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ピンクタンクの符瓊音、再登場!

2011年01月24日 21時00分18秒 | 芸能

符瓊音は1984年生まれでマレーシアの出身、英語名、ミーア・フーです。20101217、ミーア・フーは10曲入りのセカンド・アルバム、“很久没哭了(泣くのが久しぶり)”をリリースしました。メイン・トラックでタイトルソングの「很久没哭了(泣くのが久しぶり)」をはじめ、爽やかなミディアムチューン「有你才完整(あなたがいてこそ)」、または肺活量が大きいことで、鉄肺王子という異名を持つ実力派男性ロックシンガー、楊培安(ロジャー・ヤン)とのデュエット「不能等(待てない)」などが収められています。 

恋愛で傷ついた女性の切ない気持ちを描いたり、どんなに相手を愛しても報われないようであれば、そんな恋をあきらめたほうがいいとアドバイスしたりするなど、都会で生活する男女の恋愛の模様を表現したバラード中心の一枚です。これらの歌をレコーディングするとき、ちょうど彼女自身が恋のことでスランプに陥っていたため、アルバムのデモテープを聴いただけで、彼女は泣いてしまったそうです。「恋の世界では、私は冷戦が一番怖いです。話をはっきりさせるために、時々喧嘩はしていますが、冷戦して互いにつらい思いをさせるようなことだけはしたくありません」というのがその恋愛観のようです。

台湾の人気オーディション番組、“スーパーアイドル”出身の実力派ですが、決勝戦で風邪がひどかったらしく、声が裏返ってしまったことや選曲がよくなかったなどということであまり実力が発揮できなくて、僅差で2位に終わりました。パワフルな歌声に厚みがあって瞬発力も見せてくれることから“ピンクタンク”という別名がついています。試合で2位となったものの、あるレコード会社が彼女の歌唱力を見込んで、彼女と契約を交わしたのがきっかけで、芸能界入りしました。 

20093月、自分と同じオーディション番組に参加した同期の仲間たちと一緒に歌ったコンピレーションアルバムを出したあと、6月には正式に歌手デビューし、ファースト・アルバムの“粉紅點唱機(ピンク色のジュークボックス)をリリースしました。粉紅の二文字は北京語では、ピンクという意味で、女性を代表する色とされています。點唱機はジュークボックスの一種です。内部には数百から2000枚程度のレコードが内蔵され、硬貨を入れることで任意の音楽を演奏させて楽しむことができます。ミーア・フーのファースト・アルバムは、リクエスト率の高いヒットソング12曲を集めたカバー作なので、そんな名前がつけられたのではと思います。 

新人歌手の多くはスタジオでレコーディングするとき、自分の声がはっきり聞こえて、上手に歌っていない部分が目立つと感じるそうです。また、スタジオで自分の歌声を聴いていると、歌が下手だと感じてしまう人も多いようです。しかし、ミーア・フーの場合、「まるで水を得た魚のようだ」といわれています。彼女自身も「スタジオで歌うより、ステージ上で歌うほうが緊張します。ですから、私はレコーディングするのが大好きです」といっています。まるで歌の上手なマーメイドみたいですね。 

ある台湾のベテラン音楽人が、ミーア・フーの歌唱力について“この15年来、自分が携わった歌手の中で一番歌がうまい人”と絶賛しています。しかし、彼女はデビュー当初、ちょっとふくよかな体形でしたので、オーディションで優勝できなかった原因のひとつにそれがあると言っている人もいます。本当かどうかは知りませんが、芸能界ではありがちな話かもしれませんね。とはいえ、この2年来、ミーア・フーは体重の減量に励んできました。その結果、15キロもやせて、今は48キロとなっているそうです。今回のアルバムに使われた彼女の写真はなんとなく、自信に溢れているなと思われるのがそのためでしょうか。(00



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