るーたんの日記 ~part2~

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

2020.6.7日本百名山『甲武信ヶ岳』のシャクナゲ🌸

2020-06-12 21:50:34 | 日本百名山

登山の自粛解禁!ということで、歩き始めました。

今回は、見ごろのシャクナゲと、もう一つのミッションを掲げて『甲武信ヶ岳』。

山梨県内で挑戦するのが良いのですが、西沢渓谷からの日帰りは標高差がありレベルが上なので、

今回は2年前と同じ、自宅から隣の県の毛木平からとしました。

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当日のYAMAPの記録はこちら

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前回よりは30分も遅れて7:30出発。自粛もあって、駐車場は1/3くらいかな? 県外ナンバーも半分くらい。

今回も千曲川の源流から山頂を目指し、体力と時間が大丈夫なら十文字小屋経由で下山という計画です。

YAMAPから登山計画書を提出し保険にも加入。ココヘリ起動!! すでに標高は1460m。

まずは2時間半で「ナメ滝」を目指します。広めの登山道をゆっくり登っていきます。

緑が増して来て、左に川が…

ナメ滝です。1時間45分。約400m登りました。

ここまでで出会ったお花。

アカフタチツボスミレなのか。でも葉っぱがほとんど赤というのもたくさん!!

葉っぱだけだけど、深山すみれの斑入りの葉っぱ。来年はお花のころに来てみたいな。

 

ここからは、やや山道らしく狭くなり、この左の川の源流に向かって…次の目標は千曲川の源流」。1時間くらいかな?

狭くなってきます!

千曲川の源流。この川の下流で、昨年は大きな大風の被害がありました。やはりこちらも被害はあったようです。

ようやく、あと900mというポイントに到着しましたが、この900mが長かった!!

源流はもうすぐです♪

深山すみれ

キバナノコマノツメ

タケシマラン

コチャルメラソウ

小さな花にも会えました。

きれいな苔の森。

千曲川信濃川の水源。

美味しい水をいただきました♪ 冷たくておいしいんです。2211m。3時間かかりました。10:30。

ここから稜線に上がる間、30分がきついんですよね。

でも稜線に出てしまえば、あと25分のコースタイム。

いつか歩いてみたい、金峰山からのこの稜線。いつか!!

こんな稜線を抜けると…

最後はこんな岩場。

4度目くらいの甲武信ヶ岳。2475m。日本百名山であり山梨百名山でもある。11:30。4時間かかりましたが元気です!標高差は1000m。

名前の通り、この山は山梨県の「甲斐」、長野の「信濃」、埼玉の「武蔵」。3県にまたがる山という名前の由来。 

自粛太りからの、歩き不足も考えると、同じペースで歩けたので、まずまずかな?!本当なら右奥に八ヶ岳が見えるけど、今日はなし。

軽くお昼を食べて、今回のミッション。『甲武信ヶ岳』のバッチがなかったので、400mかけて下ります(;^ω^)11:50.

今回の後ろ姿…

山頂には人が多かった(10人ぐらい?)ので、下り始めて撮りました。

正面は「木賊山」かな。伸びるは徳ちゃん新道かな?

初めて訪問の「甲武信小屋」。きれいですね。外にはバイオトイレも。予約で新しいスタイルで営業していました。

私はここでバッチをゲット♪ 実は買いそびれていました。本日のミッション達成!!

そして・・・十文字小屋へのルートへ向かって、山頂ではなく、トラバースしていきます。

無事に山頂からのルートに合流。この余計な行動が、後半の体力に影響しないことを願うばかりです。12:30。

登りの水源から上部では、バイカオウレン。

こんなボケていると判別しにくい。ウスギオーレンなのか?コセリバオウレンなのか?!

こけなのかな?

ダチョウゴケが所々に…

 

森のコケにもいろいろ…コオイゴケ?

なかなか登り返して…

埼玉県の最高峰「三宝山」2483m。13:30.

ようやく尻岩。何度かの小ピークをアップダウン。展望はない。ちょうどここが甲武信の山頂と十文字小屋の中間くらいかな?

ようやく振り返った眺め。三宝山と甲武信ヶ岳かな?

ようやくシャクナゲが出てきました♪ 濃いピンクでかわいい❤

前方に祠のある岩山。これが登れない「武信白岩」だと思われます。

ここからあと大山まで1km。長いし、飽きてきちゃいますね(笑) 油断しちゃいけません!!

どうにか大山、2225m。15:00。ここでご夫婦に遭遇。私もここでやや長めの休憩。

ずっと三宝山から独りぼっちだったので、人に遭遇し嬉しいのですが、ソーシャルディスタンス…

この先も長いので、ここからはシャクナゲも期待しつつ、急ぎます。

今年はすごいという年ではなかったみたい。でも自粛でしたから、こんな景色は最高です!!

十文字小屋。もう15:30すぎなので、写真だけ撮らせていただきました。

エンレイソウ

シャクナゲに囲まれた十文字小屋

小屋周辺がちょうど見ごろ過ぎ始めたくらいでした。手入れがされて、また来たい静かな小屋ですよね。

周回しないで、ここだけピストンで訪問するのも良いですよね。

この先も心配なので、急ぎますかね。久々の長距離も今のところ大丈夫。この先の下りが急なんですよね。

そうして、あっという間に水場ポイント。ここまでくれば、斜度は緩やか。

何か所か、ルートが昨年の台風の影響で荒れてう回路にもなっていますが、わかりやすく整備されています。

ご注意ください。

最後に立派な橋の下に千曲川を眺めたら…朝の道に合流です。

駐車場に戻ったら最後の2台目。Σ(・□・;)17:00着。9時間30分。16km。

周回しなければ7時間くらいで戻れると思うけど、周回することで森に癒され、シャクナゲも堪能できたから良しとします!

逆の歩きの方が下りが多くなって、早く歩けるのかな?…妄想…

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そして…おまけに

ベニバナイチヤクソウの群落もなかなかですよね。

間に合ってよかった💛

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4回目の甲武信ヶ岳。なんと、周回は3回目。ピストンが1回。そしてすべてが毛木平からです。

ここは快晴だと稜線に出て眺めが良いんですよね。

前半は森の中で涼しいし、水源の水はもう感動の美味しさと冷たさです。

また何度でもあるきたい山の一つです。ひそかに、今度は逆周回をしてみたいなと思います。

そしてすべてが、6月・7月なので、秋も良いんじゃないかなと思いますので、季節も変えて訪問したいですね。

でも…本当は、地元の瑞牆山から縦走し、金峰山を越え、雁坂あたりで下ってみたいところです。妄想は広がります(笑)

コメント (2)
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