Rumika's Diary

Rumika NozakiのDiary

愛を乞うひと

2009-02-11 13:51:25 | Weblog
昨夜はBSデジタルで放送された、1998年公開の日本映画「愛を乞うひと」を見ました!母親が見ていたんですが、かなり話題になった映画だったので題名だけ覚えておりました。

あらすじはネットより引用させていただきますと「幼児虐待という凄惨な記憶から逃げていた娘が50年のときを経て再び過去に対峙する、母と娘の愛憎を描いた人間ドラマ。母親から受けた凄まじい虐待という幼児体験から、母を捨て、過去を心の奥に封印してきた照恵。自らも母親になり、一人娘も成長した今、照恵は幼い頃死に別れた父親の遺骨を探す旅に出る。その過程で蘇る壮絶な過去の記憶。やがて、照恵はいまも生きている母・豊子に会うことを決意する……。子どもへの虐待シーンが凄まじい。」(allcinema Movie&DVD Databaseより)

とまあかなり重いテーマを扱っておられます。最初、私も「あ、あかん、こんなん見てたらまたうなされて眠れんようになってしまう!」と思ってお風呂に入る支度をしつつ、ストーリーが面白いのでついつい見てしまい(というか釘づけになります)もう最後の方は号泣寸前までの涙と鼻水をティッシュで押さえながら見ておりました。(鼻が詰まりました。。目はもう真っ赤で腫れ腫れーー;もうちょっとで声をあげてうわぁ~~~と泣いてしまう所でした。。横に母がいたので恥ずかしくてできなかったけど。。)

いや~素晴らしい映画です。こんなけ感動したのは初めてかも。。。数々の賞を受賞してる作品でもあります。是非一度見ていただきたい作品です。特にカウンセリングや心理学関係の勉強してる方にもお勧めです。(ただトラウマを抱えてる方にはきついかも・・)私自身も家族や親子の問題で非常に苦しんできましたし、解決できない問題というのは存在すると思います。それとどう向き合って、受け入れて生きていくのか、この映画からはそんなことも考えさせられました。

非常に重いテーマではありますが、でも最後は希望が感じられる作品です。(現実はもっと厳しいと思うのですが)生きていく希望を失いかけている方にも是非見ていただきたい。今まで見た映画で最高傑作だと思いました。
コメント
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