今日はうちの販売先の地元スーパー「ぎゅーとら」さんの講習会に出席してきました。
講師は、今野保氏。
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お客さんからのスーパーに対する質問を、1980年代~2010年代まで10年刻みで取りまとめ、消費者の要望の推移を説明頂きました。
底値を探し回ってスーパーを転々とするお客さんは減りつつあり、スーパー側もディスカウントを続ける体力がなくなってきている。
価格で商品を選ぶ消費者が以前は9割だったものが、近年は3割程度になっているとのこと。
それよりも、配達の依頼や料理の「メニュー」、そして食生活(食文化を含む)を提供して欲しいという要望の方が高いようです。
要は、台所の充実ではなくて、胃袋を満たす方法もセットにして商品を提供して欲しいということにポイントがあります。
POPには、如何に努力して作られた商品で、それはいつ頃食べ頃で、どのようなメニューがオススメかが書かれていることが理想とのこと。
野菜を売るんじゃなくて「メニュー」を売れ、ってことみたい。
あと、試食品は試食されてるだけで美味しいものだと認識されるらしい。
うちの直売所まつぼっくりにもPOPや試食があるものの、
1日3食メニューを考える主婦(主夫)の大変さを考えた提案ができている訳ではなく、鮮度で感動を与えられてるかどうかは定かではありません。
「まつぼっくり自由帳」でお客さんとのコミュニケーションを取っているも、何となく足りないものを感じています。
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・値段のファンは浮気する
・お惣菜の提供如く胃袋まで責任を持つ
たくさんの教えを頂き、答えがないもののうちの農園の経営理念に立ち返った良い1日となりました。
ぎゅーとらさん、今野さん、ありがとうございました!
今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。
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