BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

レベル高いです。

2012-06-28 14:43:24 | Weblog
もう30日を切りました。その時期のこのUSA選考会。

時期的なことも選手を左右するのか。面白い結果が、まだ途中段階ですが、見えます。

予選のレースでは、泳いだ全選手(3日目)の23.4%しかベストタイムを記録した選手がおらず、これはレース毎に換算すると、2、3人しかベストを出していないということになります。もちろん、セミ、フィナルに備えることもありますが。。。
しかし、さらに、興味深いのは、3日目の予選では、346全選手が泳いだ結果、そのうち42%(146選手)がオリンピック選考会の制限記録よりも遅くタイムで泳いでいるということです。
これからみると、強い選手の活躍が目立っていますが、今回のUASの選考会の全体的レベルは相当低いと言えるかもしれません。こういう結果をふまえると、USAの選考会の時期の新たな検討が必要となるのかもしれませんね。

ちなみに、3日目の各イベントとその割合を以下に示します。

Women's 200 IM
113選手中、21名のみがベストタイムを記録(18%)
55選手が制限記録よりも遅く、48選手がエントリータイムより遅いが制限タイムよりはまだ速い

Men's 200 Fly
134選手中、47名のみがベストタイムを記録(35%)
44選手が制限記録よりも遅く、48選手がエントリータイムより遅いが制限タイムよりはまだ速い

Women's 200 Free
99選手中13名のみがベストタイムを記録(13%)
47選手が制限記録よりも遅く、42選手がエントリータイムより遅いが制限タイムよりはまだ速い


これをどうとらえるのか?

とにかく、私は本番でUSAがどれくらい高いレベルで、どのような成績を残すのか?そっちの方が気になります。