肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝炎友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2007.9.4より新規開始しました。

要注意 B型・C型ウイルス性肝炎が治ってくると 脂肪肝対策が重要 体重増えやすいです

2016年01月19日 | 日常生活について 肝臓に関連して
 
 
 この本の中での改訂部分アップデートが上のスライドの青字の部分です。
 この間、インターフェロンを使用しない飲み薬(ダクルインザ・スンベプラ併用やソバルディ、ハーボニー、ヴィキラックス)で、肝機能が改善してきている方がたくさん出てきました。アルブミンやコレステロール、コリンエステラーゼなどが上昇してきます。肝臓が再生してきていて、きっとガンの芽も掃除されているはず、いいことずくめ。これ肝臓が元気になってきているという意味ではとってもいいことなのですが実は、脂肪肝や肥満になってきている方が増えてきました。
たばこをやめたあとに太ると同じかもしれません、具合悪くて食欲が落ちていたところが体調がよくなって食欲がよくなると言うことのようです。自覚症状が無かったと思っていたのがこう言うことが起きていたってことなんですね。
 で、食事療法がとても大事です。運動は体調を整えるために重要です。
食事療法は、骨と血管を元気にすることを念頭に、私が実践できたこの動画の方法を是非取り入れてみて下さい。いろんな方法がありますが、先ずはこれもやってみて自分に合う方法を見つけ出していって下さい。
楽しくおいしくスリムになれる方法を極めていきましょ。
と言う私も、胆石を手術してから食欲が増えてきているので、上手くしのぎたいですー。
2015.12.1作成

鉄制限での注意事項 前向きさん体験談からも

2015年02月25日 | 日常生活について 肝臓に関連して
 
前向きさんから情報がありました。
現在C型肝炎で鉄制限を行っている患者さんへの中事項として、フェリチン50を切るのはしゃっくり脚症候群(周期性四肢運動障害)を起こす可能性が有り注意した方がいいかも知れないとのことでした。C型肝炎については鉄制限を必要とする場合がありますが、副作用のあり得ることについても主治医と相談しながら、検討していって下さい。
もう、3剤併用療法や、飲み薬だけの治療ができる時代へ突入します。必要以上に鉄制限による副作用を起こさないためにも気を付けて言ってくれたらと思います。
私たちの病院では、どうしても肝炎が治まらず、少量のインターフェロンもネオファーゲンも効果がない場合、データの異常が続く場合には検討しますが、そうでなければ普通に生活していただいて、どうしても気になる方については動物性の鉄分だけ気にして下さいと話しています。

再び鉄制限について緊急の御願い 前向きさんからのコメントコピペしておきます。
・コメント
びっくりその1。原始人食ダイエット放送で、よりハンサムになった御顔拝見しました。
びっくりその2。今、ためしてガッテンで、しゃっくり脚症候群(周期性四肢運動障害)を見て私の場合と似ていました。
夜中に脚が(しゃっくりのように)ぴくぴく動く人は熟睡できない。原因は、その方のフェリチンは10だったからです。
鉄分の多い食事とドーパミン受容体作動薬で その方は治りました。
そこで御願いがあります。講演会で、『ハーボニーなど次の薬を待っている人は、鉄制限するのは良い事だが、フェリチンが50を切らないように』とおっしゃって頂けないでしょうか。あと僅か数ヶ月の間に第二の私が出るかもと非常に心配しております。

肝がん検診団が紹介されました 健康365 9月号で

2014年07月16日 | 日常生活について 肝臓に関連して
 
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健康365という健康雑誌で、肝がん検診団の取り組みとあわせて肝臓病の恐怖ってことで記事が掲載されました。1人でも多くの方が救われてほしいと編集者の方が記事を作ってくれたのには感激しました。是非機会があったら買って読んでみてください。健康食品のことが多い雑誌ですが、かなり研究されている健康食品を取り上げているので、薬に近い効果があるものもたくさん含まれているのが勉強になります。ただ、健康食品より日常の食品を体に良いものにする方を優先してくださいね。

EDについて より健康な性生活のために

2012年07月14日 | 日常生活について 肝臓に関連して
EDについて

EDって聞くとなんだろうって思われる方が多いかと思います。インポという言葉の方がわかりやすいかもしれません。
そして、この言葉自体に嫌悪感を抱く人も多いだろうと思います。

医学的には、EDはerectile dysfunctionといって、男性性器脳障害の一つである勃起不全(満足な性行為が行えない状態)のことです。わかりやすくいうと男性性器が、たたなくなったり、たった状態を維持できなくなる症状のことです。いやらしく聞こえる方もいるかと思いますが、人が生きていくためにはとても大事なことす。

