絵を描いて六十年
清志初男油絵展
5月17日(火)~22日(日)午後1時~5時
正面左から2つ目が清志さんの一番好きな絵
正面ブルーの海に見え隠れする様な石仏たち
祈りが清志さん自身がいろいろな表情で描かれていて
見入ってします
神戸から駆け付けたボクサー村田さん
右端が清志さん
案内のパンフレットに
美術ジャーナリスト柳生尚志さんが清志さんの画業について書かれている
出発点は、加西市北条の石仏、五百羅漢と出会ったこと
絵筆を握りながら仏たちの声を聞き、
流す涙をみたに違いない
そして自らの人生を重ねあわせるように仏たちを描いた、
石仏は自画像であったのだ。
清志さんの描く仏たちを見る時、
鑑賞者もまた自分の人生と向き合う。
そして、憎しみ合う人間の業(わざ)を越えて、世の平和を願うものである。
お連れ合いの加代子さんの短歌
「ひたむきに
夫駆り立つるは
なにならん
描きし羅漢の数しれずして」
一緒に大分の臼杵の摩崖仏その他をまわったといわれる
遠路知り合いが訪ねてこられる
岡山出身の私は聞く情報が
すべてあたたかい
たくさんの出会いをありがとうございました
人と人をつなぎます「アート」が
清志さんが晩年の田中一村の住まいを訪ねた話も嬉しかった