の時期に? とお思いでしょうが、四弾発売は気力にとってのターニングポイントといえるからです。

一弾~三弾環境での気力は、猛威そのものでした。それでも二弾でコマンドロックの需要が上がり無限連鎖カードが登場、三弾で常駐オペレーション対策のレッドワンが出たにも関わらず、気力を使うプレイヤーさんは根強く残りました。

ですが今回、四弾環境はどうでしょう。ゴーマ16世の登場により、気力はその不動の地位をついに追いやられることになったのです。
気力デッキと呼ばれるデッキは速攻を主体とする為、気力がなくても戦える仕様になっていました。ですが、ゴーマ16世は気力のプラス効果をマイナスに変えてしまうため、相手がゴーマ16世ラッシュ=負けの場合が多くなってきます。
決定的に弱いデッキが存在することは、デッキを構築するにあたって非常に不利です。気力は四弾環境に適さない要素がある、ということですね。

気力デッキと戦う機会が少ない環境。となると、今まで気力デッキを苦手としていたデッキにもチャンスが巡ってくるということです。例えば合体デッキ。デカレンジャーロボなどは、今までトーナメントレベルとは無縁な扱いでしたが、プロバイダーベースなどの登場もあって、使用率が増えることが予測されます。あくまで予想、ですけれども。

三弾までの環境で、常に一定の使用率があった気力入りのデッキ。果たして、どれほど生き残るでしょう。少なくとも、レンストが「気力ゲー」などと呼ばれなくなることは確かだと思います。誤解しないでいただきたいのが、気力は弱くなったわけではありません。環境に適さなくなったのです。いつかまた、気力入りデッキが流行る時代が来るかもしれません。

では次回……のタイトルは伏せておきます。ネタが切れたわけじゃないので悪しからず。

第八十六回 「転身だァァァッ!」

2006-11-26 | 大会レポ
こんばんは、KIROです。
今回は予定を変更して、本日参加してきた大会のレポを書きたいと思います。

午前十時、いつもより早く快速電車に乗ったらそれはマンガッタンライナーでした。
マンガッタンライナーとは、仙台~石巻間を運行する仙石線の車両で、外装に石ノ森章太郎先生のキャラクターたちが描かれた列車の事です。もちろん、ゴレンジャーが描かれた車両に乗ってきました。ロボコンの車両アナウンスを聞きつつ、一路塩釜へ。いつもお世話になっているおもちゃのタンヨさんに向かいます。

おもちゃのタンヨ公認大会 参加人数 10名 大会方式 トーナメント

参加者は驚きの10人、久方ぶりの大規模?な大会でした。三弾発売直後という事で、今回は三弾まで使用可能ということに。この辺のレギュレーションをハッキリさせてくれる辺り、タンヨの店長さん素晴らしいです。以下対戦内容です。

一回戦 アナザーギルスさん

開いてはどうやら速攻デッキのご様子。書き忘れてましたが、今回の私の使用デッキは三色気力です。ということは速さ勝負になり、序盤緒され気味だった場も中盤では立て直してそのまま押し切り。結果 ○

二回戦 光の翼さん

この方、私が初めて出場した大会の優勝者の方です。忘れもしない四月十六日。
どうやらMユニット入り赤黄気力のご様子。また早さ勝負かと思いつつ、今回はこちらの展開が一歩速かったようです。デカピンクはもっと評価されてもいいと思う。 結果 ○

三回戦 時の旅人さん
あっという間に決勝戦です。トーナメントはスピーディでいいですね。
黄青黒の三色気力を相手にするのは慣れてないのですが、黒が入っている分こちらの法が展開が速い。ウルザードが出てくるも、ガオブラックで処理し事なきを得ました。 結果 ○

