庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

瀬島龍三氏死去

2007-09-04 20:39:06 | Weblog
政財界の「参謀」といわれた瀬島龍三氏が亡くなられた。95歳でだった。陸軍幼年学校、士官学校卒業、陸軍大学卒業後、大本営参謀として活躍され、戦後、民間会社で活躍された昭和の大物である。
小説「不毛地帯」(山崎豊子氏)の主人公ともいわれる人物である。土光臨調のもとで国鉄(現在のJR)、電電公社(現在のNTT)、専売公社(現在のたばこなど・・)の改革に取り組んだ人物である。当時、政界や労働界に対して瀬島流根回しをして改革に取り組んだ「昭和の大物」である。
瀬島氏の死去で改めて思うのは、現在の政治家、財界人の「無能」である。国民は、デタラメな小泉改革に陶酔し、説明の無いまま「郵政改革」に賛成し、小泉チルドレンと呼ばれる「アホ」議員を国会に送り込んだ・・・
瀬島氏は現在の政治家や財界の資質・姿勢とどのように思われているのか聞いてみたいものである。
改めて、瀬島龍三氏のご冥福をお祈りしたい・・・・