雇用不安

というか雇用情勢の悪化が加速化してますね・・もともと私の世代は「ロスト・ジェネレーション」とか「失われた世代」とか言われてて、超就職氷河期世代なんですね。同年代の人達はそれまでは就職率の良かった学校出身でも、また男性でも何十社と面接を受けても受からなかったり、という話をよく聞きました。今は学生さんの内定取り消しや非正規雇用者の突然の解雇が大問題になってますが、同世代や私より若い人たちが突然、仕事も住居も失ったり、というのはなんともやりきれない思いですし、とても他人ごととは思えません。

私自身は両親に本当に申し訳なく、自ら選んでずっと非正規雇用で様々な職場で働いてきました。そんな中でも、働くとは人生においてどのような意味を持つのか、仕事と生きることの意味など、いろんなことを考えさせられましたし、多くのことを学ぶことができました。同時に仕事や働くことの重要性も、それが精神や肉体、生活に与えるものから、はかりしれないものを感じました。なので昨今の雇用不安や職場のメンタルヘルス問題、格差の問題など、他人ごとだとは思えないのです。

恐らく多くの同世代の人達は雇用形態にかかわらず、昔とは違って「即戦力」として結果がすぐ求められるような働き方を、入社してすぐに要求されてきたと思います。長く続いてきた厳しい雇用環境の中、この不景気による雇用情勢の悪化・・少しでも事態が好転するのを願ってやみません。私も収入が少ないとか不平を言っていてはいけませんね（－－；　お仕事があるだけで（しかも自分の能力が活かせたり、接客も好きだし）本当にありがたいですね。でも将来的には本当に、なんというか、精神的にダメージを受けてしまった方や心理、産業、あと御縁があれば国際関係でもお役にたてるお仕事に関われたらなあ・・と思いながらいろいろと準備を進めてる今日この頃です。。変化の激しい時代で、自分に何ができるのか、何がしたいか、真剣に考える日々です。。