元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

就農4年目始まってます

2021-02-10 21:31:02 | 日記
2018年9月に就農していよいよ4年目に突入!

2棟目のハウスを新築する以外は、今年は大きな投資はないので、今までの設備投資や培った技術を発揮すべき年になりそう。

うちの販売の三本柱は、以下。
①学校給食向け
②地元スーパーへの委託販売
③自社直売所での直売

特に③は自分のお客さんにリピートしてもらうために、あれやこれや考えるのが楽しい。

野菜セットとか単価の高いものを定期的に買ってもらうのも一つの考えだけど、

今日はどんな野菜があるのか選びたいとか、野菜のレシピの交換をしたいとか、お客さんもそれぞれ。

なので、うちは対面販売を定期的にしつつ、小さな畑でも旬の野菜をリレー販売できるような緻密な作付計画が必要。

例えば、キャベツやハクサイのわき芽とり、カブ・サニーレタス・青ネギなどのずらし栽培、大根葉の加工品など。

いわゆるプロ農家のように、綺麗な野菜を一斉収穫するのが効率的だけど、

うちのような小さい農家がそんなことしても儲からないし、まずもってワクワクせずモチベーションが上がらない。
いろいろやりたい!だって、うち百姓だし。


効率重視で食味は二の次のような品種は使わず、直売所向けの味が最優先のようなものを今後は取り扱いたい。

土作りも、これまで高度化成ばかりのカリ過剰→他の要素の飢餓→補填のための肥料やり、という悪循環を理解していなかったので、この点も今年は見直していく予定。

あまり多くの事をやり過ぎて倒れないように自己管理するのも目標!

最後が一番重要かも(笑)

だいこーより。

メインとその他

2020-07-22 21:45:14 | 日記
今日も農協さんに経営の相談。
もう秋作に入っているので、頭の整理しなきゃです。

結論としては、

①顧客(一般客、レストラン、スーパー、卸など)が望むモノを作れるようになること

②①を量的・品質的に安定供給できるようになること

これが、売上(単価×収量)につながる訳です。

主になる野菜は、変わらずホウレンソウ。
学校給食向けとスーパーの産直向け。

他の品目は徹底的に絞って、自社直売所のみに回します。

市場は、定期的に卸せば買い取り先(スーパーなど)の置き場を確保できるなど信頼をつかめる可能性があるとのことですが、

今の私の技術力(質的・量的)にとても厳しいので、まずは徹底的にホウレンソウを作りまくりたいです。8月下旬蒔きは確実に押さえたいところ。

一般客と触れあえる他品目の栽培は、家庭菜園の延長的に楽しんで栽培できるといいな。


今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。

6月の売上

2020-07-01 21:15:41 | 日記
先月は売上目標を高めに挑んだものの、5月までの疲れをとらないままなだれ込み、

梅雨時期の心身の乱れ(自己管理不足)もあって、ちょこちょこ作業を休んだ結果、売上は52万円でした。

丸っと休んだのが3日で、平均8時間労働とすると、27日×8時間=216時間

時給2,407円。

これは祖父の農作業サポート、母と妻の直売所販売サポートがあっての数字だし、所得換算にしたら最低賃金以下かと。

年に一番の繁忙期でこの数字なので、まだまだ売上アップ、コスト削減の余地はあるようです。

近くのスーパーに委託販売してるものを、うちの直売所販売にどんどん寄せるようにして単価を上げつつ配送コストを削減したり、

収穫適期を逃さず(廃棄ロスをなくして)出荷するための計画的な栽培計画をしたり。


7月はとにかく収穫をしっかりやって、秋冬野菜の栽培計画を綿密にしたいと思います。

今日も1日お疲れさまでした。
だいこーより。

5月の売上げ

2020-06-04 21:04:39 | 日記
先月の月収は33万円。5月までの累計としては年間目標どおりとなりました。

要因として、以下が考えられます。
①ホウレンソウをほぼ毎日途切らさずに出荷
②キャベツを高めの単価で出荷
③自社直売所の新規顧客が増えた

口コミとInstagramで新規顧客が増えたのは本当に有難いことです。

客単価は700~800円程度ありそうですが、
6月の最需要期は、トマトや枝豆を引っ提げてさらにもう一段階上げられると良いなと思います。

目標は5月の2倍!
朝早く1日の労働時間も長くなって大変だけど、1日の終わりに日々の売上げを見て将来を考えるのも悪くないですね。

先月に新品の枝豆もぎとり機(ホクエツ)を、そして今月中古の人参洗い機(ニシザワ)を購入。

人手が足りなくて販売のチャンスを逃してしまわないためには投資はかかせません。

儲かったら投資して、
自分や家族の福利厚生を充実させつつ、お客さんにどんどん還元するのが理想です。

世の中の景気や消費税等の動向、増え続ける自然災害への対応など、自分には変えられない事は仕方がないとして、出来ることは一生懸命やる、それに尽きるのかな。





今日も1日お疲れ様でした。
だいこーより。

労働力

2020-05-22 19:02:02 | 日記
今年の売上は、昨年の約2倍である390万円を目標にしています。

お客さんに人気のなかった(無駄な)野菜の作付けを減らして、回転が早く単価もそこそこ安定するホウレンソウの作付けを増やしてきました。

4月時点で目標をやや下回っていますが、かなり健闘しています。

売り先は、自社直売所及び地元スーパーの直売所がメイン。学校給食が加わったのも大きいです。

が、やはり問題になるのが労働力。
今は、栽培管理の補助を祖父がやってくれています。50数年百姓で酷使してきた足は限界に来ています。

なので、来年は子どもを保育園に入れて、妻が管理補助をしてくれる予定。今年祖父と二人でやったことを来年如何にやっていけるか考えながら、ここ最近は作業しています。

公私混同してしまいがちな自営業ですが、
そのバランスの取り方もかなり難しいです。

それに加え、コロナで世の中が不安定なので、百姓仕事の基礎固めと地産地「商」の継続をぶれずにやっていきたいと思います。

今はInstagram等で全国の農家さんの知恵や努力も学べるので恵まれています。
いつもありがとうございます。

心身の健康にも気をつけて、明日からも頑張るぞ!








今日も1日お疲れ様でした。
だいこーより。