庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

警察官の不祥事

2006-12-04 17:45:53 | Weblog
今日の夕刊に「署長 無講習で免許更新(奈良県警生駒警察署)」の記事があった。最近、警察官の不祥事が多発している。「飲酒運転事件」「殺人事件」「わいせつ事件」等々である。外部から見えるこれらの飲酒運手、殺人、わいせつ事件はバレルのは当たり前だが、今日の夕刊の記事は内部告発であった。
昔の警察なら内部告発など無かったのではないだろうか?この内部告発が庶民から見れば良いことであるが、違った見方をすれば、警察内部のタガが緩んでいる・・・・内部告発した警察官は本当に「正義」として内部告発したのだろうか・・・それとも警察内部に不満があり告発したのだろうか?
私の知る限り民間企業での内部告発は、企業内の不満分子(賃金や処遇に対する)が多い・・・

消費者金融

2006-12-04 09:35:35 | Weblog
昨日、本屋さんでチョット気になる本を買った。須田慎一郎氏の書いた「下流喰い」(ちくま新書 700円+税)である。消費者金融の内部まで暴露する内容の本である。
本のなかでは、いま、消費者金融は、二極化しているとのことである。大手メガバンク率いる大手消費者金融(テレビのコマーシャルでおなじみの会社)と俗にいう「ヤミ金」である。中小・零細の消費者金融は経営が難しいらしい。
しかし、大手消費者金融もヤミ金も中身は変わらないように思える。消費者金融から「金」を借りる人が悪いと私は思っていたが、一概に借りてが悪いとは言い切れないとおもった。(詳しくは本を読んでください)
また、200万円を月々45000円返済した場合、①銀行(1.8%)では4年47回で返済できる。②利息制限法の18%の場合6年73回で返済できるが、現在の消費者金融と同じ利息27%の場合、45000円を永久に返済しなければならないという。まさに、悪徳・悪魔的ビジネスである。あらためて消費者金融について考えたい・・・