▲ペイントで開く⇒800倍に拡大して1ドット単位でエッジ(縁)を決めていく。(透明化処理準備)
Photoshop のツールに頼るよりも手作業の方が出来栄えは断然に良い。
▲Word で画像を合成しエッジも暈し処理。
Adobe Photoshop、Gimp、JTrim などを利用してきたが、かなり複雑な画像編集を簡単に出来たのはやっぱり Windows 2000 で提供された Microsoft Photo Draw である。会社のチラシ作成などでは、同ソフトが一番活躍した。だが、それは Vista 移行ではサポートされなくなった。
>ゲッ、な、なんでー!
と思ったのは、私だけではないだろう。ついでに言えば、Microsoft Photo Editor も姿を消した。写真を安直に修正できるという点では便利なソフトだった。マイクロソフトは、(私に何の相談もなく)画像の修正からトリミングやリサイズへと軸足を移してしまった。まあ、同ソフトは Windows 8.1 にインストールしても問題なく動作するので実質的な被害はないが・・・。
それに、現役を退いた私には関係ないことだが・・・。データベースソフト Access プロジェクト が消えたのも解せない。「Microsoft SQL Server などでバックエンドを構築し、そのフロントエンドに Access プロジェクトを採用する。」-この手法を採用すると、いとも簡単にクライアント・サーバー・ システムを開発することができた。マイクロソフトは、「これからは、ODBC を利用せよ!」とでも言うのか?あるいは、「Visual Basic、C++ への誘導なのか?」と勘ぐりたくもなる突然のサポート打ち切りである。
Windows 7 で提供されていた DVDメーカー も Windows 8 では消えた。数え上げれば、「なんでサポートを継続しないのだ!」と言いたい件がいっぱいある。「なんでもかんでも一人で独占しない!」という反省の上にたっての措置であれば納得もいく。しかし、ほとんどは開発部門の合理化、提供ソフトのコストカットの反映という臭いプンプンである。
「独りプロジェクト」を立ち上げてから、画像合成に久々に挑戦した。しかし Gimp や JTrim でのそれは実に面倒。 Microsoft Photo Draw の要領でちゃっちゃと済ますには、結局は、Word を利用せざるをえなかった。「愚痴一題」は、そんなしなくてもよい苦労が書かせたものである。
>愚痴る前に新しいステージに順応せよ!
と、マイクロソフトは言うかも知れない。でも、それは、還暦を相当に過ぎた私には酷な一言である。このように愚痴が先行するのは、年の精であろうか?ウーン・・・。