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●古語  いくつか

2012年12月18日 10時15分33秒 | 色んな情報
●古語  いくつか
古文辞書 - Weblio古語辞典 http://kobun.weblio.jp/
★うち-わら・ふ 【打ち笑ふ】
自動詞  ハ行四段活用
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
  笑い声をあげる。笑う。
出典源氏物語 夕顔
「『あな若々し』と、うちわらひ給(たま)ひて、手を叩(たた)き給へば」
[訳] 「まあ、子供っぽい」と、(源氏は)笑いなさって、手をおたたきになると。◆「うち」は接頭語。

★むな-ぐるま 【空車】
名詞
1.車台だけの、車箱や屋形の付いてない車。主に、荷車。
2.人の乗っていない車。からぐるま。

★こう-ぎ 【公儀】
名詞
1.公(おおやけ)の事柄。表向き。
2.朝廷。政府。役所。
3.幕府。将軍家。

★さら-ぬ 【然らぬ】
分類  連語
1.そうでない。それ以外の。そのほかの。
出典徒然草 一三七
 「鳥部野(とりべの)・舟岡(ふなをか)、さらぬ野山にも、送る数多かる日はあれど、送らぬ日はなし」
  [訳] (有名な火葬場の)鳥部野や舟岡、そのほかの野山にも、(死者を)葬る数の多い日はあるけれど、葬送しない日はない。
2.たいしたことではない。なんでもない。
出典平家物語 一〇・維盛入水
 「涙おしのごい、さらぬ体(てい)にもてないて申しけるは」
  [訳] 涙をぬぐい、なんでもないようすに振る舞って申したことには。
参考
  体言を修飾して連体詞のように用いられる。
なりたち
  ラ変動詞「さり」の未然形+打消の助動詞「ず」の連体形


★うち 【内】
1.(名)
(1)空間的に設定されたある範囲の内部。内側。
⇔そと
「部屋の―にこもる」「屋敷の―には他人を一歩も入れない」
(2)時間的に設定されたある範囲の内部。あいだ。
「若い―が花だ」「朝の―に仕事をすます」「ぐずぐずしている―に日が暮れてしまった」「会議は混乱の―に終わった」
(3)抽象的に設定されたある範囲の内部。領域内。
⇔そと
「これも仕事の―だ」「そんなのは親切の―にはいらない」
(4)具体的な事物についてある範囲を限定し、その範囲内で事が考えられるべきことを表す語。なか。
「三人の―で一番背が高いのはだれか」「メンバーの―のだれかを代表に指名して下さい」
(5)心のなか。内心。
「―に秘めた情熱」「―にこもった怨念」
〔(1)~(5)は「中」とも書く〕
(6)自分の所属している、会社・役所・学校などの団体や機関。
⇔そと
「―の社長」「―の学校」
(7)内裏。宮中。
「相撲(すまい)のことにより―にさぶらひつれど/蜻蛉(下)」
(8)天皇。みかど。
「しばしこの事もらし侍らじ。―にも奏せさせ給ふな/源氏(賢木)」
(9) (ア)妻。
「こなたも―(=自分ノ妻)ぢやと思し召しては、又例の我がままが出ませう程に/狂言・右近左近(虎寛本)」「お袋さまやお―さま(=奥様)が、はやはや、お大体(たいてい)さまではござりませぬ/滑稽本・浮世風呂 4」
(イ)(自分の)夫。
「わたしらが―なんぞは出好きでの/滑稽本・浮世風呂 2」
(10)仏教。仏者の側から儒教など仏教以外の教えを「そと」「ほか」というのに対する。
「―には五戒を保つて慈悲を先とし、外には五常を乱さず礼儀を正しうし給ふ人なれば/平家 2」
2.(代)
一人称。わたし。主として関西方言で、女性や子供が用いる。
「―が悪かったんや」
〔もともと「なか」が前後・左右・上下などの両端を除いた中間部・中央部をいうのに対して、「うち」はある範囲の内部をいう。古くは「と(外)」と対立していたが、中世以降「そと」「ほか」と対立するようになった〕
» (成句)内に省みて疚しからず
» (成句)内裸でも外錦
» (成句)内広がりの外すぼまり
» (成句)内を出で違う
» (成句)内を外にする
   ・・・・・・・・・・
・ない 【内】
(1)うち。なか。内側。
(2)〔仏〕 仏教の側から、仏教の立場をとる教え、書物などをさす言葉。
⇔外(げ)
   ・・・・・・・・・・
・うち 【家】
〔「うち(内)」と同源〕
(1)家屋。人が住むための建物。
「空き地に―が建った」
(2) (ア)自分の家庭。我が家。
「―ではみな六時に起きる」「―の者は朝から出かけてしまった」
(イ)(一般的に)家庭。家族の住んでいる場所。
「あなたの―では正月にどんな料理を作りますか」「そろそろ―に帰りなさい」
» (成句)家を空ける
   ・・・・・・・・・・
・うち 【打ち】
(接頭)
〔動詞「打つ」の連用形から〕動詞に付く。
(1)下の動詞の意を強める。
「―しおれる」「―寄せる」「―捨てる」
(2)下の動詞の意を軽くする。ちょっと、少しなどの意を添える。
「―見る」
(3)下の動詞の意味を抽象化する。
「―明ける」「―とける」「―けす」
(4)語調をととのえる。
「―連れる」「―まぎれる」

★打ち、撃ち、討ち
読み方:うち
タ行五段活用の動詞「打つ」「撃つ」「討つ」の連用形である「打ち」「撃ち」「討ち」、あるいは連用形が名詞化したもの。
終止形
 打つ
 撃つ
 討つ

★うち  新潟県田上町方言 http://www.weblio.jp/cat/dialect/tgmhg
方言  共通語   使用例または説明
うち   家    「はよ うちけーれて」(早く 家に帰りなさい)

★うち  京ことば http://www.weblio.jp/cat/dialect/kyktb
京ことば   意味
うち    私(若い女性の言葉〕 *年配女性はわて・あてを使う

★うち’ 1  但馬方言辞典 http://www.weblio.jp/cat/dialect/tjmhg
但馬方言   共通語 用例                       備考
うち’ 1   私 うちもええもんちょうだい(お菓子をちょうだい)。   女性語。
   ・・・・・・・・・・
・うち’ 2
但馬方言   共通語           用例
うち’ 2   自分の家庭、職場など  うちの生徒は相対的におとなしいです。

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