先日訪問したキリンビール工場からの帰路
実は今まで詣出たことがなかった川崎大師へ急遽思いつきで参詣しに行ったその帰り。
京急川崎大師駅前で「確かこの近くに”ピンクの◯ん◯の神輿”が街を闊歩するお祭りで有名な神社があったはず。」と、唐突に思い出し興味本位が優先し訪れた金山神社の紹介です。
金山神社へは、京急線川崎大師駅前から徒歩5分ほどで到着です。
そもそも金山神社は、こちらの若宮八幡宮の境内社になります。こちらの祭祀は、ちょっと珍しい応神天皇の親神様”仁徳天皇”別名 大鷦鷯尊 ( おおささぎのみこと)さまをお祀りしています。
まずは、遠目から見てもちょっと怪しすぎる絵馬殿から。
いきなりの奉納◯◯ぽの行列^^;
そもそも護猿(ござる)とはなんぞや?三猿の他に後ろと前を隠してる猿がそうみたいです。絵馬の右側には「悪しきを去る(さる)ことにより病気から身を護り恋を護り夫婦を護り家庭を護り子孫を護りましょう」と、あります。
この文書を読んでわかりました。ようはAIDSに、かからないために(えっちを)せざる。させざる。と、言う意味合いなんですね。今となっては、必ずしも怖い病気ではなくなりましたが当時としては不治の病で恐ろしい病気として報道されていた記憶があります。
天井には七福神が描かれているようですが良~く見ると…、^^;
ここならではの願掛けされた絵馬の数々 外国の方もチラホラと。
中央には、デーンと鉄製の◯ん◯と鉄床が鎮座
そして社殿の周囲には、御神体を象った立派なち◯◯が奉納されています。
こちらが社殿となります。八角形のちょっと変わった建物です。
中央のエンブレムには、剣と鎌と鍵を組み合わせた「水」の絵文字
ご神紋
拝殿内部の様子 鍛冶屋の炉と祭壇が見えます。
祭祀:金山比古神(カナヤマヒコノカミ)・金山比売神(カナヤマヒメノカミ)
由緒:
俗称かなまら様と呼ばれ、鍛冶屋と性の神とされる。
大正時代に現在の京急川崎大師駅東踏切付近から当神社境内に御遷座。伊邪那美命が火の神カグズチをお産みになり下半身に大火傷を負った時、この二柱の神が看病したとの伝説によりお産、下半身の病気の守護神ともされた。またこの神は鞴(ふいご)祭の神でもあり、鍛冶職人や金物を扱う会社等により、毎年神前にて祭事(鞴祭)が行われる。また川崎宿の飯盛り女達からお金を造る神、性病除けの神として信仰され、現在では子授け、夫婦円満、商売繁昌の神としても全国から信仰を集めている。
この金山神社社殿は平成十一年の御建て替えにあたり鉄をイメージし、外側を鉄板で覆い黒一色の一辺約三mの正八角形、高さが八mの吹抜けでおよそ一般的にいう神社とは異なる、個性的な社殿となった。
内部の造りも異色で床の半分を土を固めた土間として仕切り、正面中央部に鞴と炉を置き、金床を埋め込んで鍛冶屋の作業場を再現してある。
今日では金山神社例祭(かなまら祭)のおおらかな雰囲気から、特に外国人に人気があり「ウタマロフェスティバル」として大師の風物詩となっている。(引用 金山神社(俗称かなまら様)Facebookページより)
ある意味 場所柄「製鉄の街・歓楽街」としてあるべきしてここにある神社なのでしょうね。
ここは、毎年4月の第2日曜日に開催される「かなまら祭り」で世界的にも有名になりましたが、普段は静かでとても清々しい場所でした。
御朱印をお願いして待っている間ここへ興味本位で訪れたことに、ちょっと後ろめたさを感じながら神社を後にしたのでした。
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