典型的?B型の日記

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人の死

2005年11月19日 21時14分12秒 | 日記
木曜日においらのお兄ちゃんが死んだ。

お兄ちゃんといっても

本当のお兄ちゃんではなく

いとこの子同士という関係に当たる

おいらはちっちゃい時から
かわいがってもらった

1年に1度 お盆時に祖母の生家に帰ったときの遊び相手だった
おいらの記憶では

その上のお兄ちゃんが22歳、なくなったおにいちゃんが20歳のときの記憶が
鮮明に残っている

それから約20年
いったい誰が“死”を予感したのか

お兄ちゃんは名古屋の大学を出た後
洋服屋の店長になり
スーパーの店長になった

その後いろいろ経て

2年ぐらい前
介護福祉士をとり
障害者の施設で
働いていた

確かにお兄ちゃんは
どっちかというと
おとなしくあまり笑ったりはしなかった

でも、面倒見のよい兄ちゃんだった

その兄ちゃんは家で閉じこもりきり
人との関係を絶ってしまった

もともと村で高齢化80%を記録してしまうところ

人との接触がなかった

もし、兄ちゃんが
広島市内で介護職をしていたら
少しは違った結果を出せたのかもしれないと思うと
気が重い

おいらが異変に気づいたときはもう遅かった
しかも、上のお兄ちゃんが何とかするだろうと
考えることもやめてしまった

それがすごく残念だった
もう少しちゃんと話をしていたら
と思うと後悔しか残らなかった


しかし、これは受け入れるしかない

そう兄ちゃんはいろいろな思いを持ったまま
死んでいった。

そして今おいらは
いろんなことで
悩みが多く

本当逃げたくなってしまってる

人が本当に認められるためには
資格が必要なのか?

資格がなければ
今までの経験すら評価してもらえないのか

おいらがおいらであるために
兄ちゃんの死を無駄にしないために
おいらはどうしたらいいのか


この答えは多分
簡単には出てこないかもしれない・・・

早く楽しく仕事したいな~




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3 コメント

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皆さん ()
2005-11-21 14:01:55
何とかやっております



人の死というのにもやはりなれというものがあるようで確かにテンションは低いけど

乗り切れたように感じております。



仕事に関しては

まだまだくら~いトンネルって感じですが



そのうちいいこともあるかと思っております



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近親者の死 (ハヤト)
2005-11-21 08:18:27
ネ○のとこにも書いたことがありますが

ママを亡くして5年が経ちました。

未だに 思い出しては涙が出てきます。



後悔することは山のように 一緒にやりたいことも山のようにありました。



仕事で人の死に立ち会うことはあっても 近親者の死は存在しないような気持ちでしたが そんなこと無いのだなぁ と当たり前ながら思いました。



残された人間は 亡くなった方の思い出を胸に生きていくわけですが・・・

ツライ事を乗り越えた人の笑顔は美しいと僕は思います。

同じ福祉現場の人間として お兄さんの笑顔を見ることが出来ないのは とても残念ですが 

きっと これから龍さんは 素敵な笑顔を咲かせてください。



PS うちのいとこは 10年以上も障害者施設の生活相談員をしていますが 本人の強い希望で無資格です。(主事は持っていますが)

「人は資格だけでは判断されないし されたくない」とよく言っていました。
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Unknown (なおたろう)
2005-11-21 00:31:08
自分のお母さんを亡くした友達に

こんな事を話してくれた事を思い出しました



「人が本当に怖いのは

 忘れ去られる事・・・

 

 いつもじゃくていい

 でも、ふとした瞬間に

 思い出していく



 ずっと忘れないでいたい

 その時に感じた思いも

 後悔も・・・



 それを忘れず生きていきたい」





と・・・



そのお兄さんの事

忘れないでいてあげて下さいね



そして・・

龍さんもきっと今のしんどさから

抜ける時が来ると思います

(今は凄くしんどいと思いますが・・)



大丈夫



乗り越えられない試練は

人にはめぐってこないそうですから!
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