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台湾各地の「摩天楼」はどのくらいノッポ?

2010年05月15日 01時38分08秒 | 台湾観光旅行

(世界二位とは言え、今も台湾のシンボルとして観光客をひきつける「台北101」。写真は2005年のオープン当初時。今ではエコロジーの潮流に合わせて全体をライトアップすることは稀になっている)

台湾のシンボルといえば故宮博物院やウーロン茶、小籠包や美味しいトロピカルフルーツなどがあるが、ここ数年、海外からの観光客が必ず訪れるのが元・世界一高い高層ビルの台北101(タイペイ・ワンオーワン)だ。101階建てだから「101」、高さは508メートルで、今年1月、ドバイのハリファ・タワーに抜かれるまでは5年あまり世界一高かった。

それでは台湾には他に高いビルはないのか?各地方の「摩天楼」はどのくらいの高さなのか?最初に思いつくのが南部の大都市、高雄市にある「高雄85」。高さ378メートル。実用階数では347メートルで世界でも16位だという。85階建てで展望台は74階にある。高雄市といえば港町。この建物は海のそばに聳え立っており、台湾本島の西南の海を望める。また、このビルにはホテルも入っているので(台北101には無い)宿泊の楽しみもある。

(南部で摩天楼といえばこれ。高雄市の「高雄85」。真ん中が空洞のデザインは、「高雄」の「高」の字を取り入れたといわれる)

台北市を取り囲むドーナツ状の台北県では中和市にあるマンション「摩天東帝士大楼」(「大楼」とはビルのこと)が41階建て(151メートル)で最高。北部の港湾都市、基隆市では「麗栄皇冠大楼」が33階建て138メートルで、32階にあるレストランから港が一望に出来る。

中部の台中市では「ホテル・ワン(亜緻飯店)」が47階建てでトップ。高さは176メートルで、46階のレストランは中部最高の見晴らしだ。台南市は駅のそばにある「香格里拉台南遠東大飯店」で38階建て、高さ140メートル。最上階のレストランからは360度が展望できる。

(台北県中和市にある摩天東帝士大楼。前に立つとその大きさにびっくりする。写真ではわかりにくいが、中央、左右の三棟からなる)

これら主要都市に比べて地方になると、スケールがぐっと小さくなる。例えば台湾海峡のほぼ真ん中に浮かぶ島、澎湖で最も高い建築物はマンションの「龍行新城」。14階建てで48メートル。また、中国大陸にきわめて近い場所にある台湾海峡有事の際の最前線、金門島では「向上領航大楼」で11階建て35メートル。10階には「十階」という名前のレストランがあり、金門一ロマンチックな夜景が楽しめるという。そして、もう一つの最前線、離島・馬祖で最も高いのは6階建て!別名「大同之家」と呼ばれる「馬祖綜合福利大楼」。高齢者養護施設と託児所で高さは21.7メートルだという。
台北101はすっかり台北の景色に溶け込んでしまっているが、地方で暮らす人たちにとっては都会の高層ビルはやはり驚きの対象なのだろうと改めて感じるのである。(U)

 



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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (4でn)
2010-05-16 19:33:29
はあー
ちょっと中国的な綺麗なビルですね
香港じやなく台湾にこんなビルがありますか
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