盲導犬アトム号を尋ねて長崎行きも今日で3回目。三度目の正直で、一路諏訪町を目指しました。ETCが動作しなくて高速道路の入口と出口ですったもんだ。結局は通常料金を支払って通過しました。色々とありましたが、午前10時半に長崎市公会堂前に到着。例の眼鏡橋のたもとでXXXさんと落ち合って約束のチラシを渡すことができました。
先ず、盲導犬ユーザの自宅近辺へ。適当にお店屋さんに入ってみました。快く対応して下さったご主人は開口一番。
>アトム号がビニール袋を付けられて虐待とか言われていたが。あれは、どういうことかね?
鼻からの質問は、予期していなかったことでした。私は、盲導犬の出先での排尿対策として3つの選択肢があること。一つは、我慢させること。二つは、ビニール袋。三つは、排尿スポットの活用。我慢させるのは盲導犬の心身の負担が大きいので使いたくない。そこで、排尿スポットを活用したいところだが、残念なことに日本では環境が整っていない。消去法的にビニール袋の活用が選択されたと思われる。などなどと説明。
>そうだと思った。
>だから、盲導犬についてよく知らないのに「あれだけで虐待と決め付けるな!」と言ったんだ。
私も、一つだけ聞いてみました。
>盲導犬アトム号は引っ張られて歩いていましたか?
こたえは次のようでした。
>N氏がアトム号を引っ張る!そんな風には見えなかった。
>むしろ、アトム号が先を行く感じだった。
>あの子は、ちゃーんと誘導していたよ。
>立派なもんだった。
「アトムがちゃんと仕事をしていた」と聞いた時には少しジーンときました。話題は、アトム号を発見し保護した後の処遇に。
>アトムはパピーウォーカーさんの元に戻れるのかい?
>私共は、アトムを適切な環境下で暮らさせる為に探しています。
>それなら、精一杯協力するよ。
昼食は、一区画移動した食堂でとらせていただきました。
>アトム号について何かご存知ですか?
>何か噂があることは知っているが詳しくは・・・。
その食堂から山手の方に歩くと寺町通りです。石材屋さんが集まっていました。
>この盲導犬アトム号を探しているんですが・・・。
>エーッ!盲導犬がいなくなったんかい?
石材屋さんから少し戻ったところで長老らしきおじいさんにも質問。
>この町内のことは大概は知っているぞ!
>このアトム号を探しているんですが・・・。
>アトム号って何だい?
某動物愛護団体は「500M四方の近隣住民の9割が虐待を証言」と喧伝していました。確かに、ごく近辺の方は噂に接して色んな想いをそれぞれに抱いておられました。しかし、ついぞ最後の最後までネットで流布されたような虐待情報には接することはできませんでした。それどころか、150Mも離れると盲導犬アトム号の存在そのものが知られていませんでした。今更ながら、「ネット伝聞情報の話千倍・悪意千倍」に驚きました。
>これだったら、ここら辺にいても見つからないぞ!
>もしかしたら、ここら辺にいるのかも!
そんな感想を抱いた私でした。
盲導犬アトム捜索3度目は19、800歩で配布したチラシは263枚。でも、あの亀山社中跡近辺まで範囲を広げたので暑さと急斜面の登り下りでクタクタになって帰ってきました。
>あんた。一軒一軒、ピンポンして聞いて回ったんやろうね!
>そんなことはしとらん。
>あーっ。頼りなかとねー。一軒一軒、ピンポンせにゃー!
>・・・・・。(チト、悔しいが・・・。当たっている・・・。)
http://www11.ocn.ne.jp/~husky/index.htm
↑
新設したHP【盲導犬アトム号の真実」のURLです。
ブログ主様が、長崎まで一生懸命に盲導犬アトム君を探しに行かれて。
現地に行って分かる事。
自分の足と目と耳で知りえた事が、本当の事なんですね!!
ブログ主様、これからも応援してます。
お疲れ様でした!
長崎ライフの主張の化けの皮が少しづつはがれていきますね。
根拠も無くバカげた主張を繰り返すブログがありますが、いい加減に目覚めてほしいものです。
早く、アトム号が見つかりますように!!!
ではでは
【Ichiro Higuchi】 Kさんへ!
**********************************
>盲導犬アトム君とアトム君のパピーウォーカーさんが1日でも早く会えると良いですね。
近隣住民の方も、それを強く望んでおられます。それにしても、住民の方の耳には実に色んな情報が入っているようです。でも、皆さん、それを100%信じておられる訳ではありません。ですから、こちらが「真相はどうなんだい?」と尋ねられることがほとんどです。ここで、「実は、XXXということがあって・・・」と愛護関係者のように対応すれば「そうか!やっぱり、あの話は本当かい!」となるのは必定。結果、「虐待証言を引き出した」という展開に持ちこむことも可能かも知れません。でも、ちゃーんとお話すれば「デマはデマ」と納得してもらえます。
>自分の足と目と耳で知りえた事が、本当の事なんですね!!
残念ながら、知りえた事はまだまだ断片的でしかありません。「一軒一軒、ピンポンとやって軒並み聞く」という作業は次のテーマです。
>未だ、我は、断片的な知識しか持ち合わせていない!
