嬉しい一本の電話 / 頑張ってチラシ作り

＞ルルル！ルルル！

　午前中、お風呂の掃除をしていたら電話が鳴りました。

＞長崎市に住むＸＸＸと申しますが・・・。
＞出来ればチラシを分けてもらいたいと思いまして。

　実に願ったり叶ったりの申し出です。

＞明日、ＸＸＸで１１時にお会いしましょう。

　そういうことで、日が変わり夜が明けるのを待って私は長崎に向けて出発します。

　「職場等には貼り出したい」との意向。ならばと、本日は、佐賀方面のチラシ配布を中止してチラシ作製に勤しんでいます。用紙はマット紙。結構、綺麗に印刷されています。アトム号の写真も超高画質で再スキャンしましたので九州盲導犬協会のオリジナルと比較しても遜色がありません。

　現役時代は、工場の会長室に居を構えての気ままなその日暮らし。入口には「情報システム・商品開発室」と「チラシ工房」という二つの看板。いずれも、自称。肩書きは昇進を拒否していたのでありません。朝出社すると、先ずはコーヒーメーカーのスイッチを入れて煙草をくゆらしながらその日の課題を確認。支店からチラシの依頼があれば、それを片付けます。そういう雑用がなければ、自分で決めた開発テーマに取り組む日々でした。今日は久々に現役時代に使っていた旧いパソコンの出番。新しいノートブックには、チラシを作成するに十分なソフトが搭載されていないからです。そして、私もしばし現役復帰です。

　少しだけチラシの設計について書いておきます。チラシ画像を見ると判るように、視線をＺの形で誘導するようにレイアウトしています。吹き出しがＺ形の斜め誘導の役割りを担っています。連絡先への誘導はＶ形を採用。「2012年1月23日、長崎市の・・・」の文がＶ形になっているのはその為です。つまり、Ｚ形＋Ｖ形が「盲導犬アトム号を探しています」と題するチラシの形です。と、このように拘りを持つところに服飾デザイナだった現役時代の私がいます。

　しかし、遅い。印刷速度が実に遅い。一枚を印刷するのに５分と４０秒。１時間に僅かに１０枚余という遅さ。それなのに、インクは急速に減っています。２５枚を印刷しただけで青が３割がたも減っています。多分、手持ちのインクでは７５枚程度が限度です。長崎市のＸＸＸさんには、それ位の枚数で了承してもらうことになりそうです。

　ネットでは、盲導犬アトム号の件は過去のこととなりつつあります。幾多の人々の想いを背景に盲導犬デビューしたアトム号。彼が行方不明になって４ヶ月。色んな意見が飛び交って消えていきました。今、私にとって大事なこと・・・。それは、盲導犬アトム号の早期発見・早期保護です。今、私が望むこと・・・。それは、盲導犬アトム号の早期発見・早期保護です。

http://www11.ocn.ne.jp/~husky/index.htm
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「盲導犬アトム号の真実」のURLです！

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