Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてからできなかったことをやってきた。もうオペラなどは程々で。人生のリストに書いたことがまだ残ってるから。

今日の町イタコンサートはルチアハイライト

2021-06-19 23:40:00 | 町田イタリア歌劇団
今日は町田イタリア歌劇団コンサートで市民フォーラム。
初めて聴く根本真澄さんのルチアプログラム。
というか、なんと安保さんと高橋宏典さんが助っ人で殆どルチアハイライト。
加えてフルートの実力者、山本花さん、ピアノの小森さんという豪華な顔ぶれ。

町イタで嬉しいのは、生で聴いたことのない歌手を初めて聴くとき。大物歌手から、今日の高橋さんのようにバリバリの若手まで、いろんな歌手が来てくれるから。

その高橋さんはエンリコで、1幕最初のアリア、2幕ルチアとの二重唱、エドガルドとの二重唱。初は2019年だがうまくなってる。声量も増した。もっと太って、トシをとれば、どうなる、って楽しみ。

安保さんは1幕高橋さんとの二重唱から。これ今日サイコーだった。あとルチアとの重唱、エンディングのアリア。いいねぇ。いつものように超高音らくらく。

根本さんは2月の町イタ・ルチアを体調不良で降板。それにめげず、柴田さんにハイライトを提案、懇願、或いは恫喝したのか笑笑笑 
1幕のアリア、重唱2曲、そして狂乱。頑張ってた。なかなか聴かせた。
友達の山本さんはまだしも、安保さん、高橋さんに助っ人させてのリベンジコンサートを実現する。こんなガッツがあるんだから、もっともっといい歌手になるでしょう。

さてもっとサイコーだったのはアンコールの六重唱のとこ。2人ららないんだけど。まったくの柴田さんの思いつきだったので、根本さんと高橋さんは慌てて楽譜を要求するわ、アルトならいるわよと織田麻美が乱入するわ。でも盛り上がった、良かった。
久しぶりの町イタ。
くたばってるかもと心配して損した、柴田さんのオモロい解説。
ルチアより美しい小森さんのうっとりするような表情、腕や身体の動き。もちろんダイナミックで繊細な演奏。
演出家川島さんの明るい客さばき、たぶん歌手たちへのアドバイス。
素朴で暖かい常連の人たち。
何もかもぼくには心地良かった。



























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