2013/03/30、石橋文化センターは”春の花まつり”の真っ最中。盲導犬候補生X号と出掛けて散りゆく満開の桜と咲き競う春の花達を堪能した。
小さなグレーチングは怖かったが・・・
ところで、特訓のお陰で、クリーク沿いにある大きなグレーチングはX号の格好の休憩場所になって久しい。でも、溝を覆う小さなグレーチングは苦手でどうしても渡れなかった。そこで、今日は、朝から問題のグレーチング上で＜長閑（のどか）に日向ぼっこ＞。ゆるりと馴致に励んだ。驚いたことに、僅か数分に過ぎなかった日向ぼっこだったが、その効果は覿面（てきめん）だった。石橋文化センターで同じグレーチングを見つけたX号は、ここぞとばかりに寝そべって寛（くつろ）いだ。多分、X号の脳は、昨日までは大きなグレーチングと小さなそれを別物と認識していたのだろう。それが、小さなグレーチングで同じ体験をして「あっ、おんなじだ！」に変わったと思われる。「寝そべる」は、それはそれで問題かもしれない。が、ともかく一歩前進には違いない。
なぜか、胴輪だと”引っ張り歩き”をしない
お出掛け最後のイベントは、センター前の街頭での”ツイテ歩き”の実習。X号は、動画でも判るように”引っ張り歩き”はしていない。どうやら、”犬は、引っ張ると引っ張り返す”というのは真実のようだ。でも、本当のところは、首輪でも引っ張らないで欲しい。「そこんとこを、何とか！」と、思う私である。
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