○◎☆1例目76才女性 2014年9月3日開始肝がん治療後 耐性ウイルス測定なし
インターフェロン治療歴3回 副作用強く中断
2週後1.7 4週後1.2検出
10月15日AST100台、ALT200台となり経過を診ていく、12月1日にはもどる。調子はまったく問題ない
11月12日診察にて10月頃からふわふわする8週目RNA1.2未満ケンシュツセズ
12月1日、肝がん再発にて治療中止、その後も陰性化継続、中止後6ヶ月たちSVR24達成
こちらの患者さんは、インターフェロンの少量長期など試みるも倦怠感や皮膚症状が辛くて中断を余儀なくされていた方です。それでも、肝がんの再発を繰り返してきてたのでできるだけやれることはしたいとがんばっていた方です。耐性があったとしても、肝がんの再発を少しでも遠ざけるためにできるだけ早く治療をする必要があり耐性ウイルスはいてもいなくてもチャレンジしたいと言うことで、調べていません。調べない理由としては効果がないかもと思いながら治療することは効果を下げる可能性をもつと思うからでもあります。やるとなったら最大限の効果を出すための方法になると思います。
経過中再発を確認、外科切除をしました。再発の形態が大きかったためダクルインザとスンベプラの終了を待てなかったのも残念でしたが、結果として、SVR24を達成できて、今は再発なく経過を診ています。
ちなみに耐性があるかないかを知った上で治療したい方は調べています。
○はSVR24達成、◎は陰性化を治療中達成、☆は経過中注意を要したという印です。