いよいよ、夏季引きこもり期間、もとい夏季学習期間が始まった。
2日前だったか、前期の打ち上げということで、飲み会。量はほどほどにしておいたものの、ちゃんぽんしてしまったせいで悪酔い。
そんでもって昨日は、高校に入って以来、小説をほとんど読んだことがなかったせいか、無性に昔読んだ小説を読みたくなってしまい、筒井康隆を本棚から引っ張り出して読んでみた。短編集ばかり4冊。全部は読まず面白そうなのだけ。
筒井康隆を読んでいた中学生というのもなかなかアレですけども、当時は背伸びしたかったのだろうとか思う。中学時代、やはり背伸びをして三浦綾子「塩狩峠」とか山崎豊子「大地の子」とかに手を出したものの、途中で飽きてしまい、惰性で最後まで読みきったという感じになってしまった。結局自分には長編は分不相応ということがわかり、筒井康隆とか星新一の短編集を読みだすことに。
今読み返してみて、まあ面白いんだけれども、2冊分くらい読んだらやっぱり飽きてしまった。単に飽きっぽい性格が昔のまま、というところもあるけれど、昔のような感動がなかったからかもしれない。筒井氏はインテリゲンチア志向の人間の自尊心をくすぐるのが上手くって、当時の若き私なぞはトリッキーで反骨的な作品に夢中になったりした。どうも今の私は、仏教的な「どうでもいい精神」が身についてしまって、筒井麻薬が効かないようになったみたいだ。
そんなこんなで、懐古で始まる夏季引きこもり期間、もとい夏季学習期間。
2日前だったか、前期の打ち上げということで、飲み会。量はほどほどにしておいたものの、ちゃんぽんしてしまったせいで悪酔い。
そんでもって昨日は、高校に入って以来、小説をほとんど読んだことがなかったせいか、無性に昔読んだ小説を読みたくなってしまい、筒井康隆を本棚から引っ張り出して読んでみた。短編集ばかり4冊。全部は読まず面白そうなのだけ。
筒井康隆を読んでいた中学生というのもなかなかアレですけども、当時は背伸びしたかったのだろうとか思う。中学時代、やはり背伸びをして三浦綾子「塩狩峠」とか山崎豊子「大地の子」とかに手を出したものの、途中で飽きてしまい、惰性で最後まで読みきったという感じになってしまった。結局自分には長編は分不相応ということがわかり、筒井康隆とか星新一の短編集を読みだすことに。
今読み返してみて、まあ面白いんだけれども、2冊分くらい読んだらやっぱり飽きてしまった。単に飽きっぽい性格が昔のまま、というところもあるけれど、昔のような感動がなかったからかもしれない。筒井氏はインテリゲンチア志向の人間の自尊心をくすぐるのが上手くって、当時の若き私なぞはトリッキーで反骨的な作品に夢中になったりした。どうも今の私は、仏教的な「どうでもいい精神」が身についてしまって、筒井麻薬が効かないようになったみたいだ。
そんなこんなで、懐古で始まる夏季引きこもり期間、もとい夏季学習期間。