というわけで久しぶりの優勝です。と、ここで店長さんからの提案でエキシビション大会をもう一度開くことに。充実したカードの一日でした。

今日参加された方でここを覗いてくださってる方は是非ご一報ください。KIROが喜びます。

では次回、「気力だァァァッ!」はカード考察と参りましょう。では失礼。

PS:キレンジャー無期限募集中、寄付から引き取れこのヤローまで幅広く受け付けます。と冗談交じりに書いてみる。

第八十五回 「稲妻重力落とし」

2006-11-23 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。……やっぱりこれが一番しっくりくるなぁ。

前置きはさておいて、今回は前回に続きまして、スーパーレア&シークレットレアの考察をやって行こうと思います。しかし、今回はシークレットレアが新規カードなので、コレクターの方はさぞ大変な思いをされることと思います。では考察に参りましょう。

アバレッドアバレモード

最速2ターン目に出てくるBP5500。ナンバー2でストライク。やられてもアバレッド復活。本気になった凌ちゃんは強い。父親パワー炸裂です。黒以外のSユニットでは最高ランクのBPなので撃破されにくいことこの上なく、デッキ相性によっては序盤に出して押し切ることも可能と推測されます。しかしスーパーレアなので集めにくい……。

キラーオー

Sユニットがいらない赤のMユニット二体が合体します。パワーも6なので、恐らくかなり早く合体が可能でしょう。能力はまずまずですが、BPが8000なのが最大のネック。疾風流、パトアーマー、ランドライオン、マジパンチにはくれぐれも注意してください。

ボウケンレッドアクセルテクター

デュアルクラッシャーを構えたチーフのイラストが冴えます。能力はボウケンレッドと同じですが、SP1なので単純にストライクの幅が広がるわけです。BPも4500とアップし、撃破されてもボウケンレッドが帰ってきます。しかし、ボウケンレッドを捨て札しなければ必要パワーは7なので注意。アバレモードにも同じことが言えますが。

スーパーダイボウケン

SP3な上に、ダイナレッドと同じ効果。BPは驚きの23000。ただし九体合体は普通にプレイしていてはまず出せないでしょう。そこでシークレットレアの登場ですが……。

タイムレッド

これ一枚で多色デッキに対抗できます。四番目に並べるだけで相手のパワーを捨て札にできるのは強いです。パワー4でBP4000なので、終盤でも実力を発揮してくれるでしょう。アバレブラックといいこのカードといい、多色不利な環境にも思えるのですが、うまいことバランスが取れているとも感じます。

スーパーフォーメーション

今回のシークレットです。五体以上が合体するロボに恩恵を与えるカード。単純に合体を補佐するカードですが、やはり真骨頂はダイボウケンをコマンドにおいてのスーパーダイボウケンラッシュでしょうか。むしろ現状ではそれ以外に使い道があるのか疑問です。夢が溢れますが、シークレットなので集めるのも一苦労。一つのデッキにしか使えず、またそのデッキの有用性が未知数なだけに評価しづらいカードですね。


と、考察してきたわけですが、今回のスーパーレアはトーナメントレベル(簡単に言うと、実用的なカード)のものがいくつか存在し、カード資産によってデッキの強弱が別れる状況が生まれるやも知れません。これを打破するためには、やはり情報、どんなデッキが流行っているかを研究する必要があるでしょう。

では次回、「転身だァァァッ!」では各カードの能力を深く掘り下げて行こうと思います。お楽しみに。


第八十四回 「brightening hope」

2006-11-22 | 考察:カード能力
2006年、界隈は、レンスト四弾の炎に包まれた!

挨拶になってすらいないじゃないか……もう少し考えて見ましょう。

さて、今週発売のレンスト四弾、皆様は準備はお済みでしょうか?

