郵政の民営化

郵政の民営化・・・・・
　「自民党をぶっ壊す」「改革なくして成長無し」「郵政民営化」と短いフレーズで政策立案能力のカケラもないパフォーマンスだけの小泉元総理の念願かなって、10月1日から郵政公社が完全民営化となる。
　2年前の総選挙の時、民営化しても国民生活に何の支障もないと言っていたが、10月1日以降、確実に郵便局は減少し、国民生活に多大な損失を与えるだろう。特に、地方の山間部などで、郵便局が廃止され、高齢者などの行動範囲の限られた人々にとっては死活問題になる可能性がある。
　そもそも、小泉氏が何故、郵政民営化を叫んだのか？答えは一つ。小泉氏の親分であり福田康男氏の父・福田赳夫氏の天敵である田中角栄の築いた郵政利権、旧田中派の集票マシーンである「大樹会」イジメに他ならない・・・小泉元総理の怨念だけで「郵政民営化」が進み、小泉チルドレンと呼ばれる「アホ」議員を誕生させた国民に大きな責任があることを忘れてはならない・・・