マップを見ていて「石・岩・巌・磐」などの文字が神社名や地名に使われていると、どうしても気になって行きたくなってしまうのが巨石フリークの悲しい性でもあります。
今回紹介する一社もマップを見ていてどうしても気になり訪れたそんな一社でもあります。
石宮神社は、JR中央本線塩崎駅より車で西へ釜無川を渡って5㎞ほど行った場所に鎮座しています。
以前より思っていたことですが、山梨の鳥居で良く見かける一基ですが笠木と島木が柱の上から鋭角に反っています。他の地域で観る鳥居は、反りのカーブが緩やかですので、当時県内の石工同士が手本にするような設計図みたいなものがあったのかも知れません。
振り返れば、うっすらと富士山のシルエット
手水鉢
石碑
拝殿 狛犬はおりません。
拝殿内より本殿を望む
唐破風屋根が印象的なの本殿
本殿の向きは南東方向 富士山方面へ向いています。
本殿を斜めから
祭祀:石凝姥命
由緒:創立年月日不詳なるも、社記に、永禄、慶長の番帳に記載しあり、甲斐国志に黒印神領二石五斗三升、社地千五百坪とあるを以て、百四代後奈良天皇の御宇享禄年間創建せられしならん。当地は往古御勅使川の氾濫地域なりしため御祭神を祀り、産土神として、災害防除として里民の尊崇厚し。(山梨神社庁より)
石宮神社 案内板
本殿背後ある磐座 幅3m 高さ1.8m
由緒には、特にこの岩のことは触れられていません。
社名の由来となったとあるだけです。
背後より 幅3mとの事ですが奥行は、結構ありそうです。
左側面より
前面から
祭祀不明の石碑と小祠群
由緒に寄れば、天神社、蚕神社、稲荷社などが祀られている様です。
丸石神 道祖神社
昔から御勅使(みだい)川の氾濫地域だったことから災害防除の産土神として創建したと由緒は伝えています。
【マップ】
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