盲導犬アトム号捜索活動は、年単位の長期の取組みになることが明らかになりつつあります。また、「アトム号を探しています」という当初のチラシだけでは手詰まり感が出てきています。かかる現状を考えた時に浮上してきたのが「あとむ新聞」発行計画です。問題は、ズブの素人集団が「あとむ新聞」を継続的に発行することが可能かどうかです。「あとむ新聞」創刊号の発行に挑戦することで、その可能性と現実性を探ってみました。
フリーソフト「朝刊太郎」の評価
右の「あとむ新聞」は、フリーソフト「朝刊太郎」をダウンロードしてB4サイズで作成したものです。初めて使うソフトですから試行錯誤の嵐。でも、数時間で一応の原形らしきものが出現しました。後は、「あとむ新聞 創刊号」という上部のヘッダと見出し横の罫線を配置すれば立派な新聞です。「朝刊太郎」は、先に述べたようにフリーソフトです。しかし、リード文も含めてヘッダや各種罫線の配置も簡単に実現できます。多分、記事さえ準備されていれば、半日もあれば新聞を完成することも不可能ではなさそうです。私は、還暦を過ぎた高齢者。若い人であれば、私よりもスピーディに「朝刊太郎」を使いこなすことができるでしょう。私は、結論として「あとむ新聞」を継続的に発行することは十分に可能だと判断しました。
うやむやに終わらせない決意を形に
「アトム新聞」発行の最大の目的は、「アトム号失踪事件をうやむやに終わらせない」という私達の決意を目に見える形にすることです。現状では、そういう決意をはっきりと目で見ることはできません。私は、それはやっぱり拙いと感じています。その拙さを払拭するためにも「アトム新聞」の発行を現実にしたいと思います。
2、 編集方針と基本的な姿勢。
まず、「アトム新聞」の編集方針と基本的な姿勢について確認しておきます。
3つの基本方針
① アトム号の発見と保護に寄与する。
② アトム号事件の本質を曖昧にはしない。
③ 関係者の心情と立場への配慮を忘れない。
「アトム新聞」を発行する者として堅持する方針は上の3つです。まず、重視するのは「アトム号の発見と保護に寄与すること」です。しかし、だからと言って「発見に寄与すれば内容はどうでも良い」という無原則な情報発信は行いません。また、関係者の心情と立場を無視した独りよがりな情報発信は絶対に行いません。
5W1Hの重視
少なくとも「あとむ新聞」と名乗るからには、その記事で最も重視することは事実の伝達。事実情報を構成する5W1H。次に、事実の理解に寄与するエピソード。書き手の意見・主張は最後に少し。
もちろん、アトム号の発見と保護への協力を訴える新聞ですから、一般ジャーナリズムの記事とは異なった体裁になるのは明らかです。それでも、右図の新聞記事の逆三角形という考え方は可能な限り意識したいと思います。
予め断っておきますが、「言うは易く行うは難し」が逆三角形の記事を書くことです。なぜなら、その為には、記事を足で書く必要があるからです。しかし、様々な制約から完全に「足で書く」ということを実践できないことは明白です。現実問題としては、「逆三角形の記事」はあくまでも努力目標です。
3、 創刊号作成を通じて判ったこと。
前置きは、これ位にして完成した創刊号を紹介します。
創刊行の頭記事は12文字×32行。臍も32行+10行です。肩は写真が主ですから文章は僅かに10行。右足の「社会に導く目」は28行で左足は3行の連絡先。これに、「一吠え」のコラムが42行。これが、創刊号の記事の全てです。つまり、「アトム新聞」が掲載できる記事の分量は非常に少ないことが判明しました。12×129=1548文字。一般的な原稿用紙4枚弱と考えて良いと思われます。
紙面は伝える行間の重みで決まる!
さて、少ない行数でズッシリとした重みを持つ記事を書くには?激しい文言を多用するのか?それとも、主張と意見との文字化に工夫を凝らすのか?否、否、否です。重みある記事とは、その行間にアトム号捜索の取組みの多様さ、捜索に参集した人々の想いと努力とを詰め込んだものです。
創刊号は挨拶号みたいなものです。ですから、既存の情報をレイアウトしても作成可能。でも、通刊第2号からは話が違ってきます。次号からは、一つひとつの記事の行間が問題になります。そういう意味で、関係各位のご協力とご奮闘をお願いしておきます。
4、 結び。
最後に、次回号の企画案を紹介しておきます。現段階では、「アトム号と私の想い特集」を想定しています。左側に、「アトム号捜索メモ」なるものを幅3cm程度で縦に並べます。それ以外は、全てが皆さんから寄せられた想いの紹介。「12文字×10行×10人」という計算が成立しますので、お一人7行前後でお願いすることになるかも知れません。
次号では、アトム号捜索活動はメモとして左脇に添えられる脇役です。メモですから5W1Hの塊。となると、実際にどれだけ多様な捜索活動が行われたのかが問題となります。メモだけに誤魔化せません。私が思うに、この脇役あっての特集。ですから、この脇役も重視したいと思います。
一昨日と昨日(6月1、2日)も、ある方が長崎で捜索活動が展開されたと聞いています。そういう取組みをされている方は、是非、その情報をお知らせください。「アトム号捜索メモ」は、私一人では作るあげることは不能。皆さんのご協力をお願いして結びとします。
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「盲導犬アトム号の真実」のURLです!
盲導犬アトム君のPWさんの気持ちを考えると、涙が出てきます。
<盲導犬アトム君を隠している方々へ>
アトム君を不幸にしてませんか。
盲導犬アトム君を、自分達の主張の為に利用してませんか。
本当にアトム君の幸せを考えているのなら。
アトム君を九州盲導犬協会のPWさんに帰してください。
PWさんは、アトム君の家族なのです。
盲導犬アトム君を知っている、又は見かけた方は、連絡してください。
お願いします。
<ブログ主さんへ>
大変なこともあると思いますが、応援してます。
【Ichiro Higuchi】ちかさんへ!
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>盲導犬アトム君のPWさんの気持ちを考えると涙が出てきます。
そうですね。
自分に置きかえると込み上げてくるものがあります。
>大変なこともあると思いますが応援してます。
大したことをしていませんので大変なことはありませんよ。
出来ることを出来る範囲で無理しないで・・・。
このスタンスで今後も臨みます。
今後も変わらぬ応援を宜しくお願いします。