元ママ犬デイジー号と暮らす

写真は、盲導犬響号です。

あとむ新聞 / 創刊の辞etc.

2012-06-14 | ペット

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 次は、「あとむ新聞」創刊号の記事です。「あとむ新聞」創刊号 / ダウンロード出来ます」に収録していましたが、テーマが定まらない要因になっていたので独立させました。


【創刊の辞】

 本紙は「盲導犬アトム号に至当な犬生を!」と願う人々の共通の想いを現実にするために創刊された。

【盲導犬が行方不明 / 協会、発見を最優先】

 今年の1月23日、長崎市諏訪町の盲導犬ユーザ宅より九州盲導犬協会が貸与した盲導犬アトム号が姿を消した。協会は、3月19日には盗難届を取り下げてアトム号の発見と保護を最優先にすることを表明。その上で、「どんなに些細な情報でもお寄せください」と広く発見と保護への協力を訴えている。
 ユーザが、アトムを最後に確認したのは午後8時前。その後、日課の夜の散歩に出かけようとして失踪に気が付いたという。連絡を受けた九州盲導犬協会関係者は、翌日から現地を捜索。ユーザは、一月末に商店街などでチラシを配って行方を探している。協会も、5月に「盲導犬アトム号を探しています」のタイトルで一万4千枚のチラシを新聞に折り込んで情報提供を呼びかけた。しかし、有力な手掛かりが得られないまま4ヶ月が経過した。
 協会は、「大きなラブラドールが散歩しているのを見た」などのアトム号の発見と保護に繋がる情報を待っている。


【春日市もHP等で訴え】

 5月18日、福岡県春日市は同市のホームページで「盲導犬アトム号を探しています」という次の記事を掲載。
              ◇◇◇
 同盲導犬を貸し出した公益財団法人九州盲導犬協会は、長崎県内で現在も捜索を続けていますが、いまだに発見できず、福岡県内にも範囲を広げています。
 同協会は、多くのボランティアの力と多額の寄付金で育成した盲導犬の発見を優先させるため、「アトム号を発見・保護し責任を持って獣医師による健康診断を実施したのち、アトム号にとって最も適切な環境で暮らせるよう配慮する」「協会としての盗難届を取り下げる」「アトム号を無事に発見・保護した場合、万一失踪に関し、何らかの違法行為があったとしても、協会として何らの責任追及もしない」としています。
              ◇◇◇
 今後、同様の協力が他市にも広がることが期待されている。

【思い込みを捨てて】

 長崎市諏訪町周辺を聞き込みをすると、アトム号が失踪していることを知らない住民も多い。灯台下暗しで、ユーザの近辺で暮らしている可能性も否定できない。「既に県外に移動された」などというネットの根拠なきうわさに惑わされずにあらゆる可能性を想定して捜索にあたるべきだ。


【一吠え】

 2012年2月11日。福岡県糸島市は晴れだった。気温は8℃。やや強い北北西の風が吹いていた。玄海灘を遠くに望む盲導犬の里で、私達は、九州盲導犬協会の往訪指導を記録した動画を観ていた。そこには、ハーネスを付けユーザを世界に向かって導く一頭の盲導犬の姿があった。▼彼の名は、盲導犬アトム号。眼鏡橋から諏訪町の商店街へとユーザを淡々と誘導していた。ユラリユラリと振る尻尾は彼の自信を示していた。目的地に着いた時、アトムはちょっと得意気にユーザを見上げたようだった。▼それから3ヶ月が経過した5月29日。私は、アトムが住んでいた諏訪町にいた。「アトムは先に立って歩いていたよ。ちゃーんと誘導していたよ。」住民の方からアトムの立派な仕事ぶりを直に聞くことができた。2月11日に私が見た姿は、住民の誰もが知るところだった。▼彼の2年間の功績に報いるためにも一日も早く発見し保護しなければならない。盲導犬アトム号を人間の思惑に翻弄された犬のままで終わらせてはならない。

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http://www11.ocn.ne.jp/~husky/index.htm
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盲導犬アトム号の真実」のURLです!

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