庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

美しい国、日本

2006-12-05 16:47:49 | Weblog
安部晋三総理の著書を読ませていただいた。
不思議に思ったのは、安部総理は今の日本が美しくないと思っているのかな?自分の、あるいは自分達で「美しい国、日本」を作ろうとしているのか???
仮に、美しくないと思っているのなら、こんな国に誰がした?安部総理の所属する自民党でしょ!ブログに書いていても「頭」に来る。しかも、美しくない国、日本のリーダーとして君臨したのは、安部氏のおじいちゃんの「岸信介」であり、大叔父の「佐藤栄作」であり、親父の「安部晋太郎」でしょ。
あなたは、これらの親族及び自民党の今までやって来たことの「尻拭い」をするのですか?・・・それならお辞めなさい、総理を議員を・・・
今日は、もう一冊、本を読ませていただいた。これは皆さんにお勧めしたい。マークス寿子著「日本はなぜここまで壊れたのか」(草思社1400円+税)である。
この本の感想については、いつかブログで

労働分配率

2006-12-05 13:35:54 | Weblog
昨日、公表された財務省のデータでは、労働分配率(労働分配率=現金給与総額÷付加価値額)は63.6%と低下し続けている。最近、企業収益は改善しているにも関わらず、賃金が上がらない・・・・この労働分配率からも分かるだろう。
しかし、政府は、企業側に対しては「法人税の引き下げ」を検討している。また、労働者に対しては「自律的労働時間制度(ホワイトカラー・イグゼンプション)」を検討している。つまり、企業に対しては、今まで以上に利益をだしやすくする体制を、労働者に対しては、残業代を払わなくても良いという制度を作ろうとしている。法人税引き下げによって、景気を拡大させ、賃金の上昇の目論む・・・
でも、そんな「夢物語」はムリである。今後、参議院選挙終了後には必ず「消費税」引上げがある。一般労働者(庶民)は益々厳しい世の中に・・・・
でも、そんな時でも、自民党は、「造反議員」の復党問題でさわいでいる。
自民党では、この復党問題は、あと数箇月すれば、国民はバカだから忘れると思っているのだろう・・・