この立場を堅持して次回に臨みたいと思いますので、宜しくご支援のほどお願いしておきます。
【Ichiro Higuchi】NBOさんへ!
****************************
>お疲れ様でした!
いやー、ほんとに、長崎の坂はきついですね。鳴滝とXX町の二カ所に住んでいたので覚悟はしていました。でも、あの頃から40年の歳月が流れています。年には勝てませんでした。それなのに、帰宅したら「基礎訓練をして散歩に!」と言われて・・・。「手を抜かない」が長崎行きの条件。踏ん張って、アンジー号と散歩に出かけました。
>根拠も無くバカげた主張を繰り返すブログがありますが・・・
実は、あんまり彼らのブログは読んでいませんでした。彼らが、私のブログへ中傷の書き込みもすることもありませんでしたから・・・。と、思っていたら、実はいーっぱい書き込んでいたようです。私が、2月初めにスパム扱いしていたのでコメントから除去されていたようです。つい、最近、そのことを知りました。もちろん、一度も読むことなく削除。今朝、某氏から彼らのブログの近況について知らされました。「ともかく酷い」とのこと。止むを得ずに検索して閲覧。その感想ですが「つまらん」の一言です。何が書かれていたのか?全く、記憶に残っていません。この場を借りて、「ちっとは記憶に残るようなことも書け!」と言っておきます。
>早く、アトム号が見つかりますように!!!
長崎のXXXさんと話したんですが、「諦めたら、そこまで!」と思っています。「毎日が日曜日」という身分。アトム号の発見に努力あるのみです。
それは盲導犬失踪に無関心というわけでなく、失踪を知らないのです。
夢彩都の横のおくんち広場で、フリーマーケットに来た人(ネット環境とはほど遠いようなおばちゃん達)を捕まえて署名させ、何が長崎市民の民意でしょう。
KTN(地元テレビ局)に、保護犬の死を訴えるだけの伝手を持つのであれば、なぜ失踪直後に「盲導犬アトム号を捜しています」と出来なかったのか。そして署名を提出したらアトム号失踪に関して一旦とはいえ終息宣言?
ブログ主さん、長崎まで来てくれてありがとうございます。
2チャンネル・愛護ブログでお名前を出され叩かれながらも、ぶれることなく進み続けられたお姿に頭が下がります。
長崎市に住んでいれば、嘘と真の区別は出来ます。
私もこちらのブログ主さんを応援します。
まず第一に何をすべきか。
アトムを見つけることではないのか。
ライフの告発は確かに意味があっただろう。しかし、結局は何をしたかったのか。
初志貫徹、有言実行はここのブログだけ。
他のみなさん同様、わたしもこちらのブログを支持、応援します。
6月1日と2日、ボランティアの方が長崎に行かれました。
>通り一つ違えば知られていないのが実情でした。
という報告を受けました。
>ウーン!やはり、広報不足ですね!
>頑張りましょう!
と電話で話しました。
>長崎まで来てくれてありがとうございます。
壱岐で生まれて島原市、諫早市、長崎市で育った私です。いわば、長崎は私の故郷。お礼なんてとんでもありません。しかし、諏訪町に行ってよかったです。町内の方々と私らの想いが決して対立していないことを知りました。ネット情報が我が脳内に形成していたイメージがガラガラと音を立てて崩れていくのを感じました。諏訪町に行ってよかったです。
今後とも宜しくお願いします。
判ります。判りますよ。
地元の方も、二つの想いを心に同居されているようです。
・アトム号が幸せなら・・・。
・いやいや、やっぱりPWさんの元へ・・・。
>アトム号は間違いなくパピーウォーカーさんのところに帰れるのですね。
そして、この言葉を何度も聞きました。
>私も盲導犬協会を批判・・・。
批判というスタンスは重要な事です。そのスタンスとアトム号の発見・保護というスタンスは両立します。
貴家の意見の相違は決して非和解的なそれではないと推察します。
両立というステージで一致を見る日が来ることを願っています。
私は、ライフは「命と共生する長崎市民宣言」の類を長崎県と長崎市に求める方向で動くと思っていました。それが、(1)排泄を我慢させる、(2)ビニール袋を活用する、(3)排尿スポットの活用を促進する。の、3つ目の選択肢を定着させることに繋がるからです。あの写真を公にしたからには、そういう方向で進むと思っていました。しかし、その期待は裏切られて保身へと動いてしまいました。結果的には、「私的な愛護団体からの脱皮」ではなく「私的な愛護団体への回帰」という道を選択しました。まあ、それはそれで大事な仕事です。ですから、それに異を唱えることはしません。でも、それじゃー、やはり疑問は残ります。
>第一に何をすべきか。
アトム号の発見と保護。これが焦眉の課題です。そして、その後のテーマは、提起された問題を真摯に受け止めて、その答えを目に見える形で世間に示すことです。「アトム号を発見すれば、それで終わり」ではなく、目に見える形で世間に示す取組みをスタートさせるためにもアトム号の発見と保護を。
と、私は考えています。