今回は公式サイトのペースを無視し、ネットで話題の四弾レアの考察をしていきましょう。いつもの如くテキストは省きます。ご了承ください。ではスタート。


アバレブラック

ガオイエローの相互上位カード。が、カードプールの狭いレンストにとって、赤のパワー3、BP3000、ナンバーにのSP持ちが増えるのはとてもよいことです。この際両方入れてしまうのも一つの手。

アバレキラー

仲代先生です。それ以上でもそれ以下でもないです。冗談はさておき、能力は赤のMユニットを強化する効果。ですがターン終了時に撃破されてしまうという儚さ。
撃破がメリットになるデッキにどうぞ。


ライドラプター

赤限定、デメリット付きのシーロンの光と考えると、自ずと使い方が見えてくるのではないでしょうか。そのデメリットも使い方次第で……。

サイレンビルダー

Sユニット一体+Mユニット一体+追加コストのないMユニット二体+合体後=比較的出しやすい、でしょうか。能力は面白いですが、果たしてどこまでやれることやら。

ダイナロボ

パワーが軽い! SP2! しかし合体はし辛いでしょう。ダイナギャリーをジャガーバルカン効果でだして、コマンドのダイナモビルを……ええい、やはり回りくどい。

リュウレンジャー

シルバが青に強いように。こいつは黒に強いです。ええもう、鬼です。黒に各カテゴリへの対抗策を出して、各カテゴリにも黒への対抗策を出すつもりなのでしょうか。

大帝ラー・デウス

黒いスカイフェニックス。能力を駆使して様々なコンボが生み出せそうです。しかしやっぱりウルデメリット。


とまあ、簡単に考察してみたわけですが、四弾はレア以上にも中々強力な能力が揃っているようです。では次回、「稲妻重力落とし」ではスーパーレアの考察と参りましょう。


第八十三回 「ゴー! ゴゴー!」

2006-11-08 | 考察:カード能力
さぁ、始まりましたレンスト解体新書、司会のDJKIROです!
……ダメだな。再考します。

では、今回も四弾予習考察、今日は黒に注目してみましょう。


ゴーマ16世

あからさまにして最凶の気力殺し。流石、気力に対する妖力といった所でしょうか。恐らく、このカードはメタの一翼を担うでしょう。このカードに対する対抗策を講じるか、はたまた使用する立場になるか。

皇帝バッカスフンド

必要パワー4でBP6000は偉いですが、ウルザード達と同じデメリットが。ストライクもパンプアップも出来ないサラマンデスとしてみると、比較的序盤にこのサイズが出てくるのは相手にとって多少嫌なはず。私は嫌です。

帝王アトン

サイズも必要パワーも一級品。しかしやっぱりウルデメリット。勝手に命名。
出てしまえば強力な効果ですが、それを活かすための展開力も欲しいところ。

暴走皇帝エグゾス

必要パワー6.BP8000、SP1と、なんとも贅沢な仕様となっております。
デメリットが特殊で、うまくデッキに車両を組み込んでご使用ください。もしくは、毎ターン山札に戻っても気にしないとか。このデメリット、どこぞのTCGのレゾンデートルシステムを思い出す……。

創造王リュウオーン

満を持して登場の閣下。普通のストライクやアタックだけなら狼鬼よりこっちでしょう。能力は……今後に期待。ホウオウレンジャーと相性が良いかも?

相変わらず黒は一癖も二癖もあるようですが、そこが黒のいいところ。使い応えがあるということです。では次回、「brightening hope」にご期待ください。

第八十二回 「吹かせ、緑の明日の風を」

2006-11-07 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。この挨拶も飽きてきたんでそろそろ別なのを考えて見ます。

では、今回も前回に引き続き、四弾発売前考察で参ります。本日は青と黄色で。



カーナビック

とうとうきました、ハンデス要素のあるカード。これ一枚で、手札を見る、カウンターを捨てさせる、それをダメージにと、素晴らしいアドバンテージを生み出す恐れがあります。必要パワー3は合格ライン。というか優秀です。

プロバイダーベース

とうとう合体がスタンダードになる時代が来たかもしれません。必要パワーも合格。デカレンジャーロボデッキがメタの一端を担うようになると面白いんですけどねぇ。

タック

Mユニットを出しやすくする補助ユニット。その真価は合体のみならず、メインとしてないカテゴリのMユニットをラッシュするのにも使えます。ただし、カウンターには要注意。