実際、男性においては自信がなくなったりうつ状態になったりする人も多く、慢性疾患の男性の3割くらいがうつ状態やEDに悩んでいると言われる位なのです。
医者にはなかなか相談できないし、まして女性の看護師さんには言い出せないしと悩まれることも多いのです。

具体的な症状はいろいろあります。
性欲はあるが勃起が起こらない
硬さが不十分
勃起状態が持続しない、抜けてしまう
こういった症状があればEDといえます。

パンフレットの説明では、1998年に行われた調査では50代60代の男性の半分はEDとなっていたそうです。年齢が高くなるほどに増えていきます。そう考えると糖尿病患者の数よりも多いと言えます。

そして実際に医療機関に相談できた方は、5%もいないのです。相談できない理由としては日常生活にさほど影響がない、困ったことがない、性行為に関心がない、恥ずかしいなどだそうです。

起こる理由や原因は人によって様々です。

EDを防ぐためには、心身の健康を保つことが重要です。生活習慣を健康に近づけていくことが何よりも予防につながるのです。
バランスのよい食生活、適度な運動と腹八分目で肥満予防、禁酒、節酒、ストレスをためないなどいろんなことがあるかと思いますが、できることからしてみることも一つです。

それでも、EDとなった場合は、近年では内服による治療薬が登場して、救われた患者さんも数多くいます。しかし、心臓の病気でニトロ系を使用している場合や他の持病がある方でも、飲めない場合もあるため、医師に相談しながら処方してもらうことが大切です。

内服薬が使用できない場合には、泌尿器科などの専門的な治療が必要となる場合もあります。

もし、EDかなと思われた場合には、医療機関に相談して、可能ならパートナーとも対話してみて下さい。
気になる症状がある場合は是非相談して下さい。

熱中症に注意して下さい 節電より調子を優先してください

2012年05月24日 | 日常生活について 肝臓に関連して
だんだんと暑くなる時間が増えてきて、熱中症の注意があちこちでされるようになってきました。
夏の節電を訴えるマスコミの報道も多くなってきています。くれぐれも、体調がよくないときには節電よりも体調を整えることを優先して下さい。体調を崩して治療をする方がよほど社会にとって損失になります。

熱中症の予防としては、具合が悪くなったら無理をしないがあります、もちろん具合悪くなっていることに気づかずに倒れる方もいるくらいです。
暑くなり始めが特に注意が必要で暑い日が繰り返され厚さに体が慣れてくると熱中症が起きにくくなってきます。

他人が気づくようになってたらまず熱中症です。その前に自ら休息、水分補給をすることを心がけて下さい。飲水制限を受けている方は必ず主治医に飲む量を確認するようにして下さい。

熱中症予防のためのこころがまえと対策
1.どんなに体力に自信があっても熱中症になる可能性があるという謙虚な気持ち
2.熱中症の初期症状をよく知る
 ボオッとする、だるい、気分不快、頭痛、腹痛、吐き気、下痢、手足のしびれなど
3.気軽に休息をとれる雰囲気作り

真面目な方が多いのでついつい頑張ってしまうそういう環境が多いかと心配です。できるだけ時間を決めてこまめに休むようにしましょう。

アルコールとのつき合い方 2011

2011年09月08日 | 日常生活について 肝臓に関連して
肝臓などのからだの状態がいい場合ですが、これまで
アルコールとのつき合い方として1日の目安の量を
ビール   中びん2本までか
日本酒   2合までか
ウイスキー ダブルで2杯までの1種類

と話してきてたのですが、最近、健康日本21という厚労省のホームページでいろんなエビデンスから以下のように変わっていることを知りました。このため、資料を作り直しました。

ビール   中びん1本までか
日本酒   1合までか
ウイスキー ダブルで1杯までの1種類
ってことでした。

女性は男性よりアルコールによる影響が出やすいこともわかってきていて、量はこれよりも少なめしましょう。

くれぐれも1日1種類の量ですので、3つを1日量にしないよう注意してくださいね。

北海道のパンフから B型 C型肝炎について

2010年06月16日 | 日常生活について 肝臓に関連して
【肝炎ウイルスにはどのように感染する?】
A型、E型肝炎ウイルスは主に食物を介して感染し、B型、C型、D型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染します。 B型・C型肝炎ウイルスの感染予防にあたっては、他人の血液に安易に触れないようにすることが重要です。
ただし、肝炎ウイルスは空気感染はしませんので、常識的な社会生活を心かけていれば、日常生活の場では 感染することはほとんどなく、次のような場合には感染しません。
肝炎ウイルスに感染している人と握手した場合
肝炎ウイルスに感染している人と抱き合った場合
肝炎ウイルスに感染している人の隣に座った場合
肝炎ウイルスに感染している人と一緒に入浴した場合 等

