がまぐち工房舞々奮闘記

舞々の商品企画、生地やパーツ探し、たまには気分転換に京都をぶらり!

梅の花の柄

2009年08月27日 | 柄について
梅の花の柄も人気柄の一つです。

「花」といえば今では桜ということになっていますが、
古くは「花」といえば、むしろ梅を指すことの方が多かったそうです。

梅は葉よりも先に芽が出て清い香りの花を咲かせ、春の訪れを象徴する縁起の良い花として親しまれてきました。
梅の花言葉は、「高潔な心、澄んだ心」。

そのようなことから梅柄は吉祥紋様として、古くから愛され、
「梅鉢(うめばち)」「捻じ梅(ねじうめ)」「実梅鉢(みうめばち)」「匂い梅(においうめ)」「向う梅(むこううめ)」などいろいろな紋様があります。






不思議に見ているだけで癒されます金魚柄

2009年07月15日 | 柄について
金魚柄はどの柄も不思議に見ているだけで癒されます。
涼しげに泳いでいるように見える金魚柄、もっとも人気の高い柄です。

そんな金魚柄の金魚ですが、金運・財運に由来するおめでたいものとされています。(文字そのままのようにも思いますが・・・)
他にも厄を食うとか、運を運ぶとかもあるようです。

中国語では「魚」が「余」と同音で金魚は「金が余るほどある」ことを示すことから、金運を招く魚として信じられてきたということらしいです。

その上、風水では動きのある水が金運を促すといわれています。 つまり『金魚が水を動かす』ということは風水的にも金運上昇ということにも繋がるようです。



この柄なんかは金魚に水紋と吉祥柄の集まりです。


まねき猫の柄

2009年07月08日 | 柄について
ご存知「まねき猫」、これは書かなくてもお分かりかと思いますが、
まねき猫柄の生地はたくさん出ていて、
いろいろな柄のがま口を作りました。
人気のまねき猫柄です。
たぶん分かり易いのでしょうね。



まねき猫は右手を挙げている猫は金運を招き、左手を挙げている猫は客を招くとされています。そこで、欲張って両手を挙げたものもありますが、金運と客を共に招くととるか、欲張り過ぎると「お手上げ万歳」になるととるかは気持ち次第。
財布には右手を挙げている猫が良いかもしれません。
また、左手を挙げている猫は友人が増えると読み替えてもいいかもしれません。

そして、この柄のようにそれぞれが手を上げているのはお手上げ万歳でもなく共に招いて良いかもしれませんね。




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招福の縁起柄ふくろう柄

2009年07月03日 | 柄について
本物のふくろうも猛禽類とは思えないほど愛くるしい鳥ですが、ふくろう柄も可愛くて根強い人気のある柄です。

その上、ふくろう柄は「福篭(ふくろう:福がこもる)」「福来路(福が来る路)」「不苦労(困難を避ける)」、 また、首が良く回ることから「遠目が効く」「先見の明がある」「暗闇でも遠くまで見渡せる」など、昔から招福の縁起柄として人気が高く商売をされている方にも好まれます。



当然のことながら「がまぐち工房舞々」でも人気柄として、よく登場してきます。
画像のような定番的な柄もあるのですが、どうしても少し違った柄も欲しくて、
定番的な柄は時々登場させています。

表地もふくろう柄で、福が来て苦労を避け、裏地もふくろう柄で福がこもる「舞々のがま口」も、みなさまの招福開運・商売繁盛・金運上昇・恋愛成就・念願成就など、いろいろなシーンでふくろう柄のがま口がお役に立つことを願ってます。


ワイルドストロベリー柄

2009年06月24日 | 柄について
ワイルドストロベリー柄として生地の販売は今まで見たことはありませんが、
ワイルドストロベリー風の柄はあります。

ヨーロッパではLucky&Love(幸運と幸せ)を運んでくれる、アメリカではMiracle(奇跡)を呼ぶと言われているワイルドストロベリー。
なぜ、そう言われるようになったかは定かではありませんが、何世紀にもわたって幸せを呼ぶと言われる伝説、実がなると幸せになれるという伝説になったり、愛を実らせるという伝説になっています。

日本では某テレビ局で紹介された幸せを呼ぶ伝説のいちごで「ある女性がこのいちごを育てて実をつけた途端に恋人が出来て結婚でき、その後、そのいちごを株分けをして女友達にあげた途端に皆次々と結婚できた」と言う噂のいちごです。



この柄もいちご柄といばいちご柄だし、ワイルドストロベリー柄と言えばワイルドストロベリー柄です。
どちらと見るかは気持ち次第で、ワイルドストロベリー柄と思い込んで幸せになりましょう。

唐草柄

2009年06月22日 | 柄について
柄について「がまぐち工房舞々」ホームページにまとめようと、
以前にも一部を調べてこのブログで記載していたところを探そうとしましたが、
ブログのカテゴリーを分けていなかったためどこに書いたが分からなくなり不明、
書いたブログを1個1個さがすよりは、もう一度調べ直したほうが早いので、
調べ直しております。

そして調べたことの覚え書きにはブログがもってこいで、
今回はカテゴリーをしっかり作り、貯めていきたいと思っております。
柄や模様は訳や由来などがあって面白いですので興味のある方はお読み下さい。

まずは当店人気No1柄の唐草柄からです。



ドロボウの風呂敷といえば唐草柄と相場は決まっているようですが、この柄が風呂敷ではもっともポピュラーな柄なためです。
この唐草柄ほど歴史が古く世界各国で親しまれている模様はありません。もともと蔦の葉や茎やつるを意匠化したものですが、それに花や実なども織り交ぜ、やさしく華やかな模様にしたものもたくさんあります。 心和む癒やし系の代表的な模様です。
我が国へは五世紀の古墳時代に大陸より伝えられました。
唐草など蔓(つる)草は生命力が強く、茎をどこまでも伸ばしてゆくところから、長寿、延命、子孫繁栄の象徴とされ、又からみつく、巻き取る等により吉祥紋とされ、婚礼など好んで用いられます。