キリンレンジャー

前評判は良いようです。問題は、相手のラッシュエリア対策をかいくぐることができるのかと、展開力にあると思います。どちらにせよ、活かすには専用のデッキを組む必要があるでしょう。

オーブルー&オーグリーン

これもワンアクションでで複数のアドバンテージが取れるカード。ブルーのコマンドはそのままアドバンテージになりますが、グリーンの捨て札は相手のデッキを選ぶでしょう。ブルーは相手にコマンドがないと話にならないので、どちらも入れるという選択肢も。

トータスハンマー&ガトリングレオ

どちらもLなのが非常に残念です。パワーのわりにBPも低く、イマイチな感がたっぷりです。が、Sユニットにアタックされないため、安全なナンバー稼ぎができるかもしれません。Mだけど追加コスト無しなので出しやすいですし。


現在は四弾環境がどのようなものになるか解らないのでなんともいえませんが、今回は今まで以上に環境が変わる可能性があるように思えます。今からデッキを試行錯誤するのもまた一興。では次回、「ゴー! ゴゴー!」をお楽しみに。

第八十一回 「ピンクの頬の五人の戦士」

2006-11-06 | 考察:カード能力
こんばんは、KIROです。のどが痛いです。はい。

さて、レンスト四弾「四雄の覚醒」発売まであと三週間ほどになったわけですが、公式WEBにカード能力が載る気配がありません……。

この話題が耐えない時期に沈黙してるだけでは、レンストを題材にしたブログの名が泣きます。そこで!

今回から三回に分けて、ノーマル、そして新たに加わったレアリティのノーマルレアのカードを簡単に考察して行こうと思います。

今回は赤と緑で行きましょう。でわスタート。


アバレブルーアバレモード&アバレイエローアバレモード

正直、アバレモードがここまで強力だとは思っても見なかったり。素出しよりは元のユニットを捨て札して使っていくのがメインになるでしょう。4500という高いBP、そして撃破されたときに元のユニットを捨て札から拾ってこれることもあって、なかなかに優秀です。

恐竜やのカレー

嬉しくもあり、切なくもあるカード。自分の場のイエローたちが全て強化されるので、有効なデッキタイプの一つとして活躍しそうです。……が、あまり強くなってしまうと、使う人が増えるんだろうなぁ……と。しかし、私のイエローデッキは組んだ当初のスタンスを守って生きます。すなわち、
・Sユニットとオペレーションのみ
・イエローは全て投入
です。……え? また脱線してる? ごもっともです。

爆竜トップゲイラー

相手のコマンドをホールドしたいだけならガオコングよりも優秀ですが、カウンター対策としては今ひとつな感が。相手が選ぶタイプの能力は、如何に選択肢を狭めることができるか、でしょう。


キレンジャー

ついにきましたカレーの人。とりあえず集めてみようかと思います。100枚くらいは集めたいなぁ……え? 能力? それは聞かないお約束。

ダイナレッド

アタックとストライク、二者択一なこの二つをそうではなくする偉いお方。スペックは可もなく不可もなくですが、ストライク→アタック→自滅→別のユニットでストライク……をやるためには、BP3000は適しているのかも。

レッドファルコン

みんなのアイドル(?)嶋○輔さんが、ついに参戦! ガオレンジャーVSスーパー戦隊で使われたシーンからのフレーバーにハートが震えます。燃え尽きる程のヒート! 能力はストライクの基本ナンバーが大きい緑には嬉しい感じがしますが、発動する条件が、環境に適してないような気もします。使い勝手はバルイーグルのほうが上でしょうか。

テキストは、公式WEBで発表されるまではゲームジャパンやハイパーホビーを参照してください。テキスト書こうかとも思ったんですが、今回は割愛という事で。

では、次回「吹かせ、緑の明日の風を」をお楽しみに。