という感じで、うつらない行為として明記してくれていることは、ありがたいですね。
道のホームページはこちらhttp://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kak/kanentaisaku.htm
パンフはこちら
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/2EBEDD27-EC51-4B14-A43E-AD6ECCE8CCD3/0/20kanen001.pdf

07食事と運動

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
食事と運動、肝臓にいいのはと聞かれると、いろんな本もありますし、いろんな先生方の話もあります。
私が思うのは、普通の生活が、十分肝臓にいいという、肝臓自体は悪いものをよくするというすごい力がありますから、体が自然と欲しているものを自分で感じるように過ごしていけるのが一番なんでしょう。
と、書いてしまうと、何も言うことが無くなってしまいますが。。。

いろんな、仕事生活のパターンがありますから、力仕事して汗かく人たちは自然と水や塩分を欲していますし、私のようにほとんど頭しか動かしていないような生活であれば、ブドウ糖などの糖分などが必要となりますし、ただ、とりすぎることが無いように、ストレスなどがそのバランスを崩してしまう、そこが、いろいろ難しいなあと感じるんですね。

素直な気持ちを維持できて、自然と体が求めるものを食べていける。これが、人の望ましい姿なんでしょうかねえ。

06タバコと肝臓

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
タバコというと体に悪いのは知ってるんだけどという方がたくさんいます。
でも、吸ってしまう、吸いたくなってしまう。
肝臓に対してタバコは何が悪いのか、発癌物質のせいで、肝癌ができやすくなる、毒物がたくさん混じっているので肝臓の無毒化の力を借りることになって肝臓に負担がかかる。ってな感じで、悪い話をしていけばきりがないのです。

食後の一服は、肝臓にいく門脈の血流を減らしてしまい、肝臓が本来果たすべき役割を果たしづらくすることも知られています。

しかし、体に悪いと言うことを国が知っていて、タバコをたくさん売ってきた事実は、国民の健康を犠牲にして国の収入として考えてきたことといっても過言ではないので、そのために医療費が上がっていると言うことを無視して医療費を削減していく。なんとも、本末転倒です。

タバコを吸うという行為は依存症の一つで、自分の力だけで辞めると言うことはとても難しい。できる人はいますが、普通はそうそう簡単に辞められない。
少なくても、子供たちがタバコを吸いたくなくなるように教育だけはしていって欲しい。
吸い始めたら、国が責任を持って対応して欲しい、そう思う今日この頃です。

05アルコールとのつき合い方 肝臓病が無い人の場合

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
上手なつき合い方と書くと いろいろなつき合い方があるかもしれませんが、肝臓病がない方についてのことで、肝臓病がある人はもっと量が減ったほうがいいと言うこと、医師によって考え方は色々です。

私は、
ビールであれば大ビン2本までか
日本酒なら2合までか
ウイスキーならダブルで2杯まで のひと種類というのをよく使っています。
飲み始めるとこの量で済みませんというかたは、非常に危ない素質を持っていますので
アルコールから遠ざかることが必要です。

そして、休肝日(アルコールをとらない日)が次の日だからと前日にその日の分を飲む方がいたりするので気をつけてください。必ず一日の量だと、貸し借りはなしと思って気をつけてください。

これからも誘惑が多い季節、気をつけてくださいねえ。

04どうしてもアルコールが飲みたい人は

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
肝臓病と言うとアルコールだろうと思われる方が多いので、ウイルス性肝炎の方は非常に肩身の狭い思いをすることが多いです。肝癌の原因のほとんど9割以上はウイルス性であり、肝癌の方にアルコールのせいだと言うのは、ほとんど間違いなので気をつけてください。

そうはいっても、アルコールが肝臓に良くないというのは、国際的には常識となっているところです。どうしても飲みたいときに守っていただきたいことがあるので、日常生活の注意点として覚えていただければと思います。

まず一つは、眠れないときに飲むことはしないこと
これは、よく寝れないからアルコールを使うというかたが多いので、大変注意が必要です。アルコールは最初の寝付くところは良くなってきますので、よく眠れるとおもうひとが多いのですが、アルコールで眠るようになると、途中で目が覚めるようになります。決して自然の眠りではありません。だんだんと量が増える原因にもなりますので、安定剤や睡眠剤の方が体に良いという場合がほとんどですので、気をつけてください。

