Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてやっと自由を手にしてから、海外を旅行し、合唱を歌い、オペラやコンサートに通っています。

ホイリゲでワイン [ウィーン旅日記-8]

2019-10-28 18:39:46 | Vien Travel 2019

今日は、“今回やりたいことリスト”のホイリゲに行く、ことにしているんだけど、曇り空で冷えていて、ちょっとテンション上がらんわ。

10時近くにやっと腰を上げ、地下鉄4番線でハイリゲンシュタットまで。そこから38Aのバスでホイリゲが集中するグリンツィング。
1時間に満たないのに風景は一変。奥多摩か箱根って感じ。
ホイリゲ集中地とはいえど、ホイリゲは夜な夜な集まって大酒飲むとこで、ウィークデーのお昼にやってるのは予約したツム・マルティン・ゼップのほかには見当たらず。
バスを下車して周辺を歩いたが開店してないホイリゲ、レストランの他にはめぼしいものなく。木々は色づいて風景はなかなかだが、寒いし人気もまばらでテンションはいぜんとして上らん。

小1時間歩き回ってお店に。
客がおれだけだったらヤだなぁと思ったけど、そんなことはなく観光客もいて、ほっ。
愛想良いおじさんが歓迎してくれ、メニューをくれるが英語じゃなくてわからん。
ワインをソーダで割ったゲシュプリツターはポピュラーなのか訊いたら、そうだというのでお勧めの白で。
料理はサラダバーの他に、グリルのコーナーがあって注文する方式だけど、朝ゴッツリ食ってるので全く食欲湧かず。
結局サラダで白ゲシュプリッターと赤を飲んだだけでした。人と来たらベロベロになるまでやったでしょう。夜はマクベスがあるのでこのくらいにしとかんと。
でもいい雰囲気だったので店を出るときはテンション上昇してました。

カールスプラッツに戻り、月曜でやっと開いたスーパーBILLAで酒や水やお土産の定番ウエハスなどを買ってホテル。
マクベスに備えてひと休み中。

ところで今朝の朝食で年配の男声から声をかけられ談笑。その斎藤さんは千葉からでぼくよりだいぶ上の75歳。マクベス、シモンボッカ、学友協会でヤンソンスのコンサートなどを聴いて今日帰るとのこと。
聞けばヨーロッパのオペラハウスをもう20年も回られてて。しかも奥様に先立たれてからはひとり旅が多いとのことで。
楽しいお話し、有益な情報をたくさんお聞きでき刺激を受けました。

昨日は昨日で王宮礼拝の立ち見で御一緒した吉川さんと礼拝終了後に楽しいお喋り。まだ20代の美しい女性ですが休暇をとってスイスから回って来て、ホテルも予定も欧州に来てから決めてるって強者。マネはできないけどやはり良い刺激を貰って。
これからシュニッツェルを食べると言うのでフィグルミラーの支店を教えてあげ、母親へのお土産に何がいいかと言うのでザッハーのトルテを勧めて。

お二人とはアドレス交換し、写真撮ってお別れ。
今回はこんなふうになかなか良い一期一会もあって楽しい。

























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