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Mamieのフランス留学日記 世界盆栽大会

2017-04-29 23:07:44 | 日記
昨日、フランス人の友人と、埼玉の世界盆栽大会に行って来ました。

大宮の先の土呂と言う駅で降りると、駅構内に、盆栽大会の案内をしてくれるボランティアの方達がいらして、パンフレットや地図をくれて、詳しい内容や周り方までアドバイスしてくれます。

この土呂の駅の側に盆栽美術館があり、その周りは盆栽村で、そこから武蔵一宮氷川神社と言う所でも盆栽展があり、その次に埼玉アリーナで日本の盆栽水石至宝展をやっているそうです。
そしてかく展覧会へは、無料のシャトルバスで行ける事まで教えてもらいました。

駅から出ると又人がいて盆栽美術館までの行き方を教えて下さる上に、記念写真を撮って下さったり、駅前の盆栽の説明や美術館で観られる盆栽の説明までしてくださいました。

駅前にあるプレートです。

盆栽美術館に着くと入り口から大きな盆栽が並び圧巻です。
私は盆栽ってザザエさんのお父さんがいじってる様な小さな物だと思っていましたが、美術館にはゆうに1メートル以上ある様な盆栽ばかり並んでいます。


館内は撮影禁止でしたが目玉と言われるひぐらしと言う名の盆栽や、安倍首相や、岸元首相が所有していた盆栽などもありました。
どれもひとつひとつ立派で、250年とか600年とか生きてきている物です。
ガイドの方の話で盆栽を下から見ると、又まるで違う世界が見えると言う事でした。

氷川神社やアリーナでは、写真撮影が出来たので沢山撮って来ました。
確かに下から見ると、本当に大きな森の中にいる様なんです。
一本の盆栽の中に大きな宇宙が広がっていく様です。
これが盆栽なのか、と改めて感じました。
一人や二人の力ではとても出来上がらない、長い年月と多くの人が心を込めて世話をしてやっと出来上がり、育って行く物なんですね。
自分の全く知らない世界がそこにはありました。

枝が白いのは、年月が経っているからだそうです。

ツツジもこんな風に綺麗に咲きはじめていました。

もはや芸術です!

新緑が綺麗で下から覗くと本当に森の中にいる様です。思わず思いっきり深呼吸したくなります。

気付くと、アリーナの展覧会会場には、随分外国の方々が多かったです。
最近盆栽が海外で人気だと聞いてはいましたが本当なんですね。
皆さん真剣に見てらして、道具を買われる方もいましたし、あるスペインの方は小さい盆栽を買ってました。友達がフランスには持って帰れないけと、スペインは良いのかとフランス語で聞いたら、スペイン語で大丈夫だと言ってたみたいです。

スペイン人、ドイツ人、アメリカ人、インド人、本当に色々な国の人がみえてました。

この盆栽世界大会の事もフランス人の友達に聞かなければ知りませんでした。
彼女は、お姉さんが盆栽に興味があって日本に行くなら道具を買って来て欲しいと頼まれて、ネットで色々調べているうちにこの盆栽世界大会を知ったそうです。

結局、フランスにいるフランス人に教えてもらった様な物です。
自分の国のこんなに素晴らしい芸術を全く知らないなんて、もったいない事ですね。
もっと日本の素晴らしさを知らなくては、と思う一日でした。