もう一つは、2日以上は続けて飲まない日を作ると言うこと
肝臓は48時間アルコールが無い状態が作れると、回復が非常に良くなると言われています。もちろん、多量に飲んでしまっては一気に肝臓が壊れることがあり、2日で足りないことがあることは想像できると思います。逆に量が少なければ問題がありませんが、習慣として2日以上の休肝日をつくることはからだにいい習慣と言えるでしょう。

03アルコール性肝障害 生活習慣から来る肝臓病

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
アルコール性肝障害は、そのまま、アルコールの飲み過ぎでなる病気。しかし、日本人は、欧米とくらべて、飲む量は少ないのになるんです。アメリカではウイスキーボトル1本なんて、へでも無い人がたくさんいるのに、日本人は4人に一人は飲めない体質なんです。日本酒3合10年でなると言ってたりもしました。

アルコール性肝障害で、問題となるのは依存症となる場合、社会的にも問題となっている場合が多く、まじめな人ほどなりやすいと言われたりもします。アルコール依存症は、アル中といわれたりもしていましたが、中毒というより依存があるという意味で慢性的な病気です。自分の意思でお酒がやめられるとか、仕事ができるからということで依存症でないという診断にはならず、体をこわす状態であるのに、休むことができないということで診断がされます。専門医にかかり、少しでもあるコールから遠ざかる生活を心がけなければ、命に関わることが多い病気です。

眠れないからと、アルコールを飲むことはアルコール依存症への第一歩となることも多いため、寝る前の寝酒はやめるべきで、どうしても眠れないときは、睡眠剤を飲む方が体にはいいとも言えるのです。
アルコールを用いて寝るクセをつけていくと、最初は眠れるようでも夜中に目が覚めるようになってきます。この症状がある時は、アルコールの量を増やすことでさらに途中で目が覚めるようになり、眠れなくなっていきますので、きちんと受診して睡眠薬をもらうことをお勧めします。

たばこと同様、アルコールも体に害のある食品として認識されてきています。

写真は、アルコール性肝硬変の患者さんの腹腔鏡写真です。肝臓がでこぼこが強くなり、壊れては治りを繰り返している肝臓です。肝表面に白く見える線状の変化は線維化といって肝臓が硬くなる変化を起こしている部分です。

02NASH 非アルコール性脂肪性肝炎 生活からくる肝臓病?

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
最近、脂肪肝といってたものの中に、進行性の肝炎があることがわかってきました。1980年のアメリカの病理学者が命名した報告をよく引用しています。アルコールを飲まなくてもこのような肝炎が起こると言うことは原因などの病態ははっきりとしていませんが、生活改善により良くなることが報告されるなど、生活習慣病としての側面が強調されています。

非アルコール性脂肪肝炎と日本語では訳しています。メタボリックシンドロームとからめて、色々と治療法を検討してきているのが現状ですが、基本的には、糖尿病の方の運動や食事療法、薬物療法が参考になっている側面が強いです。
日本でも患者が数が増えてきていて、学会などでも取り上げられ、最近はガイドラインが作られるなど対策が強化されてきてます。

01脂肪肝 生活からくる肝臓病

2008年01月10日 | 日常生活について 肝臓に関連して
脂肪肝についてのスライドです。

脂肪肝ってなんだろう。肝臓に脂肪がついた状態というと、なんだかわかったような気がしますが、皮下脂肪のように肝臓を取り囲むような脂肪の付き方ではありません。肝臓の細胞のなかに脂肪が蓄積して、全体に脂肪分の多くなった肝臓の状態を言います。フォアグラはガチョウやカモの脂肪肝を食べているのです。

脂肪肝は、食べすぎ、運動不足、肥満、アルコールなど体に栄養が多い状態になりやすいと言われます。その他薬の副作用などでもなることがあったり、ほかの肝臓病のなり始めだったりします。しかし、経過を見て普通の脂肪肝と診断できるものは、生活習慣病の一因となる生活習慣を持っている方に起こりやすく、食事療法や運動の改善を試みて、糖尿病や高血圧などのメタボリックシンドロームに移行しないよう努力する必要があります。

症状はほとんど無く、健診などで肝機能障害やエコー検査で指摘されることで見つかることが多いです。

健診などで脂肪肝といわれたら、まず食べすぎ、アルコールを休み、体重が減るように努力してみてください。ここで大切なのは偏った食生活はかえって脂肪がつきやすくなることがあるので要注意です。バランスよく減らすようにしてください。そして、肝機能の状態やほかの病気が隠れていないかを受診してチェックしてもらいましょう。

脂肪肝自体は肝不全になるような病態ではなく、肝癌の発生もほとんどありません。あとで出てくるナッシュといわれる脂肪肝炎はそうではないので注意が必要です。肝炎が疑われる場合は、腹腔鏡検査や肝生検が必要となる場合があります。