Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今日は反田恭平出演のN響定演で東京芸術劇場

2022-01-16 21:08:00 | 反田恭平
日はN響定演で東京芸術劇場
人気の原田慶太楼マエストロだが、今回チケットが早々に完売したの間違いなく反田恭平さん人気。
その反田さんのパデレフスキ・ポーランド幻想曲。期待以上のすごい演奏。
軽快に。いつしか甘く切なく。と思えばスペクタクルに。そしてドラマチック。
さまざまな情感を豊かに、鋭く表現した。
マエストロが要求し、追い詰め、ピアニストがそれを飲み込んだ局面があった。2人にあったこの緊張感と共感が素晴らしい演奏にしたのだろう。
ピアニストはマエストロ、聴衆、楽団員の大歓声に応えてマズルカ。拍手はさらに鳴り止ままず。
それにしてもこのパデレフスキーの幻想曲、ラフマニノフに劣らぬ素敵な作品だなぁ。
 
後半の火の鳥は、正直なところ前半で少し睡魔が。このバレエをみたことがないせいかな。
しかトランペットで局面が一変する(たぶん)あたりからどんどん引き込まれ。スリリングな展開から、マエストロの指揮ぶりが尋常でなくなり、クライマックスへ。
火の鳥、何度か生でも聴いたと思うけど、こんなすごい火の鳥は知らない。
反田さんの前半に劣らぬ大カーテンコールが続いたのも当然だろう。
 
昨日の坂入マエストロのユベントスも素晴らしかったが、今日の原田マエストロのN響には王者の風格があった。
 
 




















 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。