琉泉窯in牛滝山

紅葉の名所「牛滝山」の琉泉窯。読谷北窯・宮城正亨氏に師事、琉球と泉州をつなぐ精神で作陶、古民家「朋潤庵」に作品展示

良かった!「伊丹十三記念館」&「砥部焼伝統産業会館」を訪ねる旅

2013-01-13 08:51:52 | 日記
1月6日(日)高松市の義弟宅から愛媛県松山市に出かけました。ほとんど高速道路を走るし、車は正月の混雑を過ぎて少ない。天候もよくドライブびよりでした。
最初に松山ICから10分の「伊丹十三記念館」を訪ねました。
ちょうど、「父と子」を企画展でやっていました。父伊丹万作の展示を興味深く見ました。少し前に朝日新聞で父万作の「戦争責任の問題」を引用した文章を読んでいたので訪ねたいと思っていました。戦争中に松尾芭蕉の俳句に自分で絵をかいて「子どもとなりぐみ」のカルタよりこちらをしなさいと息子に与えたという話と実物のカルタの展示は感動します。

そこから、20分くらいで砥部町に着きました。「砥部焼伝統産業会館」では民芸との関係や間接的に朝鮮と関係があることを展示してます。つまり九州の陶工が江戸時代に来て始めたと。バーナードリーチの作品がありました。民芸的な磁器です。1949年浅川伯教の抹茶茶碗の展示は宝物に出会った感じ。
昼食は散策コースにある手打ちそば、美味しかった!
近くに坂村真民記念館が昨年会館。彼は1941に順天女学校や清州女学校の教師、全州師範学校でも教え、朝鮮民謡協会立ち上げ、アリラン夜曲を作詞、敗戦でやむなく引き上げ故郷の砥部に帰ります。念ずれば花開くの詩碑が各地にあるようです。長島愛生園の近藤宏一さんの青い鳥楽団が大阪朝日座でコンサートした時は大阪の念ずれば花開く会が応援しました。青い鳥楽団の写真も展示されてました。


それから砥部焼直売所で何点か買い求め少し豊かな気分で高松へ帰りました。いい旅でした。
これは4歳の孫が送ってくれた
牛滝山の
「うし」大阪天満宮での書
コメント
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